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September 30, 2005

電波検問強化の噂は本当?

 どうも電波検問強化の噂は本当だったようで、本日のローカル紙上に「八雲町内で総務大臣の許可を受けずに不法に無線局を開局していた運転手を6月に検挙、9月に送検した」という概要の報道が明らかにされておりました。この函館を起点として道内を流していた運転手は違法CBを車内に設置、荷台のアルミ銀箱をボディアンテナとして使用していたとのことで、アンテナが外から見えないために一見不法無線機を設置しているようには見えないのですが、この手のステルス性の高いボディアンテナを使用した違法局の摘発は全国で初めてだそうです。よくも今まで全国でボディアンテナのトラックを一度も摘発できずに見過ごしていたものですが、この間抜けな運転手はステルス性の高さに油断して八雲町内の駐車場半固定で仲間と交信していたところを北海道総合通信局の電波探索車の網に引っかかって発見され、通報を受けた八雲署員が職務質問のうえ検挙、9月の書類送検にいたったわけです。おそらく他にもかなりの数の違法局が6月の電波検問で摘発され、初犯で略式起訴の罰金30万位になったであろう噂を聞きつけた不法開局のトラックドライバーが恐れをなして4アマ講習会になだれ込んできたのではないでしょうか?また、この1件だけが3ヶ月掛かって書類送検されたのは、不法開局を隠し、摘発の逃れる意味でアンテナを外部に出さずにボディアンテナを使用したということで「悪質性が特に高い」というように認定され、十分に捜査の時間を掛けたのかもしれません。また放射効率の悪いボディアンテナを使用するということで、おそらくその分出力を上げて、1キロワットはおろか、まともじゃないリニアアンプ使って3キロワット5キロワットで運用していたのかもしれません。アルミの銀箱を蛍光灯で隙間無く埋め尽くし、電波を放出して一斉点灯させたらさぞかし夜はきれいでしょうねぇ(゚o゜)☆\バキ
 最近は違法CBもまともにアンテナを上げていたのなら、高速を降りた料金所脇などで電波検問に引っかかる確率も高く、偽装コールサインプレートを掲げたり、アンテナをアマチュア用アンテナのように偽装する、もしくは導風板の裏側に隠して短縮ダイポールを張ったりボディアンテナを使ったりと、だんだん巧妙になってきているようですが、それにしても電波障害の元凶になっていることに関しては変わりありません。今どき「赤信号、みんなで渡れば恐くない」式の不法開局がいつまでも捕まらないはずがありません。さらなる摘発強化を願いたいと思います。また、「ボディアンテナ」でググってみると、「バリコンを2つ使ってボディアンテナのマッチングを取ってみましたが、SWRが下がりません。どうしたらSWRを下げることができますか」というある問いかけに「バリコンの耐圧と容量はどれくらいですか?」という質問がきたらその問いかけの主が「耐圧とか容量とかそういう難しいことはCB初心者なのでわかりません」とかいう答えが返ってきて、おそらく「なぜ電波が放出されるのか」もわからない人が見よう見まねで27メガ1キロワット以上の出力で運用しているのでしょう。こないだ4アマ講習で「アンテナのことを空中線というが、アンテナとはどういうものか」という問いかけに「ヘリカル」って答えた人がいて、思わずのけぞりました。普段は市販のヘリカルアンテナ使って27メガでバリバリ電波を出しているので、アンテナ=ヘリカルなんでしょうか?なんか映画で寅さんがゲームウオッチを売っていて「おばあさん、英語で電気のことをコンピューター」のエピソードを思い出してしまいましたけどね(^_^;)
 総通局職員のコメントで「市販の適法な無線機はアンテナを内蔵していて外部アンテナが必要な機種はありません」って市民ラジオのことを差すのでしたら、SONYのICB-87R(十和田オーディオ製)が製造中止になって日本にはもう市販の市民ラジオ(技適CBトランシーバ)は買うことが出来なくなってしまったんですけどねぇ、ざんね〜ん。

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September 29, 2005

資格による周波数制限

 実はアマチュア無線の資格を満たす要件に関しては国際通信連合の条約によって定められておりますが、その中でも改正されたITU-R M.1544という条項によって各国がアマチュア無線の免許を与えるための最低限の知識の確認を行うべき条件が定められております。この最低限の知識を問う条件のなかに以前はCWの技能を確認するべきことが入っておりましたが、このM.1544の修正条項によってCW技能確認の条件が削除されたために、国際条約上ではHFを運用する最低条件を満たしていなかった4アマ・電話級が晴れて国際条約的に要件を満たすようになってからまだ9ヶ月あまりしか経っていないんですが、よくよく見ると国内法のほかに国際法規も知識として確認する最低要件に入っていますから、相変わらず4アマはグローバルスタンダード外ですか(^_^;)
 しかし、アマチュア無線局に許可する最大電力に関してはその主管庁が定めることとするということになりましたので、国際条約的にはCWの技能の確認をしない4アマ免許に1kWの許可を与えることだって可能なのです。
 昨日、2アマが養成講習で取得できるようになって、14メガが新2アマで溢れ現在の7メガ化し「道の駅○○番」という声にコールバックする声でQRMの嵐になったら面白いと書きましたが、考えてみると現代にあって14メガが上級所持者しか出ることが出来ないというのも時代に合わなくなってきているかもしれません。そもそもわたくしが上級を取得し、1アマまで取得したのは資格によって周波数と出力の制限をうける呪縛から逃れたかったというのがその理由です。もちろん1kW局を運用することなど、いまのところは非現実的で、1アマを持っていたとしても使いようのない資格なんですけど、アマチュア無線的には運用に対する制限がなくなったことで精神的に楽になりました。
 それでなぜ初級アマチュア資格に14メガを使わせないかということに関しては、こないだの4アマ講習会でN講師が「DXのメインストリームで、少ない電力でとんでもない遠くに電波が届いて混信することがあるため」と説明しておりましたが、おそらく以前は商用短波国際通信のメインストリームが10メガから20メガ近辺だったために、アマチュアに制限無く使わせると商用通信に妨害をあたえる可能性が高いので、少ない上級者のみに許可したものと思われます。
 ところが現在では放送以外では、ほぼこのあたりの短波周波数の通信利用も無くなってしまい、通信は専ら衛星利用になってしまいましたので、14メガを上級以外には使わせないという理由がなくなってきているのかもしれません。特に3級は国際条約に関しても試験範囲に入っているし、18メガは使わせるのに14メガと10メガがダメという理由が見あたらないような気がしますが。
 アマチュア無線資格制度がスタートし、第一回目の無線従事者国家試験が開かれた当初は、1級と2級のみの資格しか無く、1級は資格的には現在同様なのですが、2級は現在の4アマより周波数の制限が厳しく、出力は100W以下とありながら、周波数は50メガサイクル(時代を感じますね)以上または8メガサイクル以下ということでした。この時点ではWARCバンドはもちろんアマチュアに許可されていませんし、1.9メガはおろか、3.5メガはアマチュア無線再開後1年を経過してからの許可になり、3.5と7メガはスポット的な周波数の割当だったようです。この2波がスポット的周波数許可からバンド開放になったのは昭和29年5月を待たなくてはいけなかったようです。そして電波法改正で電信級・電話級免許新設が施行された昭和33年11月になっても2アマの操作範囲は28メガ以上8メガ以下で、14メガ21メガの操作は出来ず、電信級・電話級にあっては50メガ以上8メガ以下で空中線電力10W以下と定められておりました。当時はまだまだ短波の国際通信が重要な通信手段で、これに対して極力妨害を与える可能性を最低にするための周波数制限だったように感じますね。そして2級に周波数制限が削除されて14メガも21メガも使用できるようになり、同時に電信級・電話級に21メガおよび28メガが開放されたのが昭和36年の4月10日のことでした。このころすでに通信衛星も実用化の段階に入り、短波商用通信の重要度も下がったことに加えて、スプリアスも少ない市販の無線機を使う例が増えたってことでしょうか。
 ということで、そろそろアマチュア的にも3アマ以上だったら全バンドが使えるようにしてもいいような気がしますが、3アマで全バンドが使えるようになったら、上級免許に挑戦する人がいなくなるかもしれません。何せ、出ることの出来ないバンドに出没してきた場合にはすぐにわかりますが、出力に関しては「いいアンテナを使っている」「場所がいい」「最上級機種の10W機」で話を濁すことが出来ますからね(^_^;)

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September 28, 2005

3アマ養成講習全国52箇所で

 3アマ養成講習課程の開催がさらに発表になり、本日時点で全国52箇所で定員2740名という3アマ講習会が10月11月の2ヶ月間で開催される予定になっていることを知りました。その中には我が町で11月20日に行われる3アマ講習はまだ発表になっていないので、まだまだ予定は立っていても発表されていない3アマ講習が沢山ありそうです。しかしまあ考えてみると平成16年度の3級国家試験ならびに短縮講習でたったの682人しか増えていない3アマが、たったの2ヶ月で3,000人近く生まれようとしているのですから、何か複雑な気持ちがします。それも受講希望者の1人が本音として言っていましたが、けっしてCWをやりたいわけではなくて、移動局免では1アマも3アマもパワーは同じだから合法的に50ワットの局免をもらいたいからというのが受講理由らしいです。8エリアの3アマ養成講習はさらに発表になった開催予定地が増えて、本日現在で旭川・帯広・釧路・紋別・忠類・室蘭・札幌の7箇所で、定員も504人という大人数。8エリアじゃ試験じゃ年間30数人しか3アマが増えないのですが…。このなかで忠類村での開催というのが珍しいですが、移動の達人NNRのSさんが回りを巻き込んだのでしょうか?(^_^;)
 全国的に見ると52箇所で定員が2,740名となっておりますから昨年度3アマ増加分の実に4倍の養成講習受講者が2ヶ月で集められようとしています。さらに8エリア7エリアだけでその52箇所の講習のうち17箇所を占めており、開催地数で全国の約1/3、定員で約4割が北海道と東北での3アマ講習会で占められているというのですから、この数字を見せつけられてちょっと愕然としました。以前、東北北海道は地理的にも簡単に3アマ試験を受けに仙台なり札幌に出掛けるのが大変と書いたことがありましたが、やっぱりやる気のある人間は夜行バスで出掛けるなり前泊するなりしても試験を受けに出掛けて3アマを取りに出掛けているのです。また、JARL支部活動が盛んなところでは、CWの講習会も盛んに行われて支部会員の資格底上げを計り、3アマ以上の会員比率を増やすことによって支部内での無線活動の活性化を図っていますが、そのいいお手本が道南の某JARL支部なのです。CW講習会なり3アマ対策勉強会なりに出席して試験を受けて3アマ取ったような人たちは、ほぼ全員がCWを将来的にやってみたいと思っての3アマ受験だったと思いますから、CWの選抜試験ならびに修了試験がなくなった3アマ講習ならばということで3アマ養成講習に参加する人たちとは志が違うのではないかと思います。また、3アマをわざわざ試験で取った人たちは3アマ取得は上級受験の1ステップに過ぎず、上級資格挑戦率はかなり高いように思えますが、3アマを講習で取ったら、そこまでで終わりというような感じもします。「20年4アマで運用してきて(最初から100Wで…)今回CWが無くなった講習で見事3アマ免許を取得し、晴れて万年4アマを返上」って何のための3アマ取得なのかわかりませんぞ(^_^;)
 これで2アマまで養成講習制度が出来て、3アマ所持者だったら誰でも受けられるようになったら大騒ぎででしょうねぇ(笑)養成講習で始めて上級になった局は普段の100Wを通り越して不法リニア化に走り、元からの上級所持者はQRPのCWに走り、さらに昼間の14メガがメンコ集めの講習新2アマでQRMの嵐になって7メガ化したら面白そうだ。いや、そうじゃなくても万年4アマを3アマ講習で返上し、記念に100Wの「素足」から1kW「ゲタ履き」になる局が増えて、リニアアンプが急に売れ出すに違いない(^_^;)

