TSSの保証認定
モービル機が1台増えたのでTSSに保証認定願いを提出し、4月から補償認定料が1,500円から一気に2,000に値上がりしたために、一気に33%も補償認定料が値上がりしかことに関して、ちょっと納得できないような気がしますが、2,000円の為替を同封しました。JARLが保証認定をTSSという一企業に丸投げしたことに関しての経緯は、原JARL会長との関係も取りざたされ、鳥取のQSOビューロへのQSLカード転送業務丸投げと伴に業務委託決定までのプロセスがJARL会員にはよく知らされずにJARL理事の意向でそういうことになったようです。まあ、そのときにJARL会員だったわけではないので、とやかく言う権利はありませんが、閉鎖的なJARL理事の承認で補償認定料が3割も値上げされた事に関しては、事前になんの了解事項もなく、ある日突然1,500円から2,000円に一方的に値上げという知らせがJARL NEWSに出てそのまま実行されてしまいました。それも国家試験の受験手数料や国家試験免許申請手数料値上げに連動して4月1日からの値上げということで、まさに「便乗値上げ」の臭いが拭い切れません。「昔と違って開局件数も減る一方で、補償認定料収入もじり貧になってしまい、TSSからこのままでは業務委託を返上せざるを得ないと言われたので、国家試験手数料が改定されるのがいい機会だから、補償認定料も500円の値上げを認めてくれ」と原会長が理事会に持ちかけたかどうかは知りませんが、近からず遠からずという所でしょうか。新しい技術適合認定機種を総合通信局宛に直接、変更届けを出す人は補償認定料がいくら改訂になっても関係ありません。総通局に変更届を出す場合に関しては、手数料がまったくかからなく免許送付用の切手80円分だけが費用負担だからです。ところが昔の無線機を手に入れては自分で調整し、保証認定を必ず取って総通局からまじめに1台1台変更受理を受けている身にとっては500円の値上げもバカにならない訳です。今まで取った保証認定の台数は2年間で7台にも登ります。それに800円もするJARL販売品の変更届用紙も、最初の2回はそのまま買いましたが、あとで補償認定料振り込みは為替同封でよいということがわかって、コピーの申請書を使い続けてます。「補償認定料収入がじり貧」ということに関しては、免許状上で周波数割当があれば、あとから無線機がいくら増えても変更申請書を出さない「包括免許状態」の無線局がいかに沢山存在するかということもありますね。もちろん「4アマでは登録できない無線機」を使っている無線局は、一度使うことの出来る周波数割当の免許状を取った限りは、無線機が増えてもまじめに変更申請なんかするわけが無いでしょう。そこの所だけを法令遵守する訳がない、間違いない(笑)実質的に「無線機はゴロゴロしているのに申請上は2台しか登録されていない」というような無線局が殆どかもしれません。特にそういう局は4アマ局が多いんじゃないかなというのは偏見かも知れませんが、4アマ講習会では修了試験に関することだけやって、無線機の申請の仕方とかそういう実務的な講義はありません。知っている知識といえば「免許を申請して免許状取得しなければ運用してはいけない」「免許状に記載された範囲外の出力、周波数で電波を出してはいけない、ただし遭難通信を除く」ということくらいだと、「無線機が増え同じ周波数帯しか出ない場合でも変更届を出さなければ使用することが出来ない」ということを根本的に知らないのかもしれません。免許状さえ取ればその周波数で自由に交信できると思っている局が大半でしょう。もしくはコールサインだけ取って、実際の交信では特定の仲間としか喋らないから実質的にアンカバ状態で包括免許状態のトラック。移動局で家族で共用の機器を使用する登録をしている訳でないのにも係わらず、他人が1台の無線機のマイクの貸し合いで別コールサインで交信してくる無線局。アンテナのいい友人宅でコンテストに自局コールサインで参加する普段はモービルオンリーの局等、我が無線研究所の周囲にも色々な局がいますけど、その感覚がだんだん麻痺してくると、4アマ資格で免許状が降りない100W機、200W機を平気で使う所までエスカレートしてしまいますし、回りがみなやっている事だから自分もかまわないということになりますが、電波法令を理解していくと、そんなこと恐ろしくてやってられません。TSSの補償認定料の値上げを考える前に、実質包括免許状態の是正を考えるべきなのに、ネガティブな対応しかできないJARLに上意下達の官僚主義がまた見え隠れしてきました。
昨日保証認定受理の通知がTSSから届いてましたが、従来は通知だけなら80円で済む切手を、わざわざJARL入会パンフレットとJARLカード申込書、振り込み用紙を同封してくることによって10円高い90円切手を貼った返信用封筒を要求してきたTSSでしたが、補償認定料値上げとともに郵送料はTSS持ちになりました。しかし、JARL入会関係の用紙は薄い物になって郵送料80円のボリュームになったのは何でだろう?(^_^;)
| Permalink | 0
| Comments (0)
| TrackBack (0)
Recent Comments