夏休み子供科学電話相談によると
毎年、この季節になると始まるNHKラジオ「夏休み子供科学電話相談」という番組の大ファンでして、昔から移動中の車の中などでよく聞いていました。とくにTBSラジオの子供電話相談室の回答者でもおなじみの動物お魚はかせ杉浦宏先生と、昆虫はかせ矢島稔先生の昔からの大ファンで、とにかくお二人のお話は面白い。杉浦先生は80を超えられているのに、話をする目線が未だに子供の目線です。3年ほど前、杉浦先生が体調を壊されて番組を1シーズン降板されたときはがっかりしましたが、昨年からフルタイムではありませんが、番組に復帰され、今年も元気なお声を聞くことが出来て安心しました。矢島先生の著作は図書館にある限りのものは目を通しました。それに昨年から杉浦先生のサポートとして北海道では知らない人はまずいない、旭山動物園を北海道の観光スポットにまでしてしまい、今や入園者数を上野動物園をもしのぐ物にしてしまったアイデアマン園長の小菅先生が加わり、この人の動物体験談も杉浦先生のお話に負けないくらい面白いです。でも本業放り出して東京のスタジオに出続けても大丈夫なの<小菅園長(^_^;)
あと、解説の声が裏声でひっくり返る天文の国司真先生の話も面白いけど、天文の質問っていうのはいつも固定化していて、手持ちぶさたですね。質問が「宇宙に果ての向こうには何があるか」とか「宇宙人は本当にいるのか」ばかりが多いのですから(笑)
さて、その夏休み子供科学電話相談の番組中に、九州の小学生から「今年は去年に比べて夕立が少ないのはなぜか?」という質問が来て、やっぱりそうなのかと思いましたが、防災情報機構の伊藤和明先生の話を聞くまでもなく、今年は梅雨が明けてから昨年に比べて大気の状態が非常に安定していて、北から冷たい空気が吹き込まずに大気の状態が不安定にならないために夕立が少ないとのこと。これは7月に入ってからのEスポの発生が極端に少なく、6mの伝搬が昨年と比べてもまったく寂しい状況であることに符合します。7エリアより南は今週末まで酷暑が続くようですが、夕立が来ないことも暑さに拍車をかけているのでしょうね。
来週末までは更新自粛が続きますけど、普段だったら夕方からハイバンドのコンディションが戻ってきそうなものなのに、7月も10日を過ぎてからはさっぱりです。それでも今日の昼間、リグの電源を入れてみたら21メガの近距離Eスポで岩手県西磐井郡が強力に入感していました。南はダメでも7,8エリアにはまだ面白そうな異常伝搬発生の可能性が残されているかもしれませんぞ(笑)
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