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September 27, 2005

出始めたJL8期限切れコール

 こないだの4アマ講習会でN村講師が「きっとみなさんのもらうコールサインはJK8でしょう」なんて言っていましたので、JL8コールのわたくしがオブザーバながらJL8のM○○以降になると訂正を入れておきましたが、いまだにJL8コールで運用していると「8がLコールまでいっているとは知らなかった」なんて声をよく聞きます。ところが、JK8からJL8に変わったのが平成12年の6月始めで、実はJLのA○○の辺りが5年の更新時期を迎え、すでにJL8でありながら失効コールサインが出始めてきました。Lコールのコールサイン割当のほうは9月始めでJL8MM○の段階ですから、5年3か月でLコールの半分をやっと過ぎたというスローペースなんですね。ちなみにJK8コールの方は5年でAAAからXZZまで埋まったようですが、この分だと単純計算してもLコールが終わるのは4年位先になってしまうようで、このまま開局のペースも落ち続けると最初のLコールが2回目の交信を迎えた10年選手になったとしても同じLコールのコールサインが続いているかもしれません(笑)10年経ってもビギナー局に見られるというのもなかなか面白いものもありますが(^_^;)
 まあ、考えてみるとJA8の3文字コールなんていうのは昭和34年から昭和50年3月末まで15年以上掛かって消化したのですが、マーシャルの斉藤OMに教えていただいたとおり、8エリアでは34年4月の第一回電話級アマチュア無線技士試験に合格してすぐに開局申請しても2文字コールが間に合い「未だに電話級の2文字OM」が何人か現役でいらっしゃるようで、そのなかにはDXCCオーナーロールだったりする人もいるようですが(^_^;)
 さて、JL8コールの中には他エリアから転勤してきて8で開局したり、一度開局しながら局免が失効し、何年かのブランクを経て再開局し、JL8になった「非ビギナー」がけっこういるのですが、当方みたいに最初は2mと430の2波FMだけの4アマ局免から始まって次第に割当周波数が増え、固定局・移動局の2局というように段階的に変わってゆく局は珍しいようです。サフィックスMが全部埋まったとしてその免許総数は13×26×26になるので8788局になりますが、その中で3アマ以上を開局している局数は85局。その割合実に0.97パーセントという数字で、4アマ免許総数に対する1アマ免許の数に近いものが(^_^;)さらに2アマ以上で開局している局数はそのなかの61局です。Lコール1kW局は今のところ厚田村のあの方だけ。たまに免許情報を検索するとよくわかるのですが、Lコールで開局し、出世魚のようにだんだんと上級局免になってゆく局が殆どなく、あっても3アマ止まりになっているようで、最初から上級局で開局した局は別にしてLコールは上昇志向の意欲がある局が少ないというように、何となく感じられます。地理的に札幌まで出るために車で8時間以上掛かる場所がありますから、試験を受けに行くのも大変ですが、それにしても札幌圏のLコール上級局もさっぱり増えません。さらに5年を経過して再免許申請を出さなかった失効Lコールがかなり出てきましたので、JL8コールは今後増えるペースより減るペースの方が早いという恐ろしい現象が起きそうな予感(^_^;)
 再免許のLコールをよく検証すると、やはりHFの割当があった局の生存率が圧倒的に大きいようです。我々が4アマ講習を受けた際も殆どはトラックの運転手関係者で、講習同期で取った局免も当方含めて144&430FMのみの局ばかりでしたが、どうもこのあたり再免許申請率が軒並み低いような感じですね。ちゃんと講習で「局免5年」の期限があることをやっていると思うのですが、コールサイン名乗りあった交信なんかしないから局免期限なんか気にしないのかな?当方の移動局免許は来年10月に5年の期限を迎えますが(実質的に声を出し始めて2年と1ヶ月前でしかありませんが)、4アマ講習のLコール同期がどれだけ再免許になるかよく見守りたいと思います。同期30人で1人しか残らないのは寂しすぎる(T_T)

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September 26, 2005

コールサインプレート掲示のトラック

 最近のトラックにはコールサインプレートがよく取り付けられていますけど、どうやら仕事で出入りする先の会社などが正規の開局をしていないアンテナを立てたトラックを排除したりする傾向が強まり、不法にアンテナを立てたトラックを出入り禁止としたために、正規の局であることの証明としての意味合いと、電波検問よけのまじないという意味合いが強いのでしょう(笑)ところがコールサインを掲げているトラックの果たしてどれくらいが生きた無線局なのでしょうか?というのも、土曜の移動でコールバックくれた局がいて、あきらかにトラックの移動局なのですが、ちゃんとしたコールサインを名乗り、JARL会員が切れたからノーカードということで了解したのですが、ちゃんと古いコールブックには名前があったものの、局免検索をしたら該当がありません。コールサイン的には5年目で更新して、2回目の更新せずに切れたままで運用しているという感じでした。まあ、トラック同士なんか免許持ちとそうでないのがお互いに仲良く共存している世界ですから、コールサインで交信しあうケースなんてレアなケースでしょう。一方がコールサイン名乗ったら他方はどう名乗って良いのかわかりませんしね(笑)よく古いコールサインプレートを掲げているトラックとすれ違うと、覚えておいてメモを取り、どこのOMが開局しているのか検索を掛けるのですが、かなりの確率で「期限切れ失効」コールに行き当たります。さらにかなり若い運転手がダンプに「JA8」コールを掲げているのに行き当たることがありますが、検索掛けると案の定アウト。親か先輩から引き継いだ世襲のコールサインでしょうか?(爆)また、クラブコール掲げているトラックもかなり見かけますが、魔よけのつもりなんでしょうが、クラブコール掲示車は電波検問では集中的に停められるそうですな(笑)きっと予めどこかの得体の知れないクラブコールを印刷したコールサインプレートが電波検問を避ける魔よけとして密かに売られているに違いない。それを掲げる人間は個人コールもクラブコールも当然区別がつかないんでしょう。我が町では最近、「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」に恐れをなした不法開局者によって4アマ講習会が大忙しで、8月から10月までの3ヶ月間でのべ3回の160名定員で開催されますが、それでもおっつかない感じです。その電波検問摘発強化の噂は意外なところにも波及し、正規開局した無線機を搭載している割とアクティブなダンナの自家用車を普段使っている奥様が電波検問であらぬ疑いを掛けられる事に恐れをなし、自分も講習で4アマ免許を取得しコールサインも獲得してしまったというケースが起きてます。まあ、けっこう奥様の方も無線好きだったのではないかとわたくしは睨んでますが(笑)
 朝、HF帯をワッチすると18メガでコンテストの真っ最中だったのか、バンド内かなり賑やかに聞こえてました。その中、コンテストに関係ない香港の峰さんが仕事に出る前に北米方面を呼んでましたが、この人北米しか呼ばないから交信する機会がないんだよなぁ(^_^;)
 そういえば、昨日18メガでコールバックを受けたJA1の板橋局、8/27現在では18メガ割当がない4アマ局免でした。昨日時点で3アマ局免取られているのでしょうが、以後要注意ですね。まさか免許によって出て良い周波数と出てはいけない周波数があるとは知らないうちに従免取得したわけじゃないでしょうけど、最近はそこいらも欠落しているようなハムもいないとも限らないのが恐ろしい。

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September 25, 2005

見通し距離を阻むピークの存在

 昨日、実際に高いところに行ってよくわかりましたが、コムカラ峠から札幌方向を遠望すると北広島近辺が勾配のピークになっており、北広島のピークの裏側に存在する札幌市街が見渡せないのです。光学的見通し距離と電波的な見通し距離は異なりますので電波は届きますが、太平洋岸から石狩まで平坦であると思ったの、意外なことでした。そういえば30数年前まで千歳線が東札幌経由になっていた頃は、東札幌を過ぎて上野幌あたりまでずっと勾配が続いた難所だったために、蒸気機関車牽引の貨物列車は重連で補機が付く運行だったんでしたね。それもD51牽引貨物列車の補機を電化で函館本線と紀勢本線を追われたC57が担当してたりして。今のように新札幌経由になり、連続勾配が緩和されても島松から上野幌まで勾配であることは変わらず、1月の大学入試センター試験の当日に機関が1台故障したDD51牽引の貨物列車がそのまま運転を続け、この近辺で勾配を登りきれなくなって立ち往生して千歳線が一時不通になり、大混乱したことがありました(^_^;) まあ、意外なピークの存在によってわが町から札幌に電波の飛びが悪い理由ということがわかったようなものでしたが。
 昨日、2mでの移動運用中に札幌のOMさんから21メガが開いていることを聞いていましたが、今日9時過ぎにシャックに上がってくると21メガも18メガも強力に入感してくる局が何局かあります。ちょうど時期的にもYLコンテストの最中だったんですね。YLコンテストもニューカマーが育ってこないせいか、年々出てくる局数が減っているような気がして寂しい限りです。18メガをワッチすると18.122でコール中の局があり、その局に応答しますと、山梨は北杜市のOMさんでした。当方ローカルのOMさんの消息を尋ねられたりして、5分ほどお話ししましたけど18メガは久しぶりだったので、アンテナチューナーのバンドセレクタが24メガのまま話してました。SWRが6以上あったのではないでしょうか?(^_^;) 100Wかけても殆ど反射して損失していた状態でしたね(笑)
 それに気が付いてチューニングを取り直して18.137でCQ開始。すぐさま愛知県は豊橋のOMさんからコールバックがありましたが、このOMさんとは今年50/24/18メガの3バンド目のQSOになりました。WARC2バンドっていうケースも珍しいですが、10/18/24のWARCのみ3バンドQSOの人も今年達成しましたし(笑)次に板橋区の方から呼ばれましたがQSBが大きくて安定度が悪く、早々にお話しを切り上げました。愛知は常に安定していて、次に呼ばれたのも愛知県は江南市の局長さん。21メガの方も愛知が一番良く聞こえていたようです。18がスキップし始め、CQを掛ける声もまばらになってきたので18を切り上げ21にQSY。CQを連呼していた同じく愛知県は知多郡の局長さんにコールバックして交信成立したところで21メガもそろそろ怪しくなってきました。
 21メガでまたニューカマーK君が愛知県東海市の局にコールバックしているのをワッチしましたが、自分の友だちが愛・地球博にいったときの話題などで相手の局長と会話がちゃんと成立してましたぞ(笑)今月始めに当方と初めてQSOしたときは早々にファイナル送られてしまいましたが、交信局数こなしてQSOにも余裕ができてきたのかしら(^_^;)

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September 24, 2005

コムカラ峠移動運用

 今週は珍しく週末には雨が降ることもなさそうなので、昨年製作のテレビフィーダー線使って作ったJ型アンテナを使用して簡単な移動運用を掛けてみました。移動先はこの近辺では割と移動場所としては有名な千歳市の通称コムカラ峠です。千歳とはいってもどっちかというと千歳の中心街からよりも追分の市街からのほうが近く、追分回りでアプローチすることにしました。朝8時過ぎに出発しましたが、今日は連休谷間で意外に仕事車が多く、市街を出て岩見沢方向へ向かう国道に抜けるまで30分以上掛かりました。追分市街を左折して5キロほど行ったところに左方向にコムカラ峠に向かう脇道があり、ここに入ってかなりの勾配を登った先に峠のピークがあり、簡単な展望台があって、ここがコムカラ峠のはずでした。ところが心ない人間のゴミ不法投棄の現場になってしまい、不法投棄を防ぐために移動運用のメッカであるコムカラ峠展望台も実質的には閉鎖されてしまいました。重機が入って駐車スペースの先の眺望が開けないように土盛りまでご丁寧にされています。とはいえ、電波は飛びさえすればいいのですから土盛りされていようが、景色が悪くなろうが関係はありません。
comt1 昨日買ってきた700円のグラスファイバー製の釣り竿にひもで結んだ洗濯ばさみでJ型アンテナを吊ります。これはHさん仕込みで、Hさんは木の枝から吊したり、木も無いような山頂では軽い釣り竿を使って、ハンディ機とJ型アンテナで自在に遠距離交信を楽しんでおられます。まあ、モービルならばポールを立ててもっと高くアンテナを上げるのでしょうが、J型アンテナだけに誘電体の金属製やカーボン製のポールだと具合が悪いので、そのためのグラスファイバー製釣り竿なんですね。ところがコネクタでJ型アンテナだけを分離出来るような構造にしたばかりに重量が重くなり、釣り竿が激しく撓ってしまい、なんかトローリングの遊漁船みたいになってしまいました(^_^;)今度はコネクタを使用せずに軽いアンテナに作り替えないといけませんねぇ。でもまあ、大物を狙ってアンテナを垂らすということで「トローリングアンテナ」なんて勝手に言葉を作ったりして(笑)
 セッティングはものの1分も掛からずに終了。このアンテナ設備なら当然のことです。そんで9時10分過ぎに空きチャンネルを捜しますが、数分ワッチしてチェック入れても「使っているよ」の連呼。この2メーター不毛の時代に空いているチャンネルが全くないというか、トラックの運ちゃんが自分たちの使うチャンネルを予め占有して「チェック払い」が必ず出てくるようです。しかもこちらは高いところから運用しているもんですからかなり遠くのトラックにも電波が届きチェック払いを食うはめに。しかもここから聞いていると144.02から145.98までびっしりトラックの運ちゃんたちのコールサインを名乗らないどうでもいい会話で埋め尽くされてます。総通局は電波利用料取りながらこういう違法運用トラックを野放しにしてどうするんだと八つ当たりしたくなりましたが、普段地上で聞いている分には静かなのに、高い場所で聞いてみると真にひどい実体がわかりました。連休谷間の土曜というのも悪かったのですが、せっかくここまできてチェック払いされただけで声も出さないで帰ってくるの秘密電波研究所所長の沽券に係わるので、なんとかコールサインを名乗っている普通のハムの会話を捜すと、岩見沢の局とコールサインは良く聞く地元ローカル局がモービルで会話しているのが145.08で聞こえました、それを何となくワッチしていたら15分くらい経って一旦QRTするとのことで、お願いしてチャンネルを譲ってもらいやっとCQを出すことができました。時に9時40分になろうという所。メインでCQ出して145.08で再度コールすると聞き慣れたコールサインがコールバックしてきましたが、何と1年ぶりで交信する江別のA氏でした。今日は昆布岳山頂の虻田郡豊浦町からの運用だそうで、A氏と遠距離交信出来ただけでも今日ここに来た甲斐がありました。さらに札幌の東区、白石区、岩見沢市、西区、南区などの局から呼ばれ、移動運用とはいっても初めてお話しする局ばかりなので、この峠のから見た下界の様子やトンボが飛び交っている状況などをお話して1局6〜7分くらい掛けてロングにお話し出来、なかなか有意義な交信が出来ました。千歳から電波適正利用推進員のMさんからコールバックをもらいましたが、いままでMさんとは2回ほど顔を合わせているのにも係わらず、千歳と苫小牧とのことでいままで1度も交信したことはなく、今回が初めての交信でした。1アマ取得のエピソードで講師のHさんに紹介してもらったことがありますので、その時のことをしっかり覚えていただいておりました。
 しかし、秋とはいえ今日は天気が良くてかなり汗ばむ陽気です。いくら両サイド開けはなった車の中でも天井から炙られて背中には汗がにじんできました。夏場だったら日よけテントでも張って車外で運用しないと耐えられないでしょうねぇ。札幌圏に近いためにあまり遠くからコールされることはありませんでしたが、札幌を一気に飛び越えて岩内郡共和町からコールバックがありました。また普段コールサインは聞いていても会話の機会がなかったローカル局が仕事先から帰ってくるトラックの中からコールをくれて「お噂はかねがね聞いておりますが」なんていわれましたけど、どうせ貧乏電波研究所ですからろくでもない噂なんでしょう(笑)
 ということで、全15局時間を掛けて交信し、食い付きが悪くなったところで11時30分に閉局し、帰途につきました。
 今度は吊り竿じゃなくて竹竿をうまく長く接ぐ方法を考えてそれでもっと地上高稼いでのオンエアーだなって、そういう問題じゃないだろ(゚o゜)☆\バキJANT944

