ARISSスクールコンタクト局と交信
29日、高知のARISSスクールコンタクト局がPRのために24メガで運用しておりましましたので、応答し交信成立しました。ARISSというのは宇宙ステーションに設置されたアマチュア無線局でARISSスクールコンタクト局というのはそのARISS局の飛行士と無資格の小学生が交信できるように特別に許可を受けて設置した無線局です。今までの短い運用記録の中でも、4局ほどPRの為の記念運用局と交信しておりますが、その無線局の設置場所を離れて設置に係わった人が自宅の無線設備でARISSのコールサインを使ってPR運用する法律的な根拠が当方にはわかりません。と書きましたら、そのあたりは厳密にPR運用を行っており、ARISSスクールコンタクト局として許可された無線機を、移動局として自宅のアンテナ設備でPR運用しているという指摘がありましたので、誤解のない用に書き加えておきます。法律解釈からすると当然の事ですが、昨今この無線の世界ではあまりにもモラルハザードに欠ける世界に成り下がってしまいましたので、小学生の教育現場であるARISSコンタクト局にその「無線界の一般常識」が持ち込まれていないことに少し安心した次第です。またその中の1局は全市全郡コンテストにARISSのコールサインで参加してました。その設置小学校のアマチュアライセンス持ちの先生かどうかわかりませんが、設置の主旨に反する運用だと思って思わず笑ってしましましたが、ARISS運用局でコンテストの参加も構わないんだそうで。PR目的かどうかはわかりませんが、個人的にはARISSコンタクト局コールでのコンテスト参加の善し悪しの判断が付きかねますです(^_^;)
さて、29日は18メガで1局、24メガで2局、いずれも相手のCQに対するコールバックのみでした。梅雨前線が南下したためにもう少しEスポで6mが開いてくれないかと思ったら、インターネットクラスタ見てもスポット的に聞こえても「開く」という状況からはほど遠いようでした。午後3時ころに国分寺観測点でのイオノグラム臨界周波数が10メガを遙かに越えたようですが、平日ということもあって特にどうということはなかったようですが、同時刻ころに21メガで国内がスキップし、DUがはっきり聞こえる時間帯がありました。夕方以降の伝搬も6mでは宮崎ビーコンも聞こえず、おかげでこちらは試験勉強に集中する事ができた静かな一夜でした。でもなんか寂しいですね(^_^;)
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Comments
初めまして。
>自宅の無線設備でARISSのコールサインを使ってPR運用する法律的な根拠が当方にはわかりません。
もちろん、自宅の無線設備で運用している訳はなく、ちゃんと許可されている無線機を使用しています(アンテナは別でしょうが)。
ARISSスクールコンタクト用の臨時局は、PRのための通常運用が認められています(そのため、144MHz帯以外の周波数も許可されています)ので、その場合は通常のアマチュア無線局と同じです。
>設置の目的外運用も甚だしい(笑)
上記のように、PRを行うための運用が認められておりますので、コンテストに参加する事も問題ありません。
#コンテストのルールで、記念局・臨時局などの参加を認めていない場合は別ですが。なお、JARLのメジャーコンテストでは、基本的にチェックログ扱いになります。
以上、どうぞ宜しくお願い致します。
Posted by: 7J3AOZ(JH3YKV News Editor) | June 30, 2005 09:29 AM