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December 25, 2004

TSSの保証認定

 モービル機が1台増えたのでTSSに保証認定願いを提出し、4月から補償認定料が1,500円から一気に2,000に値上がりしたために、一気に33%も補償認定料が値上がりしかことに関して、ちょっと納得できないような気がしますが、2,000円の為替を同封しました。JARLが保証認定をTSSという一企業に丸投げしたことに関しての経緯は、原JARL会長との関係も取りざたされ、鳥取のQSOビューロへのQSLカード転送業務丸投げと伴に業務委託決定までのプロセスがJARL会員にはよく知らされずにJARL理事の意向でそういうことになったようです。まあ、そのときにJARL会員だったわけではないので、とやかく言う権利はありませんが、閉鎖的なJARL理事の承認で補償認定料が3割も値上げされた事に関しては、事前になんの了解事項もなく、ある日突然1,500円から2,000円に一方的に値上げという知らせがJARL NEWSに出てそのまま実行されてしまいました。それも国家試験の受験手数料や国家試験免許申請手数料値上げに連動して4月1日からの値上げということで、まさに「便乗値上げ」の臭いが拭い切れません。「昔と違って開局件数も減る一方で、補償認定料収入もじり貧になってしまい、TSSからこのままでは業務委託を返上せざるを得ないと言われたので、国家試験手数料が改定されるのがいい機会だから、補償認定料も500円の値上げを認めてくれ」と原会長が理事会に持ちかけたかどうかは知りませんが、近からず遠からずという所でしょうか。新しい技術適合認定機種を総合通信局宛に直接、変更届けを出す人は補償認定料がいくら改訂になっても関係ありません。総通局に変更届を出す場合に関しては、手数料がまったくかからなく免許送付用の切手80円分だけが費用負担だからです。ところが昔の無線機を手に入れては自分で調整し、保証認定を必ず取って総通局からまじめに1台1台変更受理を受けている身にとっては500円の値上げもバカにならない訳です。今まで取った保証認定の台数は2年間で7台にも登ります。それに800円もするJARL販売品の変更届用紙も、最初の2回はそのまま買いましたが、あとで補償認定料振り込みは為替同封でよいということがわかって、コピーの申請書を使い続けてます。「補償認定料収入がじり貧」ということに関しては、免許状上で周波数割当があれば、あとから無線機がいくら増えても変更申請書を出さない「包括免許状態」の無線局がいかに沢山存在するかということもありますね。もちろん「4アマでは登録できない無線機」を使っている無線局は、一度使うことの出来る周波数割当の免許状を取った限りは、無線機が増えてもまじめに変更申請なんかするわけが無いでしょう。そこの所だけを法令遵守する訳がない、間違いない(笑)実質的に「無線機はゴロゴロしているのに申請上は2台しか登録されていない」というような無線局が殆どかもしれません。特にそういう局は4アマ局が多いんじゃないかなというのは偏見かも知れませんが、4アマ講習会では修了試験に関することだけやって、無線機の申請の仕方とかそういう実務的な講義はありません。知っている知識といえば「免許を申請して免許状取得しなければ運用してはいけない」「免許状に記載された範囲外の出力、周波数で電波を出してはいけない、ただし遭難通信を除く」ということくらいだと、「無線機が増え同じ周波数帯しか出ない場合でも変更届を出さなければ使用することが出来ない」ということを根本的に知らないのかもしれません。免許状さえ取ればその周波数で自由に交信できると思っている局が大半でしょう。もしくはコールサインだけ取って、実際の交信では特定の仲間としか喋らないから実質的にアンカバ状態で包括免許状態のトラック。移動局で家族で共用の機器を使用する登録をしている訳でないのにも係わらず、他人が1台の無線機のマイクの貸し合いで別コールサインで交信してくる無線局。アンテナのいい友人宅でコンテストに自局コールサインで参加する普段はモービルオンリーの局等、我が無線研究所の周囲にも色々な局がいますけど、その感覚がだんだん麻痺してくると、4アマ資格で免許状が降りない100W機、200W機を平気で使う所までエスカレートしてしまいますし、回りがみなやっている事だから自分もかまわないということになりますが、電波法令を理解していくと、そんなこと恐ろしくてやってられません。TSSの補償認定料の値上げを考える前に、実質包括免許状態の是正を考えるべきなのに、ネガティブな対応しかできないJARLに上意下達の官僚主義がまた見え隠れしてきました。
 昨日保証認定受理の通知がTSSから届いてましたが、従来は通知だけなら80円で済む切手を、わざわざJARL入会パンフレットとJARLカード申込書、振り込み用紙を同封してくることによって10円高い90円切手を貼った返信用封筒を要求してきたTSSでしたが、補償認定料値上げとともに郵送料はTSS持ちになりました。しかし、JARL入会関係の用紙は薄い物になって郵送料80円のボリュームになったのは何でだろう?(^_^;)