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September 23, 2005

あっぱれな小学3年生の1アマ合格

 CQ誌の記事で知った3歳11ヶ月で3アマを取った子というのもすごいけど、小学校3年で1アマ1陸特持ちのお兄さんの方がもっと驚きましたね。いつぞや「小学生でも取れる簡単な資格」というのに「1アマ取った小学生が実際にいるのだったら見てみたい」と書いたことがありましたが、小学校高学年ならいざ知らず、かけ算の九九を覚えて1年も経っていない小学校3年が高校生なみの数学をマスターして1アマはおろか1陸特まで取ってしまうのですから実に恐ろしい。一家揃っての無線一家のようですから、きっとお父さんは星一徹みたいな人で、小学校3年の息子に「1アマ養成ギブス」を仕掛けたに違いない(^_^;)
 我が後輩の女の子も一家そろっての無線一家だったために中学で記述式試験をクリアーして2アマまで取った娘でしたが、確実にそれの上を行くのですねぇ。しかもこの無線界の星一徹さんは、3歳11ヶ月の次男の方も今度は6歳くらいで1アマに合格させるつもりでしょうか?いつまでたっても4アマのままで、平気でオーバーパワーやってる人や、何回上級に挑戦しても結果の出せない人にとっては、小学3年1アマの存在は「耳の痛い話」でしょうが、これで12月期の「小学3年生でも合格する1アマ試験」に群がる受験者がますます増えるのかな?でも「1アマって小学生でも取れるおバカな資格」って言う権利があるのは、実際の1アマ持ちだけですよねぇ(笑)しかし、小3で1アマ合格者が出てくるとなると、ますます2アマの価値が下がってしまうなぁ。
 でもまあ、あれだけの電気数学をどうやって覚えたんでしょうか?今度「ガルスカ本」の代わりに「小学生でも合格する簡単1アマ試験」という丸暗記本でも執筆してくれれば、数学を勉強すること無しに丸暗記でも1アマ免許は欲しいという受験者に5千部くらい売れるかもしれませんぞ。
 ところで、現在のJARD養成講習講師の資格は2アマ所持者が外されて、無線工学と法規を両方担当出来るのは1,2総通と1アマ所持者だけになってしまったようです。それだけ1アマの数が増えて、2アマ所持者を動員しなくなっても間に合うようになったからでしょうか?講師資格には原則25歳以上65歳以下という年齢制限もついていますから現実には不可能でしょうが、小学校3年の養成講習講師がすべて自分の年より20も30も上のトラック乗りの人達に4アマ養成課程で講義している情景を想像したら、思わず可笑しくなってしまいました(笑)

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September 22, 2005

X-68000ACEの臨終

 殆ど3年くらい電源も入らなかったシャープのX-68000を動かしてみました。X-68000というとウインドウズ以後にパソコンに触ったという人には縁がないでしょうが、その昔、MS-DOSで動かすPC98系が扱える色数が16色しか無かった時代に65536色だったか扱えるグラフィック能力の高さとサウンド機能、アッセンブラによってゲーム開発系ユーザーとプログラミングユーザーによって圧倒的な支持を得ておりました。しかし、多数に無勢でPC98ユーザーの数に比べるとそのシェアは「全4アマ免許所持者に対する1アマ免許所持者の割合よりも小さかった」と思いますが、しっかりと「ゲームするだけの98ユーザーと自分でプログラミングするX68Kユーザーの棲み分けが出来ていた」ような感じがします。X68Kはマッキントッシュに次いでGUI環境実現が早かったですしね。しかし、マイクロソフトのWIN3.1に前後してシャープがX68Kから撤退し、X68ユーザーはマッキントッシュを経てリナックスに流れるか、ウインドウズの軍門に下ったユーザーが多そうでした。
 そして3年ぶりに電源を入れた2代目X-68000ACEでしたが、電源入れて正常に動くんですが、どうも機械回りからオゾン臭がするような気がして「なんか微妙にやばい」感じがしましたが、キーボードのキーが作用しないところも何カ所かあるひどい状態でした(^_^;) そんで懐かしのファミコンエミュレータを立ち上げましたがちゃんと作動しています。ここまではよかったんですが、DIGDUGのデモ画面が動いているところで、突然電源ダウン。やっぱりオゾン臭は偶然だったっわけじゃなくてとこかで「高圧放電」のような場所があったみたいです。どんな機械でも要注意ですね。本来だったらここで粗大ゴミと化してしまうのですが、とりあえず原因究明のために筐体をバラし、電源系からオゾン臭が強く出ていたようなので、パワーサプライのカバーを外すとヒューズは正常だったんですが、どうやら電解コンデンサがパンクしてトランジスタ2コとダイオードがダメになってしまったようです。あと抵抗も2コくらい怪しい感じがしますので、おそらく部品代500円もかけないで復活しそうですが、近所に部品屋がまったくない(T_T) そういう点では8エリアでは札幌は恵まれているのですが。ということで、部品を手配するよりジャンクを捜した方が早そうですが、以前と違って粗大ゴミとして処分され尽くしたのか最近X68Kのジャンクも少ないし、値段もじわじわ上がってしまったんですよね(笑)
 調べてみるとどうもX68Kはやはりこの時代の電解コンデンサ液漏れが問題で電源トラブルは必ず出るらしく、その場合は基板が焦げていなければトランス除いて全コンデンサー、ダイオード、トランジスタ交換しないと次から次に問題が出てくるそうで、ネット上に出ている全部品は3600円ほど。そうなるとジャンク品の電源に交換してもすぐにいかれるってことですね。
 そういえばこのX-68000の筐体デザインは同時多発テロの標的になったNYの世界貿易センタービルでした。通称「マンハッタンシェイプ」という言葉も今は死語でしょうか?
 しかしこんな15年前のマシンを復活させるのは酔狂の極みで、いまでは他のPCでエミュレーターを使ってX68Kを動作させるのがごく一般的なのかもしれません。X68KDEN


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September 21, 2005

読者の声

 人間、歳をとったらあちこちガタが来るのは致し方がありませんが、当方酒・煙草は一切断って久しく、たまの献血に伴う血圧の測定や血液検査でも良好な数値をキープしており、今のところ先週発症した妹のダンナみたいに痛風になる可能性は限りなく低いようなんですが、ローカルの無線家でも30代40代で痛風になった「痛風のエキスパート」が何人がいまして、中学の後輩ハム屋社長も「ジンギスカンがつがつ、ビールぐびぐびで、ある朝突然足の激痛で動けなくなった」なんて言っていました。当方も東京在住時代は、下北沢の飲み屋に殆ど毎日入り浸り、文庫本読みながら自分一人だけで飲んだスコッチのボトルの数が1年で55本を記録したことがありましたが、その時に蓄積した内臓脂肪はいつまでもとれませんね
(^_^;) まあ、酒を飲まないだけ現在は内臓的には健康なのですが、ここ1年くらい急に目が見えなくなって、細かいプリント基板のパターンや、試験の答案用紙などもメガネを外さないと見えづらくなってきました。これは自分でも何か認めたくないようなショッキングな出来事でしたが、未だにそのためのメガネは作りたくなく、そのままですが(笑)それで、さらに何十年か経ると今度は殆どの人の水晶体に濁りが出る白内障にかかるそうで、今日はその老人性白内障が出た父親を市内の大病院に白内障手術のために入院させるために午前中を潰して付き添いました。
 さて、JL8LGWさんから密告コメントが寄せられていたので、いつもはレイルマガジンが発売になってから一緒に購入するCQ誌を本屋で急遽購入、「読者の声」を見てみると、おやおや我が町のニューカマー、小学6年のK君(コールサインと本名が出てますから伏せ字にしなくともよさそうな)が投稿しているじゃありませんか(Fさん、情報TNX!)しかし、小6でCQ誌を読んでいることといい、そこに堂々と投稿することといい、あなた本当に6年生?
(^_^;) 「近くのOMに教わりながら日を重ね、今は問題なく楽しいハム・ライフを…」ってK○Bとかっていうおさーんに「JARLに入会しないでCQ出しちゃいかん」って脅かされ、翌日近所のハムショップに自転車で慌ててやってきて「青少年会員の助成」に関して聞きに来たんだよね(笑)しかーし、同時に悪い癖も沢山教わったようで、「CQ連呼」と誰もコールバックしてないのに「QRZ?」はいかんぜよ。

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September 20, 2005

連休最終日の移動運用局

 いつまで経っても昼間は意外に暑い陽気の8エリアですが、さすがに彼岸に近くなって大陸の移動性高気圧に覆われることが多くなり、空気が乾燥して気温は高いなりにもしのぎやすい気候になってきました。考えてみると、8月からずっと週末は雨が降ることが多く、先週末も土曜日は小雨がぱらぱらと降っただけでしたが日曜は雨。そのおかげかどうかはわかりませんが、8月から9月に掛けて聞こえる移動局の声が少なかったような気がします。19日敬老の日、3連休最終日はさすがに天候が回復して良い陽気になり、移動運用局が一斉に外に飛び出したようです。その中で430メインから久しぶりにCQの声が。樽前山山頂からハンディ機でコールしているようでしたが、コールサインを聞いてみるとJA1コールの局長さんでした。つかさずコールバックしレポート交換して交信成立。見通し距離内遮るもの何も無しですから聞こえないわけがありません。話を聞いてみると鎌倉から観光にきたJA1でも正真正銘のOMさんで、山登りを主目的についでにハンディ機で電波を出してみたようで、当方と交信できたことで満足し、1局交信しただけで目的を達してQRTしてしまいました。なんかこういうのって得したような気がしますね(笑)翌日は大雪山に登山し、そこからハンディ機で電波を出してみるそうですが、交信できた人はいるかな?
 さらに2mメインからCQが聞こえ、コールバックを入れたら北海道で2番目に古いコールサインのクラブ局の移動運用でした。確か1番古いコールサインを獲得したのは小樽のクラブ局でしたっけ?その老舗クラブの移動運用も何と十数年ぶりだそうで、そういう移動運用にぶつかるのもなんか得したような気がしました。移動地は近所の移動場所としては王道の夕張市丁未風致公園からでした。連休最終日に急に天候が回復しそうだったので、急遽クラブ員を集めて移動運用を掛けてきたそうです。普段はよさこいソーラン特別運用しかしていないそうでしたが。
 なんかこちらも刺激されて2mのJ型アンテナ引っ張り出して移動運用してみたくなりました。はたして週末の天気はどんなもんでしょう?

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September 19, 2005

消えた上級用モールス通信術用教材

 10月1日からアマチュア無線国家試験におけるモールス通信術が改訂になり、3アマからは廃止、1・2アマは旧3アマ同様25文字/分の速度で2分間の受信というように改訂になりますが、それに伴ってCQ出版が長年取り扱ってきたモールス受信用のCQモールスCD1級国試編および2級国試編が絶版にされ、店頭から姿を消すことになったようです。まあ、国家試験から60文字/分および45文字/分のモールスを受信する通信術がなくなったのですから殆どの人間はこんなもの見向きもしなくなるでしょうから、それをいつまでも絶えることなく店頭に欠品補充する義務を放棄して絶版にすることは出版社としては当然の態度だと思います。
 しかし、興味と自己訓練のためにモールスの通信速度を上げるトレーニングをしていきたいモールスビギナーにとってこれらの教材がなくなったことは多少なりとも痛手になったのではないでしょうか?以前JARL理事の態度が「モールス試験を廃止することで誰でもモールスで交信することが可能になり、CW交信活性化に繋がる」ということで、総務省に「アマチュアの国家試験から速やかにモールス通信術を廃止されたい」という申し入れを会員総意としてしたことに関して、以前わたくしは「受験に英語の科目がなくなったら、英語を勉強しようという人間なんぞほんの一握りになるのと同じように、試験のためでもなければモールスを覚えてついでにCWまで実際に運用する人間なんかいない」と書きました。上級試験の通信術試験が3アマ並に変わり、今現実に上級用モールスの教材が絶版になってしまったことで、25文字の通信術をクリアした人間は何の道しるべも海図もない大海に放り出されたような状況になるのです。25文字のモールス聞き取り能力で、CWでの交信に参加しろということが土台無理な話で、25文字クリアのビギナーに「実際の交信をワッチして自分の受信能力を高めろ」というのも無謀な話。自己受信能力を高めるためにはやはりそれなりのトレーニングが必要ですが、そのためにも必要な上級試験用通信術教材があっさり絶版になってしまうのも困った状況です。ローカルに試験で3アマを取得した男がおりましたが、最初のうちはCWをやりたいと思って次の段階のトレーニングに励んでおりました。ところが12月上級試験から3アマ所持者は通信術免除ということが発表された途端に受信の練習もストップしてしまい、上級試験のためのCW習得だったことがバレたような感じになり、電鍵も買わず仕舞となってしまいました。結局はこういうケースが多いのではないでしょうか?上級試験受験の目的が技術と知識の向上を目指すのではなくて「電力増大」のためだけになってしまう受験者が今後ますます増大しそうです。今後とも1アマ2アマで「CWやってないから出来ません」では恥ずかしいと思いますが、それを恥とも思わない、言葉は悪いけど「電話バカ」が増えるんでしょうか?(電話バカの解釈は、初級アマなのに平気で電力増大に走り、2キロワット3キロワットは当たり前で、いつの間にか電話のみでDXCCオーナーロールになっても免許状は未だに10Wというような人の事でしたが…)。 25文字ビギナーのための「受信能力向上用モールスCD」なんて作ったところで試験範囲以上のものが今までのように売れる訳がないのは目に見えてます。「受験科目から英語がなくなり、店頭から英語の参考書が姿を消した」と同じような状況が現実に起こってしまいました。

