思わず後ろから初交信
屋根に設置してそろそろ1ヶ月になるトマトの支柱HB9CVアンテナですが、一度宮崎ビーコンをキャッチしただけで実際の交信はいまだにありませんでした。ところが、昨日のオールJAコンテストで14メガにQRV中、本州からの電波が捕らえられないかと6mモノバンドリグの電源を入れた瞬間に「CQコンテスト」の声がします。知らないうちにEスポで入感してきたのかと思ってコールサインを確かめたら、長沼町に移動して6mでオールJAコンテストに参加されている札幌のOMさんでした。
当方のトマトアンテナは南向き固定のため、真反対の北側に位置する長沼町にビームを向けられませんが、F/B比が2エレのHB9CVは高いわけではないので、前からではなく後ろからの電波でトマトアンテナ初交信になりました(^_^;)
長沼町の移動局長さんは、10メートルのオバケポールに7エレの大アンテナを掲げてのオールJAコンテスト参加だそうですが、さすがにグランドウエーブがバックとはいえS9で入感です。やはり本州方面はボウズのようで、コンテストQSOにしては異例のちょっとだけロングでアンテナ自作のお話しなんぞをしましたが、今回のコンテストではローカル局だけ丹念に拾わざるを得なく、いろんな局から応答がある度に大アンテナを東西南北に振って大変なようでした。もっともグランドウエーブが届きそうな7エリア北部の局はみんなビームを南に向けて6エリアあたりからのEスポと1エリアあたりからのグランドウエーブを待ちかまえているわけで、おそらく北にビームを向けている局なんか皆無でしょう。どれくらいのマルチが取れたか、人ごとながら結果発表が楽しみです。
バックからの電波とはいえ水平偏波のビームアンテナを設置したのは正解のようで、以前は同一地点からのグランドウエーブも垂直偏波のGPではメーターをぜんぜん振りませんでしたが、さすがに偏波面が一致することによってバックとはいえGPより格段に感度が向上したようです。さあ、このトマトアンテナで本州方面と前からの初交信出来るのはいつ?(笑)
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