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December 19, 2004

ついに全都道府県との交信達成

 本日、今まで交信出来そうで出来なかった沖縄の局と21メガで交信し、交信を本格的に初めてから1年4ヶ月目で1都1道2府43県全部と交信する事ができました。日本の真ん中であれば、WAJAも割と短期間で取ることも可能だったのでしょうが、日本の一番北の隅に住んでいる限りは、季節季節によっての電波伝搬の違いを使い分けて交信する必要がありましたので、沖縄の局を最後に全都道府県との交信達成までこのように長い期間がかかってしまったようなものでした。確か42県目が秋田で、28メガで秋田の局を取ったのが今年6月。この時点で全都道府県リーチでしたので、リーチからロンまで半年かかったことになります。その間、50メガで沖縄と交信できるチャンスを狙うも、50メガで一番遠い所との交信は鹿児島県の徳之島でした。馴染みの九州の局を呼ぶ沖縄の局が一瞬聞こえたことがありましたが、その時はそれ以上開けませんでした。そして、以前1アマ試験終了までと思って(実際には1陸特、4海通試験終了後に交信解禁)HFのリグまで揃っていたのに運用を自粛している最中の冬場の午後、21メガでは沖縄の局が複数局ガンガン出ていたのにも係わらずワッチだけで交信自粛。昨シーズンは2月から3月に掛けて危険物取扱者、航空通、2級ボイラーの3つの試験を掛け持ちし、そのまったくジャンルの異なる試験勉強に追われていたために、沖縄との交信を逃してしまいました。そのツケが回って残すところ1県であるのにそれをクリアするのに半年かかってしまったわけです。その先の台湾、東の小笠原や南鳥島のカードはすでに取得済なんですけどねぇ(笑)
 ということで、色々な周波数ミックスで全都道府県との交信を達成しましたが、これからは個別の周波数での全都道府県をめざすことになります。一番ゴールに近いのは現在50メガです。普段はスキップし、近距離Eスポでしかつながらない近場の青森、秋田、山形、そして群馬、沖縄の5県を残すのみですが、どうも固定から電波出すだけでは偶然性を狙う以外に目標達成の日が来るのはいつになるかも見当がつきませんが(^_^;)
 さあ、来年はビームアンテナ自作して50メガの移動運用掛けようか。