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September 18, 2005

リーダーのディップメータ

 グリッドディップメータがないことからアンテナ関係の自作が滞っていたというか、それを言い訳に昨年の2m用J型アンテナと7メガ用フルサイズダイポールアンテナに引き続き、今年に入ってから6m用2エレHB9CVアンテナを作って以来なにもアンテナ系の自作をしておりませんでしたが、ついに千葉のOMさんからリーダーのグリッドディップメータを譲ってもらえることになりました。2日続きで「リーダー」がタイトルの頭に付きますが、単なる偶然です(笑)そんで、真空管式じゃなくてFETだとグリッドじゃなくてゲートディップメータだろうという突っ込みも無用に願います。どっちにしてもGDMとなることは変わらないようで(^_^;)
 しかし、グリッドディップメータなんていう測定器はアンテナを自作するしかない時代にあっては必需品といいますか、ちょっといろんな事をやりたいアマチュアにとっては無理をしてでも揃えたい測定器の筆頭だったと思います。それだけ需要があったためか、トリオ、デリカ、リーダー、サガなどのメーカーから発売されていて、ひも付きの真空管時代からひも無しのトランジスタ、FET時代に至るまで各種が出ていたようですが、市販のアンテナが豊富になって、とりあえず市販のアンテナを組み立ててSWR調整をすれば使えるようになってからアマチュア用測定機器から撤退するメーカーが増えて、今はデリカの多機能デジタルタイプだけでしょうか?とはいえ、自作派にとっては今も昔も必要である測定器には違いなく、そのためか30年近く前のものでも中古価格はそこそこ高いんですよねぇ(^_^;)
 それで現在はアマチュア用ディップメータなる測定器がデリカあたりでしか市販されていない(キットはありますが)状態なのにもかかわらず、2アマの測定器問題には未だに出題され続けているのですが、上級免許持ちでもグリッドディップメータは見たことも触ったこともない人が多くなりつつあります。というか、テスターさえ持っていないハムが大多数になって、アマチュア無線技士からアマチュア無線交信士に名前を変えなければいけない人が多そうです(笑)よくアマチュア無線技士からアマチュア無線通信士に名前を変えろというOMさんがいますけど、通信士持ちの立場から言わせてもらうと大臣発給の通信士資格と初級アマまで一緒にしてほしくありませんが…。ともあれ、「技術的操作」が4アマでさえアマチュア無線に関することは無制限であるのに、その技術的操作の権利を放棄するのは「交信士」なんて揶揄されても仕方がないでしょう(^_^;)
 ところで、かく言うわたくしもディップメータは実際の状況で使ったことがないのですが、そんなに複雑な測定器ではない(なんとなく計算尺的なアナログのおおらかさを感じる)ので、なんとかものにしたいと思ってますが。ニュービスタを使ったひも付き真空管式と違ってTr式のディップメータなので、送信状態の給電線、空中線にだけは近づけない事だけは認識しています。だからTr飛ばさないようにディップメータを知らない人に貸すのだけはやめておきましょう。でも過渡期のTr式ディップメータって真空管式よりも感度が悪くて使えないって言われてますけど、大丈夫でしょうか?
 しかし、これで7メガのトラップコイル作らないわけには行かなくなりましたが、欲を言えばあとLCメーターが欲しいところです。誤差はどれだけあるかわかりませんが、外国製のLCも計れるマルチメータが安く出回ってますから、これを入手するまで結局先延ばしでしょうか?(^_^;)

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September 17, 2005

リーダーの器

 隣の支部総会に関することで、どうやら事後にもめ事があったようで、こちらは当事者ではないので善悪の判断の論評をいたしませんが、リーダーたるものはもう少し思慮深く行動してもらいたいと思っております。その2人の理事には7月に初めて面識を得たばかりですが、個人的には大勢の人間を率いるのに適任なのかどうかは判断がつきませんでした。少なくとも過激な分子を結局はひとまとめにして大願成就した大石内蔵助タイプには見えなかったのですが…。
 大勢の人間を率いるというのはなかなか難しいことで、わたくしは組織で一度失敗してますから自分でリーダーたる器ではないことを理解していますが、この自覚がない人が上に立つことは組織全体にあっても悲劇です。今のリーダーは何でも自分でやりたがり、すべて自分の手柄にして理事たる立場を長く安泰なものにしたい。さらに自分と意見が異なる人間に関しては徹底的に排除し(自分と異なる意見をクレームが多いとは何事)、回りにイエスマンばかりを配置するというのが垣間見えるようですが、普通の会社だったらこれでは5年で他社に足もと掬われて倒産です。組織のリーダーは、自分と異なる意見の人間を積極的に登用する方法を考え、組織の進むべき道を探り出し、さらに自分でやらずに他人に仕事を与え、その人間の手柄を素直に誉める。そして誉めることによって後に続く有能な人材を育ててゆくことがリーダーたるものの責務のはずです。どうもこういうことのバランス感覚のないというか、世間知らずという人が公○員の関係の退職者には多くて、そういう人を組織に取り込むと何にも出来ないのに口だけはうるさいなんて陰口をたたいている人がいますけど、考えてみたら我が町の無線界も○役所のOBが牛耳っているようなもんですからねぇ(^_^;)
 まあ、この「クレーマー発言と相手の会社に抗議に乗り込んだ」事件に関しても、わたくしはもちろん「どうでもいいですよ(C)だいたひかる」を決め込んでおりますが(笑)

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September 16, 2005

特定局呼出し反復間隔

 2mメインチャンネルを着けっぱなしにしておくと、モービル移動で運用しているおそらく仕事帰りと思われる局が仲間の局を呼び出しているのが聞こえる事があります。特定チャンネルに固まっている局で名前で呼び合っている違法局はメインを使って相手を呼び出すことはありませんが、たまにメインで交信し合ってきたトラック同士がこちらに近づいてきて、メインでくだらない話を続けているのが聞こえるときはさすがに誰かが「ここはメインチャンネルだ!」と怒鳴ることはありますが。そういうときは「なんか変な声、入らなかったか?」なんてお互いに確認し合って、そのままメインで交信続行なんてこともあり、メインに入っていることを知らない違法局同士なのか、それとも呼出し周波数という概念がまったくないのかわかりません。少なくとも携帯電話で話をしているくらいの意識しかなく、大勢に聞かれている事など知る由もないのでしょうね。そういえば、我が町は港町で、外国船の入港も多いのですが、430のメインをワッチしていたら、岸壁接岸の甲板員の作業連絡に430メインを使い始めて驚いたことがありました。船上作業用のハンディ機なんか買うよりもずっと安いアマチュア用ハンディ機を使う外国船が確かにいるようですが、いくらなんでもメインチャンネル使うことはないと思いますが。まあ、違法トラック同様にメインチャンネルという概念が全くないフィリピン人の船員あたりが操作しているんでしょうか?。
 今日、2mメインで特定局を呼び出しているモービル移動局の声が聞こえました。コールサインを名乗っていましたから仕事帰りの正規の局が仲間の局を呼び出していたのでしょう。ここまでなら良いのですが、30秒後に再度呼出し、また1分後に再度同じ局を呼び出すということを繰り返し5分の間に同じ局を6回呼出しました。これはメインを着けっぱなしにしている局にとっては、はっきり言って「ウザい」んですが、これは確か無線局運用規則で特定局呼出しの繰り返しについて定められていると思いました。多分「2分間以上(電信呼出しにあっては1分)の間隔をおいて2回反復する事が出来る。呼出しを繰り返しても応答がなかった場合は少なくとも3分間の間隔をおかなくては呼出しを再開してはならない」(運用規則21条及び58条の11)となっていて、他の局に迷惑が掛かるために聞こえているか聞こえていないか判然としない局に対して、無制限に繰り返し呼び出すな、ということなんでしょう。それを確かめるために4アマの養成教科書から1アマの問題集まで調べましたが、この条文が取り上げられていたのは今のところ1アマの電信に関する法規問題だけで、電話による特定局呼出しに関する問題は完マルの4アマ問題「呼出しを反復しても応答がなかった場合にはできる限り少なくとも何分の間隔をおいて呼出しを再開しなけけばならないか」という問題が出てくるだけのようです。けっこう「意識されることなく守られていない重要な手順」のような気がするんですけど、アマチュア局用電波法令抄録には21条は記載されていますが、58条の電話による特定局呼出しの繰り返し時間の読み替えはまったく省略されてました(^_^;)
 ちなみに航空機局の特定局呼出しの反復時間は「10秒以上の間隔を空ける」だけなんだそうで、というのも航空機局は悠長に呼出し間隔を空けていたら、どんでもない距離まで進んでしまうという特殊性があるからでしょう。いちおう当方「航空無線通信士」で、法規は満点でしたから、これはしっかり知っています(笑)
 まあ、4アマ養成講習というと、法規・工学60問のクエスチョンプールから10問ずつ出題される修了試験のための解説という講義しか出来ずに実運用の手順などについてはまったく教えることもなく、こんなようないい加減な運用をする局も出てくるのでしょう。もう少し試験のためだけではなく実運用に関する講義も望みたいところです。
 そういえば妹のダンナが「痛風」を発症して歩けなくなったとのこと。ビール好きで際限なく飲んでいましたからプリン体摂取過多で尿酸値が上がり、ついに発症したようですが、いままで常習的に飲酒してきたのが急にドクターストップが掛かるとつらいでしょうね(^_^;) 実はわたくしはアルコールは1滴もやりません。かなりの大酒飲みだったのに3年半前からきっぱりアルコールを断ちました。それというのも常習的にアルコール摂取することによって血液検査で引っかかり、γ-GTPを始めとして中性コレステロール値などもかなり高く、このままだったら今は何でもなくとも後になっていろいろ悪いところが出てきて、常に病院通いする晩年もつまらない人生だと思い、それからすっぱりとアルコールを断ったのです。アルコールやらないと夕食なんて15分で終わってしまいますから、それから寝るまで間が持たなくて、ついには勉強しはじめ、無線資格を手始めにいろいろな資格試験の勉強を今でも続けているということなんですが。アルコールを断ったおかげで3アマから2アマ1アマへは半年で駆け上がることが出来ました。おそらくアルコールを断たないとモールスを覚えるという作業のとっかかりもなく、未だに4アマでハンディ機1台だけの実質QRT状態だったと思います。他の人間には「悪魔に魂を売り渡して1アマの資格を得たわけではなく、自分は天使に酒瓶を渡して代わりに1アマの資格をもらった」なんて言ってます(笑) 中には真剣に「酒止めたら自分も半年で1アマになれるかなぁ?」なんて真顔でいう人もいますけどね(^_^;)

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September 15, 2005

アクティビティー激下がり…orz

 8月が過ぎて9月に突入し、ハイバンドの伝搬が落ち着いたこともあって、9月に入って急にアクティビティーか低下してしまい、ローカルの2mでの交信を含めて今月はまだ4局しか交信していません。これは非常にまずい状況なんですが、ローバンド伝搬シーズンに向かって、今ひとつ常駐周波数を絞り切れていないのが原因かもしれません。14メガでDXやれっていわれても垂直アンテナ一本じゃよっぽど相手のアンテナが良くてしかも大電力運用局でありさらに伝搬条件が良くないと、今のサイクルの谷間では難しいですよね。
 昨年9月は7メガフルサイズのインバーテッドVダイポールを自作したばかりでしたので、面白がってけっこう7メガに出ていたようですが、Vダイポールを上げて苦労して調整し、たまたま7メガでCQ出していた強い局にコールバックしたら、なんとその局はシロヤマ町のせぶろん君で、自作アンテナ交信第一発目が4アマ高出力局の代表選手みたいな局に当たってしまって「このアンテナはすでに呪われた〜」と嘆きましたが。1月ほどで7メガの無法地帯ぶりに呆れて、アンテナは作ったけれどもちょっと距離を置くことになってしまい、そのうちまったく出なくなってしまいました。今年になってまだ5局しか7メガで交信していませんし、最後の交信も6月25日です(^_^;)
 ということで、これから日中はやはり14メガに常駐するしかないのかなぁと思いますが、移動局は少ないし、知り合いとしか交信してないOMが多いし、出ているメンバーは変わりばえしないし、CQ出しても食い付き悪いし…。
 愚痴を言っても仕方がありません。とにかく電波出さないことには何にも始まりませんって(笑)

