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August 05, 2005

驚異のオペレート上達

 4日、平日なのにも係わらず札幌で殆ど高校時代の化学の試験に近いような某国家試験を受験してきました。これで1週間半のインターバルをおいての2回の国家試験をこなして晴れて無線自粛解除で、やっと夏休みシーズン突入ですが2回の試験がどちらともいわゆる年に一度の「七夕試験」で、落ちると来年まで試験が無いためにいい加減に受験するわけにはいかない試験でした。その点は無線の試験なんて回数的に恵まれすぎていて、今の現状だったら初級アマチュア無線試験は年に4回程度、上級アマチュア無線試験は年に2回でいいんじゃないですか?昔と違って少子化がますます進んでいく現状で、初級アマチュア無線試験がほぼ毎月行われ続けていること自体が不思議な感じがします。特に上級試験はもっと受験機会が少ない方が、内容の濃い勉強が出来るんじゃないすか?(笑)
 さて、本日例のニューカマーK君が21メガでまた8J2AIと交信していましたが、あれからさほど経っていないのにもかかわらず、まったくムダのない的確なオペレートになっていて、その進歩の度合いにこっちのほうが驚いてしまいました。おそらく相手のオペレーターの方は小学生6年の子と交信しているなんて夢にも思わないことでしょう。まさしく大木こだま・ひびきの「腕あげたやないか〜」といいたいくらいでしたが、最初からHFで運用して、良いところだけ吸収したのが良かったんでしょうね。これが2mあたりから入って、2mオペレートの悪い癖をHFに持ち込んでしまうと、後まで修正できない事になります。その後で出てきたローカル電信級で100WのOMのほうが回りくどくて余計なオペレーションでしたから、的確なオペという点ではK君のほうが勝っていました。しかし発信地をJCCで答える技なんて誰から教わったんでしょ?まあ、今の小学6年生は殆ど電脳世代ですから、ネット上を検索して情報を取捨選択し、自分のものとしているんでしょうね。そろそろ電信の勉強でもさせて、3級を受験させる準備でもさせたほうがよさそうな。小学生の頭脳というとその柔軟度と吸収力は我々40代ボケ頭とは比べ物になりませんから、一気に3級、それから中学に入ってから2級は、おそらく「間違いない」かもしれませんよ。

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