地震による異常伝搬だったのか?
福岡で大きな地震があった前日ですから3月の19日午後。そろそろ6m用のリグのQRVでもしなければいけない季節になったと思って、今シーズン初めてGPアンテナからの同軸にリグを接続し、まあ、この季節だからまだ何も聞こえないだろうと思って50メガ代のCWおよびSSBモードをワッチしてみましたが、案の定なにも聞こえてきません。地元のトラックドライバー系で割と古株の連中が51メガ代のFMで交信していることがあるので、FMモードでワッチしてみましたが、交信は聞こえず、代わりに51.80付近のF3E波でどうも放送波のようなものが強く入感してました。明らかに韓国語や中国語ではなく英語のようで、映画放映の際のTV音声が流れているような感じでした。GPアンテナしか繋がっていなかったので、ビームを振り発信源の方向を突き止めることは出来ませんでしたが、ローカルが間違ってマイクを入れっぱなしにし、TVの音声がまき散らされているのとは明らかに異なります。時刻は15時代だったと思いますが、発信元もどういう業務の電波かも特定できず、不思議なこともあるものだと思っていた翌日に福岡で大きな地震が起きました。何でも地震と結びつけることは軽率ですが、仮に韓国内のTV用中継波が地震前の断層の歪みや岩石崩壊で空間に飛び出した電子によって局部的に電子密度が濃くなった電離層によって異常伝搬を起こした可能性は積極的に肯定することも出来ないが、否定することも出来ないと思われます。まあ、51.80で流れたF3E波の正体を知ることが解明の絶対条件でしょうけど(^_^;)
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