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September 14, 2005

ローバンド運用のための準備を…

 20日朝の最低気温は21度を超え、9月も半ばになるというのに最高気温が25度を超える夏日を記録しました。本日は打って変わって最高気温でさえ16度にしか上がらない10月並の大変寒い1日でした。しかし、今年はいつまで経っても暑い日が続くためにうっかりしてましたが、8エリアでは冬場には屋根にも上がることができないために、霜が降りる11月までにはアンテナの整備や春まで使うアンテナの準備をしなければいけなかったのです。当方、HF3.5メガに関しては短縮率のめちゃくちゃ高い垂直アンテナ1本しかないために、SWRの合う範囲も非常に狭く、殆ど同じエリア内での交信にしか使っていないような感じです。おそらく100W掛けても5W分くらいの電波しか出ていないんじゃないかと思うくらいで、コンテストでコールバックしてもまったくダメ(^_^;)
 ということで、冬場のローバンド狙いで3.5メガのダイポールを張ろうと思っているのですが、インバーテッドVにしようにもさすがに我が敷地には無理なようです。昨年作ったフルサイズの7メガダイポールは余裕で敷地に収まりましたが、それでさえ「普通の家にはおさまらないよ」なんて言われてますけどね(笑)それで出来れば7メガと3.5メガのデュアルバンドのダイポールを製作して、エレメントが敷地に収まらなければZ型に曲げるか、エンドローディングコイルにして短縮するか、考えたんですけど、一番の問題は7メガのLCトラップを自作しなければいけないことです。このトラップが7メガに同調しているときはその先のエレメントに電流が流れない訳ですから7メガのダイポールアンテナとなり、7メガに同調していないときは末端まで電流が流れるわけですが、このLCトラップを作ることがやっかいで、誘導性・容量性の数値の組合せはヘンミ#266電子工学用計算尺でいくらでも計算できるんですが、測定器がまったくないために塩ビパイプにホルマル線巻いてコイルを作るにも、同軸ケーブル切ってコンデンサ作るにもどうしたものかということで、いままで作らず仕舞いになっていたものですが。ディップメータ1台あれば解決なんですが、今時ディップメータも中古流通がなかなかありませんしねぇ(^_^;)
 ということで、アンテナ自作本の作例でも見ながらカットアンドトライするしかないようですが、雪が降るまでになんとか7メガダイポールに3.5メガのエレメントを追加してデュアルバンド化に着手したいものですが、ちゃんと完成するでしょうか?昨年仕入れた1.9φのPEW線がドラム巻きで240m残ってますから材料には事欠かないんですけど、ちと太すぎたかな?

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September 13, 2005

上級国試参考書売り切れ書店続出か?

 知り合いが12月に2アマの国試を受けようとしてネットで最新の過去問題集と無線工学の解説本を注文したところ、いつまでたっても届かなくていらいらしているらしい話を聞いて、ちょっと調べてみると、軒並み首都圏の書店等では売り切れのところが続出し、さらに国家試験申請書まで売り切れている書店やハムショップまであるらしいです。というのも、結局年度途中から上級試験からモールス符合による通信術試験が旧3アマ並に改訂され、旧3アマ所持者であれば通信術そのものが免除されるために、旧1アマ2アマの60文字/分・45文字/分による通信術がネックになって上級試験と縁のなかった初級免許所持者が、12月の上級試験を目指して大量に動き出したことに他ならないのでしょう。
 常々上級国試過去問題集は1年に1度は新しい版に改訂されるために、そもそも受験人数も年間で1,000人くらいの試験でよくこまめに対応していると感心しておりましたが、おそらく1回の発行冊数が2,000ないしそれ以下しか発行していないのでしょうね。そういうバランスで何年も推移してきた中で、今回急に動きが出てきたことで今までの発行冊数では12月試験受験予定者にすべて行き渡らないことは明白です。1アマから和文が廃止になったとき、一時的に前年度比3倍に迫るほど受験者が増えたことがありましたが、その時も一時的に参考書・問題集が足りなくなったことがあったのでしょうか?
 しかし、年間1,000人を遙かに下回るほどしか誕生していない3アマが、地方で定員60人もある講習会が乱立することによって、これから年間ベースで3倍ですまないくらいの3アマが講習で誕生することといい、上級試験受験者も3倍で効かないくらいの受験者が殺到しそうな事といい、しばらくとりたてて動きのなかったアマチュア無線界に、久しぶりに動きが出てきそうな雰囲気がします。
 でも、我がローカルに限ってはモールスが簡単になろうがなかろうが、上級国試を受けようなんていう局は意欲のある学生を除いていないんだなぁ(^_^;)
「モールスなんかやる気がない」なんでいう4アマ100W局が多くて、11月の3アマ養成講習も埋まるかどうかが問題です(笑)
そんで、地元のハム屋にはいつでも上級参考書も国試申請書も山積み。参考書が手に入らない人は、地方のハム屋に問い合わせてみるのも一つの手段かも。

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September 12, 2005

モービルの玄関口

 我が町は本州方面からフェリーが何路線も到着するフェリーターミナルがありまして、そのためにモービルで北海道に観光に訪れた本州からのモービル局がフェリーから上がった途端に第一声を発することがあるのですが、我が町も昼間の2m人口はトラックばかりで、CQを出しても空振りばかりだと思いますので、申し訳なく思っております。
 そんな中で2mメインから6エリアのコールが聞こえるので、思わずコールバックしたら、北九州は小倉北区の移動局でした。マリタイムモービルでCQを出していましたが、フェリーが岸壁停泊中で、まだ出航前のためにマリタイムモービルにはならない(業務の船舶局であれば運用も制限される)んですけど、まあ良しとしましょう(笑)フェリー上からの運用なのでモービル機でQRVしているわけではなくて、ハンディ機での運用のようでしたが。
 この小倉北区の局長さんは、登山にやってきたとのことでした。今回上った山は「藻岩山」って聞いて、ちとのけぞりましたが、札幌の藻岩山といえどもロープウエーを使わないで麓から足で上ると登山になるのでしょうか?羊ヶ丘でCQを出して2局と交信したそうですが、昼間だと札幌あたりでも2局くらいしか応答する局がないんでしょうかね?小倉と言うことで、魚町の話とかイワシの糠炊きの話をしましたが、相手局もこんなところで糠炊きの話を聞くことになるとは思わなかったでしょう。
 これから名古屋までフェリーに乗って、名古屋から新幹線で帰るそうですが。室蘭から小倉に直行するフェリーって出てなかったかしら?
 11日は午前中21メガがけっこう開いて北は茨城から南は九州まで目まぐるしくコンディションを変化させながら、時にはメーターを振り切るくらい強力に入感していましたが、長くは続きませんでした。先にQSOしている人が終わるのを待っていたらフェードアウトしてしまったりして(^_^;) それでけっきょく1局も交信せずに11時を過ぎるとバンド内も静かになりました。地元のクラブが移動運用に出掛けていたはずなんだけど、2mでも7メガでも見つけられませんでした。別に未交信地からの運用じゃないので、「どーでもいいですよ(C)だいたひかる」なんですけど(笑)

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September 11, 2005

2mの交信密度

 昔のニフティーFSAKEのメンバーの中には、いわゆる「鉄分の濃い」といわれる鉄道趣味仲間の分派がおりまして、その中から8年ほど前に「九州廃線ツアー」なるものを企画し、「鹿児島本線遠賀川駅10時集合」なんていう号令を掛けて、それぞれ東北方面から、首都圏から、関西方面から集合し、車でやってきたメンバーの車に乗って九州廃線跡巡りなんていうことまでやっていたのですから、その鉄分の濃さはお解りでしょう。そのときには惜しくも仕事の都合で参加することが出来なかった名古屋の特に「乗り鉄度の濃い」仲間の1人が来春廃止になる旧池北線「ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」に全線通しで乗ることを主目的に北海道へやってきました。宿泊場所が千歳駅前だったために、久しぶりに自分の車にガソリンを満タンにし、小雨の降る中を夜のドライブして千歳駅前に向かいアイボールしてきましたが、しばらく雨の夜に走行したことなかったので、ウインドウシールドの油膜のギラギラに気づかず、北海道の国道は郊外には照明灯なんかありませんから、けっこう恐い思いをしました。せっかくモービル機付きの車で出掛けたのに、メインでCQを出している局があっても出る余裕がありませんでした(^_^;)
 いちおう2mと430が同時にワッチできるリグなので、ずっと2つのバンドを同時にワッチしながら走行しておりましたが、さすがに我が常置場所では山が遮ってどうしても聞こえない札幌から江別方面、さらに夕張に至るまで良く入感してました。 どうやら翌10日にJARLの石狩後志支部大会が開催されるようで、その会場に出掛ける打ち合わせ的な交信も何局か聞こえたようです。しかしまあ、土曜の夜だからそうなのかもしれませんが、我が町の周辺と比べてさすがに札幌圏は空きのチャンネルの方が多いとはいえ、2mがまったく沈黙しているということはないようです。メインでCQ出しても殆ど空振りするような状況にならないだけ、話し相手がいるだけうらやましいですけど、それも人口集中ゆえのことでしょうね。それに比べると430メインは最後までCQが掛かることがありませんでした。430メガ帯は札幌圏でもトラック運転手同士のお声がけ専用チャンネルになっているんでしょうか?430メガのアマチュア専用帯も、電子タグその他に周波数を奪い取られる時期が間近に迫っているのを感じさせました。

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September 10, 2005

忘れた頃のオールJAコン結果発表

 JARLのウエブ上でオールJAコンテストの結果が発表されたようです。コンテストの結果が発表されたところで「はて、いつのコンテストだったかしら?」と一瞬考えましたが、5月の連休前に行われた分のコンテストでしたな。もうそれから4大コンテスト分で2回、支部コンテストで1回スコアを出してますから、もう記憶の片隅にもありませんでした(^_^;)
 結果は上級局ひしめく14メガ電信電話で参加51局中、総得点2670点で全国16位。上級資格者しかおらずに無線局設備も整った局しかいないであろう14メガ帯電信電話で、垂直アンテナ1本に真空管機100Wで挑戦しているんですから、いつもの事ながら全国レベルの競技としては「限界点」に近いような順位だったかもしれません。
 そういえば、朝は1エリアが開いていて6時台後半から8時台前半まで好調だったんですが、8時台後半から途中参加してきた局に混信で追われるわ、1エリアはスキップするわで、結局長い時間やっていた割には局数もマルチも延びずに終わってしまったんでした。
 恵まれた無線設備でハイスコアが取れることが当たり前のコンテストより、おそらく25年もタイムスリップしたような無線設備でどれくらいの順位に食い込めるかの興味でコンテストに参加しているようなものですから、タワーが建ってビームアンテナが上がり、最新のHFのリグが備え付けられたような日には、コンテストから遠ざかってしまうことは必至でしょう(笑)
 ところで、6mの参加局のコールサインを見たら、4月の末と言うこともあり数局を除いてすべて1エリアの局でした。参加局が多ければ直接波とGWしか届かない地域内でもそこそこスコアが延びて競技が成立するというわけですね。とするとやはり日本の中心で人口密集地の1エリア以外ではオールJAで入賞する術はないようで。
 10月の全市全郡コンテストで今年のJARL4大コンテストは終わりになりますが、当然日中のハイバンドがダメですから毎回ごと同じ14メガ電信電話で固定局運用になると思われます。まあ願わくば昨年みたいに関東に台風が直撃し、移動局が殆ど出なくて寂しいコンテストにならないことを願ってますが。

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September 09, 2005

台風一過

 今回の台風14号は「ナービー」という名前が付けられていたんだそうですが、昨年の台風18号と同じ時期に九州を縦断し、日本海を経て北海道に上陸しました。昨年の台風は、さほど警戒していなかったところに大きな風害をもたらし、瞬間最大風速50メートルを超えた地点を何カ所も観測し、うちの近所でも洞爺丸台風以来50年目にして莫大な風倒木被害をもたらし、支笏湖近辺の国有林では木々が根こそぎ倒れて野球場が何面も出来るような広大な更地が出現しています。アマチュア無線的にも多くの無線局に被害を与え、八木のエレメントが吹き飛んだり、マストが曲がった、ローテーターのクランプが破壊したの被害が続出し、それというのも地元の高校が初めて甲子園野球大会で優勝し、深紅の大優勝旗を北海道に初めて持ってきた「おまけ」が付いたとのもっぱらの噂でしたが、今年は更に連覇してまた北海道に深紅の大優勝旗を持ち帰ったのですから、誰しも去年の台風の記憶がまざまざと蘇り、去年に輪を掛けて大きな被害をもたらすと思いきや、雨はそこそこ降ったものの風害はさほどでもなかったために、アンテナに被害を被ったという無線局の話は今のところ耳にしておりません。でもさすがに去年のアンテナ風害の記憶が生々しかったためか、事前に「アンテナを降ろして欲しい」という依頼が近所のHAM屋にあったそうです。
 うちのトマトの支柱2エレHB9CVも台風がきたらバラバラになることは覚悟していたのですが、まったく無事でした。まあ、壊れたところで材料費が千円ですから最初から破損時は作り替えるつもりでしたが(^_^;)
 ところで、台風によって大荒れする天候を予想して、各学校とも事前に8日は臨時休校にするところが多かったんですが、予想に反して台風のスピードが速まり、朝にはオホーツク海に抜けてしまったために、午前中は少々吹き返しの風が強かったものの登校できないような天候ではありませんでした。そのためか、昼前に小学6年のK君が21メガでCQを連呼しているところを発見、スキャッタで1エリア局を拾っていたようですが、うちのTS-830Vで57くらいでしか聞こえなくてQSBの谷間だと何を言っているかよく聞こえない局が59ではっきり聞こえているんですな。やっぱり新しいリグとVダイポールの組合せはうちの真空管機と垂直の組合せより耳がいいんだな(T_T)
 しかし、だんだん悪い癖を覚えてCQ3回を守らずCQ連呼。誰も呼んでいないのに「QRZ?こちらはJL8○○○」。良くワッチせずに5秒もおかずCQ連呼とか、誰を見本にしたのかわかりませんがすでに4アマオヤジ無線局街道まっしぐらです。
 夕方、21メガを再度ワッチすると、久しぶりに石垣島の稲村OMの声が元気良く飛び込んできました。さすがは落成検査合格局で、2月の時より数段突き抜けて電波が届いてきている感じでしたが、残念ながら他の人とのQSOが終わるのを待って声をお掛けする時間がありませんでした。前回台風でアンテナのクロスマウントあたりが割れる被害を受け、その修理と並行してリニアの部品入手と調整で、やっと8日になって石垣に渡って初めて電波を出したそうな。これから約半年あまり、21メガで稲村OMのお声が聞こえる機会がぐっと増えると思います。

