24メガでQRMの嵐
昨日5日は1エリアから南の6m伝搬状況は非常によかったようですが、午前中8エリアからはピンポイントでわずかに聞こえる程度で、それも数分でフェードアウトしてしまうことを繰り返しているようなコンディションでした。テレコムQSOパーティの20局交信を達成するために21メガを覗いてみると、1エリア近辺が非常によく開いており、珍しく空いている周波数を見つけるのが困難な程でした。それで9時前から21.223でCQ開始。程なく2エリア沼津、豊橋、7エリア仙台、1エリア稲城と連続してコールバックがあり、20分ほどでナンバー交換局数が20局オーバーになってテレコムQSOパーティのノルマ達成です。今シーズン7エリア仙台と21メガで交信するのは初めてでした。昨年は50メガ同様、岩手の北部まで開いたことがありましたが、もともと21メガにはさほど熱心ではないので、最近は近距離でどこまで開いたのかはわかりません。どうも6mばかり追いかけ始めると21メガはどうでもいいような感覚に陥ります(笑)
6mのほうは相変わらずピンポイントで急に開けたかと思ったらフェードアウトすることを繰り返し、それでも昼から午後にかけておなじみの移動局から静岡駿東郡と千葉県夷隅郡を6mで初めてゲット。夷隅郡の移動局は昨日の海上郡の移動局でした。2日続きでありがとうございます。
相変わらず、いつになっても6mのコンディションが上がりませんでしたが、15時過ぎに国立観測所のイオノグラムにおける臨界周波数が10メガヘルツを越えました。それでも相変わらず8エリアからの6m入感情報はまばらな為に、試しに28メガに下ってくると、1エリアが開いてました。28メガ10mは電離層伝搬状況さえ良ければあまり電力を必要としないので、いつもは受信専用に成り下がっていたTS-830Vの10W機の真空管に火を入れ、チューニングを取りQRV完了。15時台後半は、まださほど広範囲には開けていませんでしたが、1エリア群馬館林の局長さんと1年ぶりに交信したのち、28.535でCQ開始するもどうも食い付きがよくありません。やっぱり6mの調子がいいとなかなか28メガまで下ってくれないようです。それでもCQ開始5分後に広島世羅郡からコールバック、さらに広島市からもコールバックがありましたが、CQ出すのはやっぱり10W機じゃ不利なんでしょうか?バンド内を再度ワッチすると、さきほどよりバンド内が混み始めて隙間無く交信局が聞こえ始めました。それも1エリアの北端から6エリア鹿児島まで全て聞こえています。6エリアと1エリアの交信も当然ながら双方の声が聞こえるほど素晴らしいコンディションになってきました。これならQRMに気にしてCQ出すより呼びに回った方が効率の良い交信が出来ますので、竜ヶ崎の局を皮切りに7局と交信して一旦QRT。
18時台に再度QRVしましたが、交信数の少ない24メガが気になったので、バンド内をワッチしますと恐ろしいことに狭い24メガが7メガのように混信の嵐になっています。こんなに24メガのバンド内全てにびっしり交信局が現れていることなど、短いアマチュア無線の経験の中で初めてでした、さらにそのなかには国内局に混じってJA局を呼ぶHL韓国局も多数パイルに参加しているのが聞こえています。すでにCQを出す隙間などなく、けっこう3局同時に呼ばれているケースも多いようなので、TS-830VからFT-101ZDの100Wにシフト。最初に呼んだのはこの前18メガで交信し、10メガの要求があったために10メガで初交信した川崎宮前区のOMさんで、24メガでの交信が成立したために唯一「WARC3バンドのみのQSO達成」ということになりました。10メガだけは偶然じゃなくて相手の要求からの交信でしたが、相手のOMさんに「WARCのみ3バンド交信だと何かのアワードがあるかも」なんていわれました。まさかねぇ(笑)面白いからこのOMさんとはほかの周波数では交信しないで、そのままにしておきましょうか(^_^;)
さて、QRMの渦巻く7メガのような24メガでしたが、その後何とか呼びに回って7局と交信。1エリア小金井の方に聞きましたが、1エリアではさほどバンド内がびっしり交信で埋まっている気はしないと言う話だったので、おそらくQRMの嵐と感じたのは8エリアからのみだったかもしれません。その後やっぱり気になる6mにシフトして19時台から50.223でCQを出しましたが、FAI伝搬に変わったのか2エレHB9CVでは厳しく6局ほど交信してQRT。その後24メガは21時台になってもぼちぼちとCQを出す声が聞こえておりました。
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