胆振日高支部コンテストに参戦
20日21時から21日21時まで胆振日高コンテストが開催されました。このコンテストに関しては、もはや各バンドに固定の参加者が1人ずついるだけで、競技としての意味がまったく無くなってしまったために、競技として成立するようにルールを改訂して来年度はもう少し管外からの参加者が増えるようにするということを、わたくしが提案し、支部総会で承認済です。ということで、旧態依然のルールによる最後のコンテストとして今回胆振日高コンテストが開催されましたが、相変わらず各バンドに1人ずつ専門の参加者がいて、他に参加者がいないためにその1人の参加者が優勝するというのが何年もの通例になってます。まあ、こんな感じでコンテストが始まりましたが、今年は悪いことに隣の渡島桧山支部が支部総会で、VHF,UHFの管外参加者の大票田を失い、HFでもハムフェア開催中ということで、今日はバンド内も幾分静かだったような感じがしました。いちおう、コンテストの参加人数を増やして盛り立てなければいけない立場になりましたので、14メガのシングルバンドで参戦することとし、8時40分くらいからCQ出すも、SSB帯では相変わらず交信中の声が聞こえているのにも係わらず、コールバックがまったくありません。結局昼過ぎまでCQを出し続けたのに、交信してコンテストナンバーを交換したのは10時台の3局のみというとんでもない成績でしたが、これというのも上級のみのバンドという宿命でしょうか?4大コンテストだったらこんなにコールバックがないことは考えられませんが、やっぱりコンテスト自体の知名度が問題でしょう。小田原の人に言われましたが、胆振日高コンテストの声は、他周波数をワッチしてもまったく聴かなかったそうです。そういえばHFシングルオペの管内参加者は去年もいなかったかな?(^_^;)
ところが11時過ぎにまた新潟で大きな地震があり、そのために国分寺観測点におけるイオノグラム臨界周波数が昼過ぎから急上昇し、13時半くらいにそれに気が付くもなかなかこないだの宮城沖地震のように異常伝搬に繋がってくれません。宮崎ビーコンは559位で聞こえているんですが、なかなか6mのほうもSSBで聞こえてきませんでしたので、諦めて買い物に出掛けてしまいました。
16時過ぎに6mをワッチすると、1エリアが局所的にEスポでメーター振りきりで入感してきます。慌ててコンテスト周波数に上がって、50.273でCQを出しますと、千葉県鴨川市から折り返しコールバックがあり、コンテストナンバーを交換してまず1局目を確保。次に茨城県鹿嶋市からコールバックがあったあとは横浜市、鎌倉市、千葉市、川崎市、厚木市と次々にコールがあり、14メガの時のようにまったく苦労することなく次々に得点を重ねます。さらに群馬の桐生市、愛知県の碧南市、長野市、小田原市、大阪箕面市などマルチを重ね、チャージの時間ぎりぎりまで粘って実質1時間半で32局をゲット。これだったら支部コンテストとしてもそれほど恥ずかしくないスコアを提出できます。こんな時に地震Eスポが出たことに気が付いた支部のコンテスト参加者が何人いたかわかりませんが、各周波数のスコア提出者が1人ずつしかいないような競技にならないコンテストなので、あわよくば「1位」獲得(今までの最高成績が北海道で3位・全国で7位)なんて欲が出ますけど、インターネットクラスタ見て、どうせ参加者がいないだろうからこれだけのスコアを出せば1位になれると思った昨年の6m and Down「ニューカマー部門」で完璧に目論見をうち砕いてくれた強敵GTE局が載っかっているのも見てしょぼーん。彼の最新型50W無線機と6エレのアンテナの組合せに、25年前のIC-551の10W無線機にトマトの支柱自作2エレHB9CVの組合せはもはやまったく勝負になりません。まあGTE局がコンテストに参加しているかどうかはわかりませんが、クラスタで見ると7エリアまで強力にGWを飛ばして交信していたようです。しかし、お互いにスコアを提出すれば、久しぶりに6mバンドに限っては、完璧に競技成立ですね(^_^;)
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Comments
支部コンテスト参加したかったのですが運悪くかみさんが日曜勤務で子守+支部大会参加となり断念しました。かみさんが休みだったら午前中移動運用と考えていただけに残念でした。
来年は新しいルールになるんですね!日程しだいですがぜひ参加したいと思っています(^^;
Posted by: jl8lgw | August 23, 2005 01:05 AM