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September 08, 2005

ダクトによる異常伝搬の季節

 430メガUHF帯は個人的には固定でもモービルでもまったく使わない周波数帯で、普段は2mはメインチャンネルが入れっぱなしになっているのにも係わらず、430メガ帯のリグには電源も入りませんし、第一マイクさえ外されているような状態です。それというもの430メガ帯は2mに輪を掛けて交信相手が少ないことと、不法開局トラックのメイン周波数になっていることに嫌気が差しているからでしょうか。まあ、スタックアンテナでも建てて強力に電波を飛ばすのならまた別なんでしょうが、モービルホイップ並のGPアンテナから電波が届く範囲に交信相手がおりません(笑)
 ところが、年に一度だけ。それも大体9月の10日から約1ヶ月くらい430メガのメインチャンネルが着きっぱなしになる時期があります。それというのも気象条件が夏型から秋型に変わる境目で、特にまだ暖かい海水面に対して冷たい空気が流れ込むと、大気の逆転層が生じやすく、430メガのUHFでもその逆転層を伝搬して見通し距離外まで減衰なく伝搬する、いわゆるダクトによる異常伝搬が起きやすい季節を迎えるからです。当方の短いGPアンテナでも7エリアの八戸・三沢周辺の局と容易に交信できることがありますが、この異常伝搬の発生は夜の9時前後に発生することが多いようです。まあ、スタックアンテナ建てて50Wかそれ以上で運用している局は他エリアと交信するチャンスは格段に多いとは思うのですが、当方みたいなGPアンテナで他のエリアと話の出来るのは9月の後半以外の季節にはありません。とは言っても今年は9月に入っても秋らしい涼しい気候とは無縁ですが、台風一過で少しは平年並みの気候に戻るでしょうか?
 昨年は9月の16日に発生したダクトのコンディションが良くて、八戸の局と30分で2局交信が成立しました。八戸局の交信をワッチしていると、徐々に当方近辺の海岸線から内陸にダクトが延びていって、8エリアの空知のあたりまで交信距離が延びていったようです。これはモードがFMなので、SSBだともっと条件がよさそうですが、430でSSBまでQRVしている人ってスタックのアンテナを建てている人以外にはあまりいませんよね?(笑)
 でもまあ、我が町にも普段でもコンテストでも430しかやらないと言うSさんという変わり者が約1名おりますが、個人的には全国と、強いては全世界とお話しする機会の少ないUHFだけに固執するのも何かアマチュア無線の本質から外れるような気がします(^_^;)

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September 07, 2005

アンテナのある風景(夕張にて)

YUBARIANT2
この写真を見る
 この写真は15年くらい前に炭鉱の痕跡を求めてよく夕張に通っていたころのネガの中にあったものを偶然発見したカットです。当時、東京に住んでいたため夕張その他昔の採炭地に写真行脚に出掛けられるのは夏の休暇のときだけで、北海道はお盆休みの期間中はどうも天候が安定しないためにわざわざ休暇を月末に延ばしたりして写真を撮っていました。当時、夕張でも真谷地・楓炭鉱や南大夕張鉱もついに閉山してしまい、夕張に炭鉱が一つもなくなってしまったころでした。そのために炭鉱の施設はおろか、炭鉱住宅などもどんどん壊されていったころで、ずらりと並んだ炭鉱住宅群が1年後には広大な更地になっていたことなど珍しくはありません。
 ところで、この写真は清水沢炭鉱の隣接地区に建てられていた炭鉱住宅です。タイプとしてはマンサード型風のルーフであり個別の便所が備えられていますので、戦中戦後の建築でしょう。若菜にあった炭鉱住宅群と同じ作りの木造炭鉱住宅です。ところが炭鉱住宅には場違いなルーフタワーが乗っており、そこに2m用の八木のスタックとHF用の3エレアンテナが設置されています。その古い木造住宅とアマチュア無線用のアンテナがミスマッチであるのか、それとも見事に風景に溶け込んでいるのか、判断が分かれるところですが、個人的には「悪くない風景」だと思ってますけどね。まあ、木造でトタン張りの屋根の上に乗せるアンテナとしてはこれくらいが限界でしょうか?ところで、夕張の炭鉱華やかりし頃は、鉱員は給料も良かったので趣味や道楽にお金をかける人が多くて、色々なものを集める人から芸術方面に走る人までいろいろでしたが、その趣味の一つとしてアマチュア無線を始める人がけっこういて、JA8の2文字コールの人が夕張にはけっこういたらしいのです。ところが相次ぐ閉山で最盛期12万人いた人口が今は1万数千人しかいないため、丁未風致公園でコンテストコールする移動局以外、夕張市からアクティブに電波を出す夕張生え抜きの局長さんがまったく少なくなってしまいました。そのために移動局としての夕張からのQSLカードは沢山ありますが、固定・常置場所としての夕張からのQSLカードはまだ一枚も頂いてません(^_^;) このとき使用したカメラはキャノンのT-90にFD35/f2.0+Y2フィルター、フイルムはT-max400だったと思います。電気式カメラは途中で壊れると撮影行がアウトなので、予備にA-1ボディを常に持ち歩いてました。

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September 06, 2005

ミランダA

 昔、千葉を引き払って都落ちし北海道に帰ってくるときに、換金性の高い日本製レンジファインダーコレクションは新宿のカメラのきむらで委託販売に出し、ニッカ・レオタックス・キャノン・タナック・ヤシカ(YF)の本体十数台と共に、トプコール・フジノン・ニッコール・キャノン・ヘキサー・ロッコールのLマウント交換レンズもすべて換金して引っ越し費用に化け、残った代金も車の修理代金(中古エンジン換装)に消えてしまいました。ところが換金性が低いためにまるまる残ってしまったのがミランダの一眼レフ群なのです。ミランダは古い物から比較的新しいものまで本体6台と28ミリから135ミリまでの数々の交換レンズ、ならびに箱付きのアクセサリーの類まで色々と揃っていて、システムの充実ぶりとしてはニコン・キャノンを押さえてうちの中ではナンバーワンのメーカーなのです(笑)あのPMアダプターもあるんで、世界のありとあらゆるプラクティカマウントのレンズもミランダで使えるというわけです。ただしPMのレンズは一本もありませんが(^_^;)
 その中でも一番のお気に入りというか、ニコンFを押さえてランキング1番がこのミランダAなんですが、何がすごいというとこのA型、ハッセルブラド同様にミラーがクイックリターンしないタイプの1眼レフなんですね。そのためにミラーショックがなくて非常に静かなカメラですが、ファインダーを覗いたままシャッターを切ると視野がブラックアウトして驚くでしょう。さらにニコンSのような高低二軸式シヤッタースピードダイアル、交換式の大きなペンタプリズムにクロームメッキの大きな鏡胴のレンズはシャッターボタンを押すと絞りが絞り込まれるというプリミーティブな自動復元手動絞りです。おそらくこのタイプの絞りを使用したのはエキザクタ以外では国産でいうとトプコンRくらいなものだったのではないでしょうか?またクロームメッキのレンズというのもライカフレックスみたいで異彩を放ちますが、ライカフレックスのほうは外式露出計の測光に影響してすぐにレンズが黒塗りになったようです。そして、ファインダーの視野の中はマイクロプリズムもスプリットイメージもないまったくのマット面だけのファインダーで、あれこれごたごたとしたファインダーになれている目で見ると、なんと新鮮な眺めか。ただし滅茶苦茶暗いですけどね(笑)
 ミランダのカメラで手作り感のある重厚な印象のカメラはT型から始まってA,B,C型までです。D型になると見た目にもいきなりコストダウンされたような安っぽさが目に付き、以後精密感とは無縁の「手頃で安いカメラ」の代名詞になりました。なにせD型になるまでは本体が安物の合成皮じゃなくて本皮ですよ。手に持った感触からしてしっとりとした高級感が感じられるのはそこのためかもしれません。さらにこの頃までのミランダはアメリカでも「特別なカメラ」だったわけで、それは距離計連動機や2眼レフがヌーキーとかプロクサーなどというアクセサリーを使わなければ出来なかった近接撮影が本体だけで行うことができ、さらにビゾフレックスなどのアクセサリー無しに顕微鏡撮影から天体望遠鏡撮影などの学術撮影に使うことが出来るという機能からでした。そのために多くのミランダが大学や研究機関で使用されましたが、D型以降はだんだん大衆機としての意味合いしかなくなってきました。
 ところで、ミランダは基本的にダイカストがT型の12角型から発展したラウンド型とオートメックスの系統の2つしかなくて、それをセンソマート系統・センソレックス系統まで改良しながらずっと同じ金型を使い続けたというのが驚異的です。言うなれば金型の呪縛に縛られ、同じ金型を使いながら中身を改良していったわけで、まったく新しいものといえば倒産直前に出したdx-3というプログラムオート機しかないのですね。そのために最後までデザインに陳腐さが拭いきれず、ついにはキャノンのAE-1発表により企業として成り立たなくなったわけですね。
 このミランダAは16年ほど前に松坂屋カメラで捕獲してきたアメリカ帰りのもので、この時代は国内販売していなかった為に当然すべて海外からの里帰りカメラになります。湿気による痛み、カビがないのはいいのですが、ミラーを他のものに変えたらしく、そのミラーも端が少し欠けていて、さらに絞り羽根にオイルがべっとり付いていて粘って絞りが絞られず、ミランダ全般が最後までそうでしたがスローガバナーの動きが宜しくないということで、手を加えないと殆ど飾りのためのカメラというようなシロモノでした。そのために、いままでずっと防湿庫に入りっぱなしで一度もフィルムが入ったことがありません。最近、カメラの分解ばかりやってましたので、こいつもまな板ならぬ分解マットの上に乗ることになりました。レンズの分解ですが、最近は数もこなしてきましたので、簡単に前群・後群を外し、前から絞り羽根を押さえている円筒を外せば絞り羽根が現れます。これを1枚1枚外してオイル分を洗浄して乾かし、1枚つづ組み付けてゆけばそれ良いのですが、組立に手間取って少し時間を食ってしまいました。しかしアメリカ帰りのカメラには絞り羽根に油分がべっとり付いて、羽根がくっついて動かないものが良くありますが、レンズシャッターに差した油が絞り羽根に回るのはまだしも、1眼レフの絞りの基部に油を差すなんてどういう神経しているんでしょ。もう一台のセンソレックスも絞りに油が回って膠着してました。スローガバナーの動きが思わしくないのはA型以降のラウンド型系統共通のもので、1軸不回転ダイアルのセンソマートの時代になってもその症状が良くあるようです。これは基本的にスローガバナーの設計と材料が悪いのが原因のようで、これは底板を分解してスローガバナーを洗浄し、注油して何回か作動させる以外に動きを良くする方法がないみたいです。少しでも使わないとまたスローガバナーの動きが悪くなるようで、頻繁にスローシャッター切ってやる以外に予防法はないのですが、当時でも有名メーカーのカメラのスローガバナーはメッキされたギアが使われて加工精度もよかったものを、ミランダのスローガバナーは真鍮の切りっぱなしのギアだったりしますから、なんとなく安物のピンレバーウオッチのメカみたいで、ここいらの問題も大きいのでしょう。低速は精度が出ないと割り切って1/30以上のシャッターしか使わない方が利口です。でもうちのD型はスローガバナーは絶好調だし、センソレックス系はダイアルを回してもギアの音が聞こえず、スローガバナーが効かなかったということもありません。基本的にセンソレックス系はスローガバナーの構造がまったく違うんでしょう。個人的にはダイアル回すたびにギアの音がギーギー聞こえるのはあんまりいい感じはしませんが。ということで、未だにスローガバナーの調子は完調ではありませんが、とりあえず絞りの方が作動するようになって、曲がりなりにもフィルムを詰めて写真を撮れるレベルにまで持ってきました。T型にはズノーのレンズが装着されていたことが知られていますが、このA型に付いているレンズはソリゴール50mm/f1.9です。この時代はフジタ66の藤田工学あたりか、コーワのレンズだっていう話だったかなぁ、詳しいことは忘れましたが、同じソリゴール50mm/f1.9であってもA型から数えて16年後のオートセンソレックスEE用ソリゴール50mm/f1.9 EEまで新旧5本のレンズがあるので、これを全て同じ条件で撮り比べてみるのも面白いかもしれません(笑)MIRANDA_A