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December 13, 2004

「難しくなった2アマ試験」という噂

12月期の2アマ試験が12日に実施されましたが、今回の試験を受験した人の感想をあれこれ聞いてみると、近年の2アマ試験に見られぬほど計算問題が多く出題されて、1アマ問題から下がってきた新問題などもあり、けっこう難しい試験だったようです。いままで2アマの最低合格率は、今年度の4月期試験で、合格率19.3%くらいだと思いましたが、このときばかりは1アマより合格率が10%近くも低い数字を付けていました。うちのエリアの試験会場で毎回20人くらい受けているんだから、その中で何人合格したのやら?平成14年度12月期試験も合格率20%そこそこでしたが、それ以後は30%を超える合格率になり、その後も28〜30%くらいの合格率で2アマ試験はずっと推移しています。今年の2アマ4月期試験は、問題を見たところはそれほど出題傾向も以前と変わらず、なぜ20%の合格率を切ったのかは理解できませんが、それがどうも今回の試験を境に出題傾向が変わってきたのか1アマの試験みたいに計算問題が多くなって応用力が問われる問題が多くなり、従前の「2アマは原理原則さえしっかり覚えれば計算問題は全部捨てても合格水準に達することが可能」という事実は当てはまらなくなってしまったようです。まして「2アマは過去問丸暗記で十分」ということももはや不可能になってしまったようで、穿って考えるとモールス通信術の3アマ並実施に伴なって、2アマにふさわしい最低限必要な知識の確認のため、学科試験だけ一足先に以前より難易度を上げて、モールス廃止で一気に学科試験が難しくなったと言わせないための伏線を張ったのでしょうか。そういえば法規でもRR条約絡みの問題が4問も出たっていう話だし、これまでの「広く、浅く」の出題が「広く、深く」ということになり、丸暗記ではなく、計算力と応用力、更にどれだけの知識があるかの理解度をかなり問われる試験に変化してきたような感じです。
 まあ特に1アマの試験は5年ほど前から「試験問題は過去問題が繰り返し出題されるので、過去問の丸暗記をすれば合格」なる主旨の受験本が発売され、未だに過去問丸暗記で上級試験はパスできると信じて過去問題集を付箋紙だらけにして答えの選択肢丸暗記で試験に臨む人間もいますし、未だに「過去問丸暗記で合格出来ますか?」と聞いてくる人も多いのですが、どうやら2年半前の1アマ試験あたりから過去問重視の傾向ががらりと変わり始め、答えの選択肢丸暗記の人間を排除するためか新問題を多く出す傾向に変わってきています。毎回、趣味で上級アマの試験に必ず目を通すわたしが言うのだから、間違いない(笑)その新問題の連発傾向は1アマ試験において特に顕著でしたが、ここに至って2アマ試験まで新問題が連発されるようになったのだから、2アマ試験もおちおち過去問題のみで合格するのが難しくなってきたようです。「1アマは2アマより過去問題の出題パターンが少なく、覚えることが少なくて済むのでいきなり1アマを受験することを勧める」ということを未だにいう人が居ますが、2年前の1アマ問題集と2アマ問題集を比べると確かに2アマの問題集の方が分厚かったのですが、最新の問題集はついに1アマと2アマの問題集の厚さが逆転し、1アマの問題集の方がページ数が多くなりました。ここ2年で新問題が多数出題されたために一気に厚さが逆転したようです。「1アマの方が概出問題が少なく勉強する量が少なくて済むから、いきなり1アマを受験する方が良い」などということは完全な過去帳入りした情報です。ここに来て2アマ試験さえも、原理原則を覚えるだけでは合格が難しくなった今、上級試験は過去問丸暗記で合格水準に十分到達できるという話は幻想になってしまいました。そのことによって、3アマと2級以上の上級アマの間により深くて広い溝が出来たような感じです。常に最新の情報と問題を調べずに、自分が受験した時の経験だけで物事を断定する輩が多い中、どの情報を信じるかは受験者の判断ですけどね。

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December 12, 2004

TH-F7のリチウム電池寿命

  3年前、これが欲しかったばかりにアマチュア無線免許を取ったKENWOODのハンディ機TH-F7。というより、4アマ講習を申し込んだと同時に発表され4アマ免許取得と同時に購入したTH-F7は、2波同時受信機能を持ち、トランシーバというより広域帯受信機のようなハンディ機で、中波ラジオから1200MHz帯の広帯域受信機能はもちろんCW、SSBを含めたオールモードの受信機能を持ったハンディ機としては唯一の存在で、いまだにその多機能さは比べる物はありません。ところが、そもそも1アマ合格まで運用を凍結してしまったために、電波を発射したのは1アマに合格してから4ヶ月目になってからなので、購入後からまるまる2年を経てからということになり、それ以後もおそらく4回くらいしか電波を出すこともなく、普段は充電器つなぎっぱなしで、ラジオ代わりに使っているだけという存在になっていますが、同様の人も多いのではないでしょうか。
 夏に2mのJ型アンテナを製作して、初めて本格的に使ってみようとしましたが、ハイパワー5ワットで送信すると10秒後くらいに突然電源が落ちるという事態がおこりました。最初はアンテナの方を疑いましたが、SWRを計っても1.4くらいに落ち着いています。ミドルパワー500mWで送信すると電源は落ちません。ということで、原因はJ型アンテナの方に何らかの原因があって、フルパワー送信するとじわじわSWRが上がってプロテクション回路が働くんだろうと勝手な解釈をして、それっきり室内アンテナにしてあったJ型アンテナは受信専用アンテナになってしまいました。ところが、最近どうもフル充電でも受信で2時間ほどでバッテリー切れしてしまいます。いよいよバッテリーの寿命だと思い、放電代わりにダミーロードつないで送信しっぱなしにすると、やっぱり10秒以内に電源が落ちることに気がつきました。これでバッテリーの充電量もゼロだと思いきや、再度セットし直すと容量表示が回復しています。そして標準ヘリカルアンテナでハイパワー送信してもついに電源が落ちることがわかりました。
 要は夏場から内蔵のリチウムバッテリーの寿命が尽き掛けていて、ハイパワー送信に耐える大電流がもう出せなくなり、大電流が流れると急に電圧降下を起こして本体の電源が切れるということを起こしていたようです。そのことに気がつくまで本体のプロテクション回路のバグだと思い続けてました(笑)
 しかし、リチウムバッテリーの寿命っていうのはどれくらいなんでしょ?物の記録によると時間より充電回数で寿命が決まるというような事を見ました。また、ニッカド電池のようにメモリー効果が無いので、フル放電しなくても浮動充電可という人もいますし、常にフル充電しておいて、充電量ゼロで放置しないほうがいいという人もいますし、果たしてどれを信じて良いのかわかりません(^_^;) まあ、充電回数500回前後ということを見ましたので、殆ど毎日ラジオ代わりにして充放電を繰り返しているにしては約3年使えば長持ちした方なんでしょうか?しかし、その専用リチウムバッテリーの値段が8,500円もします。あと少し足したらデッドストックのモノバンド不人気ハンディトランシーバだったら買えそうな金額。山でも登って移動運用するような使い方でもしない限り、充電器つなぎっぱなしでラジオ代わりに使うスタイルから抜け出せないようです。そういえば単三を使う乾電池パックがどこかにあったはずなんだけど、どこにいっただろう?