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September 05, 2005

カメラの分解はパズルだ

 オートボーイJETの分解ならびにジャンクから取り出した部品の交換、ヤシカ35の分解ならびに巻き止めスプリング製作あたりからカメラの軍艦部の分解にけっこうはまり、というのもプラスチック製でない年代物のカメラの軍艦部ははめ込みで止まっているようなものはなく、一種のパズルのようにあちこちのネジを緩めて部品を外すことに初めて分解にいたるわけですが、設計者の設計意図をくみ取ってどこにネジが隠れているかなどを推定しながらカメラを分解してゆくのは、実に楽しいお遊びだということを発見しました(笑)その後けっこう曇り始めたファインダーのカメラが耐えられなくなり、ミランダセンソレットのファインダー清掃、ミノルタ35IIの軍艦部分解によるファインダー清掃、FD200/F4.0の3枚目の玉の白内障手術、s用ニッコール85/F2.0のヘリコイド分解とグリスアップなどを行いました。
 ミランダセンソレットは1眼レフ専業のミランダが出した唯一のレンズシャッターコンパクトカメラです。確か73年あたりに「ストロボと取り付けて本体にガイドナンバーをセットすると距離に従って絞りを自動的に変化させるとともに、絞りの値をファインダー内に表示させる」メカニズムによって「日本の歴史的なカメラ」に選ばれたような気がします。「日本の歴史的なカメラ」を系統的にコレクションするマニアにとっては必須のカメラなんですが、ミランダ好きの自分にとっては、手元のミランダセンソレットは実は2台目のセンソレットです。というのも先代のセンソレットはアメリカ帰りのものを松阪屋カメラからタイミング良く平日金曜日に5,000円で奪い取ってきたのにも係わらず、取り引きしていた成形工場の火災でその被災状況を「写るんです」代わりに同僚に持たせたままになって喪失してしまいました。その後都内のカメラ屋を巡って歩くも縁がなく、オークションなどある時代でもなかったために、4年余りに渡って捜していたのに入手出来ず、押上界隈に営業に出た帰りに錦糸町の光カメラのショーケースの中に入っているのを発見し捕獲に成功したものです。値段は皮ケースと純正ハンドストラップ付きで15,000とまずまず高額でしたが、そんなことより足で歩いて4年見つからなかったものが再び入手できてうれしかったことのほうが大きかった15,000でした。アメリカ帰りのセンソレットと違って入手当初から若干ファインダーが曇り気味でした。それから10年以上経ち、ファインダーの清掃を思い立って軍艦部を分解。ファインダー曇りの原因はファインダー周りのショックアブソーバーとして入っているモルトブレーンが分解し、そのガス分がファインダーを曇らせていたようです。30年代のカメラはモルトに起因する曇りは殆どないんですが、40年代以降のカメラは比較的に多いですね。MマウントカメラでもM3はいつまで経ってもクリアなファインダーなのに、CLEはモルトプレーンの分解に起因して10年余りでファインダーが曇り始めました。センソレットは作業時間30分少々で耐えられるファインダーに変わって作業終了。ミノルタ35II型は、うちの母親が嫁に来るときに持ってきた由緒正しいカメラで、実は町田在住の兄の持ち物だったものを、新しいカメラの購入のために買い取ってやったといういわれのあるものでした。長い間うちのカメラとしては唯一のもので、昭和48年にキャノンのFTbに変わられるまでは現役であり続け、わたくし小学生の時には1眼レフの砲列のなかをこのカメラで急行ニセコのC62 2号機を追ったりしてます。ということで、場合によってはライカのIIIgよりも大切なカメラですが、東京に持ち帰る前に長い間押入の天袋に保管されていたために、ファインダー系統にカビが侵入し、見るに耐えられなくなっていたため今回思い切ってオーバーホールです。シャッター速度変更つまみなど細かいネジが多く分解が大変ですが、まずアクセサリーシューから外して巻き上げノブ、巻き戻しノブ、シャッターリング&シャッターボタン、シャッター速度変更つまみなどを取り外してあっさり軍艦部が分解出来ました。接眼アイピースは引き抜けば外れます。そこでプリズムやミラーをクリーニングペーパーで磨き、カビの部分は爪楊枝を平たく削ってクリーニング液を浸してこそげ取るように磨きます。その甲斐あって信じられないくらいにきれいになり、元通りに戻して完成です。ファインダーがきれいになると途端にフイルム入れて撮ってみたくなりましたが、この附属の4.5cm/F2.8の通称「梅鉢」といわれるレンズは、ミノルタの「仙人」といわれた斉藤氏が非点収差の計算式を一部間違えて、絞ってもなかなか均一性が良くならない迷レンズだったようで。ボディ設計は宮部甫氏ですが、基本設計が古いので、後のライカモドキのカメラと比べても精密度その他見劣りがしますが、ライカコピーに走らずまったくの独自設計のカメラなのでその独自性は評価できるでしょう。実は当初ホットシュー付きだったのですが、フラッシュキューブの暴発事故が続出し、ホットシュー無しに改めたのだとか。現にアクセサリーシューを外したらしっかりホットシュー用の穴が軍艦部に開いていましたし、後面に設けられたDINタイプのシンクロ接点はリード線で繋がっているのではなくて、このホットシュー基部と接点で接触していましたので、軍艦部を外すときにはんだごての必要がありませんでした。これは新たな発見でしたね。しかし、こんなボデイにライカのズミクロンなんか付けた日には、完全な「げだう」に陥ってしまいますな(^_^;) 古いFD 200/F4レンズは前から3枚目のレンズに曇りが発生し、絞りの基部から油が蒸発して曇らせているのだろうと思って殆ど20年放り出していたものですが、開けてみてびっくり。何と3枚目のレンズ後面のコーティングの変質で曇っていたっものでした。研磨剤で一皮剥く覚悟で磨いたんですが、あまり改善せず、洗浄してそのまま組み立ててしまいました。S用ニッコール 85/F2.0は実力の割に過大評価され、偉くいい値段が付いていますが、17年くらい前の松屋デパートのカメラショーでヘリコイドに引っかかりがあり、前玉に拭きキズが多い真鍮にクロームメッキのタイプのレンズを16,000で入手したものです。それいらい防湿庫の肥やしになっていましたが、パズルにはまってしまったために分解してヘリコイドのグリスアップに挑戦。余計なところまで分解してしまいましたが基本的には前群と後群のユニットをはずせばヘリコイドのグリスアップ部分が露出します。50年以上経ってすっかりヘリコイドに油分がなくなりがさがさした状態でしたので、薄くグリスアップして何回かヘリコイドを回すことによって入手以来初めてまともなレンズに生まれ変わりました。これ、ニコンSPに装着すると見栄えがいいので、少し町の中を持ち歩こうかしら?そういえばSシリーズで85mmのフレームがあるカメラってニコンSPだけなんですってね。そんなこととんと忘れてましたが、ニコンSPの再生産に合わせてこの85mmもますます相場がアップしたのでしょうか?。MINOLTA35

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September 04, 2005

第二種電気工事士試験のリベンジ

 昨年、筆記試験は自己採点46/50で通っておきながら、2次試験の単位工作試験で3路スイッチの渡り線の色に3芯ケーブルの色を合わせてしまい、余った黒線で接地線を繋いだ事で一発不合格になり(今考えればあたりまえ)、受験料・工具・材料・教科書その他3万5千円も使っておきながらムダにしてしまった第二種電気工事士試験の材料等選別・単位作業試験を今年は筆記免除で7月の24日に受験しました。今年は筆記試験免除ということで、3月の始めに電気技術者試験センターから直接、必要事項がプリントアウトされた科目免除者受験申請書が届き、4月になって郵便局から5,200円をその申込書で振り込んで受験申請しておきましたが、7月10日近くになって筆記試験合格者の合格通知が出るまで、科目免除者の受験票が届かないために、3ヶ月の間申請が受理されているのかどうかも確認する術がありません(^_^;)
 7月10日を過ぎて届いた受験票によると、実技試験は札幌コンベンションセンターという言うなれば幕張メッセのような大きな展示場・国際会議場です。去年のような予備校とか大学を使わないということは、去年実技で落っこちた筆記免除者だけが大きな会場に集められたのかも知れません。現に筆記の受験票も持参してきた人間は1人もいませんでしたので。
 試験までの間、去年の単位作業試験の練習に使った材料のうちVVF1.6-2Cだけ不足していたので、7月に入ってから買い足したんですけど、結局過去問の課題は一度もやりませんでした。やったことはMMCのケーブルストリッパーの刃先調節をして、エコ電線の外装もスッパリと一発で剥けるようにしたことくらいです。おかげで実際の試験ではエコ電線でも外装と心線の被覆が一発で剥けて、エコ電線の接続箇所が4カ所あったんですが、ナイフで剥くのに比べたら6分以上は確実に時間が短縮できました。工場出っぱなしのケーブルストリッパではエコ電線が剥けないと断言する前にちゃんと自分で刃先の調整をするべきです。わたくしも去年の3芯のエコ電線は被膜が延びてズル剥けだったので、ナイフを使いましたけどね(笑)失敗したのは電工ナイフの刃を研いで行くべきだったことです。ビニールの外装や被覆は剥けても、刃がツルツルになっていたためか、VVRの保護材の紙テープとフィルムがなかなか切れませんでした(^_^;)
 7月24日、地下鉄東札幌の駅から歩いて10分ほどの札幌コンベンションセンターに向かいます。地元駅から乗ったJR電車の中にも高校生を含めた明らかに電工試験に向かう人間が乗り合わせていて、電車の中でもオーム社の参考書を開いて複線図を必死に起こしているおにいちゃんがいました。材料選別も複線図も原理原則がしっかり頭の中に入れば必死になって電車の中でやるほどのものではないんですけどねぇ。こちらは地下鉄に乗り換えるために新札幌の駅で降りましたが、彼らは降りずにそのまま札幌駅まで向かったようなので、会場が明らかに別のようです。
 札幌コンベンションセンターに着いて驚きましたが、大きな会議場が3つ宛われており、自分の試験会場は何と特別会議場とかいう国際会議などに使用される立派な会議場で、3人掛けのテーブルの両端に2人座らされて280人も入る大会場です。テーブルも広く、床は厚い絨毯張りで、こんなところに電線の切りくずを落としたら罰が当たりそうな(^_^;) ところがその広い会議場が仇となり、また試験補助員の経験不足か要領が悪く、材料等選別試験の問題を配り終えるまで20分近くかかりました。そして11時スタートの材料等選別試験が11時10分過ぎの開始です。ラッキーなことに隣が欠席してまして、単位工作試験で隣を気にすることなく工具とか広げるのに好都合です。
 材料等選別試験は昨年に引き続きけっこうな難問で20Aのコンセントや接地付き、接地極付きコンセント、パイロットランプ付き単極スイッチなんか普段の選別試験には出てこないものが多くて過去問丸暗記排除の傾向が感じられました。8割取らないと不合格なので(後日、問題不備により7割合格になる)、今年の実技試験は選別試験の出来不出来が重要なポイントになりそうです。普通、選別試験終了後にトイレに行く時間くらい設けられるのですが、選別試験で10分以上時間が押しているために、選別試験の答案を回収後すぐに単位作業試験の台紙と材料箱、問題用紙が配られます。選別試験前に無理してトイレに行っておいて良かった(笑)そして材料の不足を確かめる為に材料箱を開けますが、今年はやたらと電線が短いような。それにスリーブがたったの3個と差込スリーブも4本用が1個だけ。それに単極スイッチ2コにパイロットランプ、ランプレセプタクルに引っかけローゼット、PF管にコネクタと来ただけで、だいたいどんな題意が用意されているかが読めました。あとパイロットランプの点灯形式だけは、問題を見なければかわりませんがIV1.6が3色用意されているので異時点灯でないことだけは確かで、同時点灯でも常時点灯でもさんざん昨年やったことですから恐ろしくはありません。ただし、昨年のスイッチ等のパーツは東芝でしたが、今年は一般的な松下でした。松下のスイッチは東芝に比べて電線を外そうとするとき、マイナスドライバーを差し込もうとすると固くて外しにくいのが難点ですね。まあしっかり確かめて電線を挿入すれば外さないといけない羽目には陥らないはずですが(笑)
 12時10分近くになって単位工作試験スタート。問題用紙を見て最初に確かめたことは作業時間とパイロットランプの点灯形式です。この程度の接続箇所で昨年より8分も長い35分とは人を見くびっている(^_^;) 指定事項をよく確かめて(去年みたいに渡り線の色指定を見落とさないように)題意を確認の後、複線図を起こします。ものの1分で終了。それから普通は長い電線の切断に入るのですが、今年はエコ電線を2本等分に切断しただけで終わりです。あとは真ん中の外装部分だけ指定の長さにしてストリッパーで外装を剥けばOK。なんか拍子抜けしてつぎ、どの部分に取りかかっていいか一瞬迷いましたが、とりあえず取付枠にスイッチとパイロットランプを位置を間違えないように取付けてから各ケーブルの外装とケーブル皮膜を剥く作業に入ります。まずVVR1.6-2Cですが、こればかりはケーブルストリッパを使うわけには行かないので電工ナイフで10センチ心線を出します。外装は剥けたんですが、ナイフに刃付けしていかなかったので中のビニールと紙が切れない(T_T) 普通のVVF1.6-2Cは外装の寸法だししてストリッパでスパスパ剥いてゆきます。そしてランプレセプタクルの接地側を間違えないように心線をラジオペンチでのの字曲げしてネジで固定。この際も絶縁皮膜がネジに掛からないように慎重に作業します。エコ電線もストリッパで剥きますが、ストリッパの刃先調節の甲斐あって普通のビニール外装ケーブル同様にスパスパ剥けて、これで時間がだいぶ節約出来ました。スイッチの極性を間違えないように慎重にケーブルを挿入。同様に引っかけローゼットにも極性を間違えないようにケーブルを挿入。スタート時間が試験官の手元時計で始まったために残り時間がよくわかりませんが、かなり速いペースで作業が進んでます。つぎにナイフで切れ目を入れたゴムブッシングをジョイントボックスに嵌め、PF管とコネクタもウォーターポンププライヤでジョイントボックスに固く取り付け、IV1.6を中に通してパイロットランプと単極スイッチの間のジャンパー線も黒線で作ってパイロットランプの接地線を白に繋ぎ、ランプレセクタブルの渡り線を赤線で接続します。そしてジョイントボックス内、白の接地線4本の心線の長さを揃えて差込スリーブで接続、黒線3本はリングスリーブで小の部分で間違えないように慎重に圧着ペンチで圧着。スイッチ渡り線の赤線とランプレセクタブルの黒線をリングスリーブで圧着ペンチ極少で圧着。引っかけローゼットの黒線とスイッチからの白線をさらにリングスリーブで圧着ペンチ極少で圧着し、各部分の形を整えて作業終わりです。時間も十数分残して作業を終了してしまったようで、ケーブルの切断屑をビニール袋に詰め込み、工具をすべて片付けても全然余裕で時間がありました。もう一度作業の状態を確認するために取付枠を見てみると、パイロットランプの左側がしっかり取付枠の突起にはまっていません。慌ててマイナスドライバーで取付枠をこじって外し、はめ直して固定し事なきを得ました(^_^;)
 しかし、今回の会場では材料等選別と単位作業試験の再受験者の集まりなのに、簡単なワイヤーストリッパは持参している人間はいましたが、1万円前後もするケーブルストリッパを使っている人間がいないのに驚きました。昨年の会場では10人居たら半分はケーブルストリッパ持参で試験に臨んでいて、試験開始2分くらいからストリッパで被覆を剥く音ががちゃがちゃとうるさい位だったのに何ということでしょ。今年の単位工作試験は接続部分が大幅に減ってさらに時間が8分長くなったためにナイフ1本で十分に完成させられるくらい簡単な課題でしたが、それでも未完成で終わってしまう受験者が2割くらいいました。欠席者挟んだ横のオヤジは作業終了間近になっても複線図を書きながらケーブルを切っていたようでしたが、結局パイロットランプをどう繋いで良いのかわからず、殆ど部品のまま未完成。さらにIV1.6の被覆を15センチも剥いてそのまま放置でしたが、いったい何を考えているのでしょうか?(笑)後ろのオヤジは電工ナイフじゃなくてカッターナイフでエコケーブル剥きに挑戦でしたが、こちらもケーブルを接続する事もできずに時間終了を迎えたようでした。さすがに昨年一度単位工作試験に臨んだ受験者だけにナイフで手を切り刻んで血だらけになる受験者には行き当たりませんでしたが、絆創膏を試験官にもらっていた人間を一名目撃しました。こちらはしっかり絆創膏持参で試験に臨みましたが、もちろん無駄な用意でしたよ(笑)しかし、退出の時にざっと見てみると、未完成はどうしようもありませんが、引っ掛けローゼットとランプレセクタブルへのケーブルの接続で、普通はケーブル外装が中に入るくらいの寸法で心線の寸法出しをしなければいけないのに、心線を5センチもしくは10センチも出して、そのまま先端の被覆を剥いて取り付けているだけのものがけっこう見受けられました。これだけ心線を出してしまうと、軽欠陥をカウントされても仕方がないかもしれません(実際に軽欠陥2ですが)。それをやっていた斜め前の高校生は、後日の合格者一覧表に受験番号がありませんでした。気を付けましょう。
 結果は約40日後の9月2日にインターネットで発表になり、自分の受験番号をネット上で確認。昨年度の試験申込から1年半越しでやっと第2種電気工事士の資格を獲得。なんと8/4日に受けた一般毒物劇物取扱者試験の結果も同日同時刻にインターネットで発表になり同時合格。1日に異種格闘技2種目同時合格はいままで数多く試験を受けましたが、初めての経験です。しかし、これで約6年の間で30回近い試験を受け、その中には20%を切る合格率の試験も何回か受けたのにも係わらず、唯一「不合格」を食った我が資格取得の汚点でもある第二種電気工事士試験にリベンジを果たし、やっと終了させることが出来ました。
 そんで、2種電工取って何をするのかといわれたら「リニアアンプの電源工事を自分でやる」とでも言っておきましょうか(笑)でもこれでピルメン4点セットである2級ボイラー・危険物取扱者全種・高圧ガス製造保安責任者(3種冷凍機)・2種電工が揃ったことになります。少し実務経験つけて上の資格でも目指しましょうか?特に昔の蒸気機関車機関士必須である1級ボイラー技士が欲しいなぁ。2級のままだといつまでも機関助士相当なもんですから。
2DENKO