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December 07, 2004

天候大荒れの1アマ試験日

 台風崩れの低気圧が暴れたために5日の北海道は大荒れになり、各地で数十センチの湿った積雪があって高速道路は軒並み通行止め、鉄道も運休が相次ぎ、本州との航空便も軒並み欠航となりました。東京でも同様に未明から風速40メートルを超える強風が吹き荒れたために朝から鉄道の運転ストップが続出したそうですが、そのなかで12月期の第1級アマチュア無線技士国家試験が行われたようです。
 前回10月期特殊無線技士試験も東京では台風通過に重なって試験時間が30分繰り下げられ、途中退出が出来ないような措置が取られたようですが、12月にしかも台風崩れの低気圧のおかげで試験日が大荒れになるということなど例年では考えられません。今回は受験者には気の毒でしたが、会場にたどり着くのは自己責任です。たとえ天候によって試験が受けられなくなっても後日改めて受験できるというような救済措置はありません。本州のように新幹線網がつながっている所ではない北海道では、試験会場の札幌まで車を飛ばして半日というところも珍しくはなく、自分が受験したときも「帯広から車飛ばしてきた」などという受験者もおりましたので、今回の思わぬ雪の影響で、さぞかし欠席者が多かったのではないかと思いますが、毎回25人くらいの受験者のうち、果たして遅刻せずに会場にたどり着けた人間は何人いたでしょうか? 自分の受験の時も12月はあまり心配はしていませんでしたが、2月の特殊無線技士、通信士試験などの場合は常に天候状況が心配で、当日に鉄道がストップして札幌までの交通が途絶することが予想される場合は、極力前夜に札幌まで移動してカプセルホテルなどにもぐり込んで、当日必ず試験会場に到達出来るように天候を読むのが大変でしたが、けっこうそこまで心配して何とか試験を受ける算段をつけている受験者はいるのでしょうか?当日、駅までいったら電車もバスも動いてなくて、諦めて帰ってきたというのは、受験料が高いのですからあまりにももったいありません。
 北海道では雪の影響で交通途絶になった場合のことを考えると1月から3月の試験は心配ですから極力避けるのが順当ですが、陸技、通信士試験は年2回なのでそういうわけにもいきませんが。自分も航空通試験の時は、大雪のピークが日中と読んで当日朝に電車に乗った途端に雪が降り出し、試験会場に無事についたものの、試験を受けている最中が大雪のピークで、帰りの電車に乗ろうと駅に着いたらそれまで電車は半日不通になっていたということもありました。このときは天候読みで当日の朝は移動可と判断したわけですが、これが何らかの変化で雪の降り出しが2時間くらい早まったらヤバかったかもしれません。
 ということで、12月上級アマ国家試験で大雪に見舞われたということはあまり記憶にありませんが、1〜3月に陸技、通信士、特殊無線技士試験を受験する北海道内の受験者は天候による交通機関の状況には十分注意しましょう。

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