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September 03, 2005

毒物劇物取扱責任者試験受験記

 他の試験と並行で1年掛けて6種類全部取得した乙種危険物取扱者免状ですけど、どうも法律的に調べてゆくと危険物であっても消防法的には危険物取扱免状で扱ったり貯蔵することが出来るのに、また毒物劇物取締法という法律で、毒物劇物取扱者の資格も持っていないと実際には取り扱えない危険物が数多くあります。というのも法律の主旨が火災予防上の見地からか、公衆衛生上の見地からかというスタンスの違いがあるからです。そのために危険物の免状を持っているだけでは不十分であるし、また、危険物受験のときの知識が生かせるのであれば、最短距離で取得が可能な資格ではないかと思い受験することにしました。まずいつものようにネット上で情報を調べますが、危険物と違って意外と実際に受験した人からの情報が少ないようです。情報をリサーチしてわかったことは、全国統一の試験ではなく都道府県の薬務課が年に一度試験を行うこと。7月8月の試験実施の都道府県が多いが、居住地以外の都道府県に受験申請しても試験を受けることが出来ること。試験には主に筆記試験で毒物及び劇物に関する法規・基礎化学・毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他取扱方法の問題が出され、更に実地試験として毒物及び劇物の鑑別及び取扱方法を試験するということになっており、各都道府県によってその問題数や試験方法がまったく異なるために難易度にかなり差があるようでした。その合格率の差たるや20%そこそこの合格率の県から50パーセントを超える県までいろいろでした。受験料は都道府県の収入証紙で11,000円と意外に高額ですから、冷やかしで受験するには受験料が勿体ないですし、年に1度の七夕試験ですので当初、受験をためらっていました。それに地元の書店では良い参考書が入手できません。そうすれば待てば海路の日和ありで、ネットオークション上で毒物劇物試験のスタンダードである参考書の弘文社発行「毒物劇物取扱責任者試験、試験問題の解説・解答」と「これだけはマスター!基礎固め毒物劇物取扱責任者試験」の2冊の合計5,300円を3,000円ほどで入手し、4月末に地元の保健所に願書をもらいに行く覚悟が出来ました。参考書を譲ってくれた人は、参考書を揃えたものの結局使うことなく挫折してしまったそうで、まったくの未使用品でした。ちなみに試験会場で見かけた参考書はすべてこの1冊または2冊でした。地元保健所でもらった願書はコピー用紙で原本をコピーしたようなシロモノで、なんかこういう試験申込書だとあとの試験がちょっと不安になってきます。5月の連休後に試験申込書と写真を貼った写真票ならびにコンピュータ入力用紙に必要事項を書き込み、市役所で戸籍抄本を一通もらった後に地元の保健所に出掛けました。そこで受付に来意を伝えると、まず11,000円の証紙を買わされて中に入れられます。薬務課の人間が不在だったために窓口のおじさんに持参書類を点検してもらい、収入証紙に割り印をしてそれで申込終了です。窓口のおじさんに「ぜひ合格できるようにがんばって下さい」と言われて勇気づけられました(笑)
 まず危険物試験もそうですが、各物質の名称と性質を覚え込まないと始まりません。ところが毒物劇物は危険物と違ってジエチルパラニトロフェニルチオホスフェイトなんていうのは序の口で、ブチル=2,3−ジヒドロ-2,2−ジメチルベンゾフラン-7−イル=N,N’-ジメチル-N,N’チオジカルバマートなんていう物質が山ほど出てくるのです。こういう物質名は丸暗記するわけにはいきませんからそれぞれどういう類の毒劇物なのか意味を理解しなければいけないのが煩わしくて、結局7月まで手を付けませんでした。その間ハイバンドが調子よかったので、せっせと無線に精を出していましたが、そのうち突然JARL支部大会の議案製作を頼まれてまるまる7月10日までなにも出来ませんでした。さらに7月24日には2種電工の材料選別試験ならびに単位工作試験も控えています。そのために24日までは後半の3日だけを2種電工試験の材料選別の復習にあて、それまでの間、まず出題が多そうな毒物・劇物の性質・用途・貯蔵法・毒性・処理法・注意事項をノートとA4の壁紙にまとめる作業を行いましたが、これだけで約1週間かかってしまったような感じです。それから法規の要点をノートにまとめ、最後に基礎物理化学の演習を行いました。そのうちに2種電工試験が迫り一時中断。7/24日の2種電工試験終了後は後回しにしていたモル濃度の異なる物質を混合することによる濃度計算などの計算問題をこなし、このときは計算尺が大活躍。そういえば高校時代に化学を習っていた教頭先生は計算尺片手に化学の計算をこなしていましたっけ。さらに濃度による毒物・劇物の除外一覧をまとめましたが、のちにこれで40問中4点の問題で出題され、これが完璧に解答できたので、後が楽でした。とはいうものの、危険物の試験と比べると法規は非常に簡単なような気がしますが、基礎化学は高校の化学をしっかり復習しないと難しく、さらに毒物劇物の諸性質は危険物で言うと1類2類3類4類5類6類の毒性物質が全て含まれてきますので、その全てを覚えるのは危険物甲種くらいの難易度が要求されるかもしれません。さらに危険物取扱者試験に比べて情報が少なく、問題集でも一部記述式試験のような問題が出てくるために北海道で果たして択一式マークシートの解答方式か、一部記述式の解答が要求されるのかもわかりませんし、さらに筆記による実地試験の具体的な問題例がまったくわからないうちに8/4日の試験日を迎えてしまいました。試験は札幌の北海道自治労働会館で12:30集合の13:00開始です。法令・基礎化学の試験、毒物劇物の性質・貯蔵・その他取扱方法と鑑別の2種類の試験がそれぞれ90分の時間内で行われます。前者は「一般・農業用品目・特定品目」の受験者共通で、後者のみそれぞれ別な問題が出題されます。解答は全てマークシートによる択一式でした。試験開始から30分経過すると途中退出が認められます。試験会場に入ると殆どの人間が弘文社の参考書を広げて最後の追い込みに入っています。こちらは濃度除外規定をまとめたノートで最後の確認です。
 試験開始時間になり、問題用紙を見ると、法規は問題ありませんが基礎化学で異なったモル濃度の物質の混合や中和のための溶液量の計算、さらにpH値の対数計算などもありますので、計算をすべて捨てて掛かってきた人たちには点数が取りにくかったでしょう。良く覚えておいた有機リン系毒物の解毒剤の正解の組合せなんていう問題も出てきました。慎重に解答したつもりでしたが、20分くらいで40問を書き上げ、30分の退出可能時間をまって3番目くらいに解答用紙を提出して退出。試験終了まで1時間ありましたから近所のヨドバシカメラを冷やかしに行ってしまいました(笑)
 試験終了5分前くらいに戻ってくると、農業用品目を受けに来たと思われる高校生の集団が廊下でうるさく答え合わせをしていました。また、廊下には空調が効いていないので暑いこと暑いこと。やっと試験終了時間になり試験場の扉が開きましたが、最後まで15人くらいは残っていた感じでした。明らかに勉強が足りないようで。
 15:00分から性質・貯蔵・その他取扱方法と鑑別試験が行われますが、この試験は一般・農業用品目・特定品目の受験科目によって問題が異なり、一般>農業用品目>特定品目の順に出題範囲が限定され、扱える物質にも制限が加わります。この試験もマークシートによる解答方式でした。試験開始時刻になり問題用紙を広げると1問目に濃度除外規定の%を答える問題があり、いきなり4点確実にゲットしますが、あとはあまりよく出てこない物質の性質を問う問題などがあったり、中毒症状を問う問題、さらに廃棄方法として処理に加える物質を問う問題とか具体的な鑑識法を問う問題なども出て、いちいち化学反応式を書いて確認しないと解答できないような問題が続きます。そのうち30分経過して退出時間になると、受験者が一斉に立ち上がり2/3が退出してしまい試験会場が閑散となりました。こちらはまだ化学反応式と格闘していて一度こうだと思って解答した選択肢を書いたり直したりの繰り返しで、とても30分で書き上がるような余裕はありません。結局45分経ってから「だいたいこれくらいだったら6割以上は点数が取れただろう」という水準までもって行き、解答用紙を提出して試験が終了しました。落ちる気はしないけれど、確実に受かるという確信ももてないまま後日、道の薬務課から解答が出たようですが、答え合わせすることもなくそのままインターネット発表の9月2日を迎えてしまいました。
 ネット発表は2種電工と同日同時刻だったので、まず2種電工の合格を確認後、道の薬務課ホームページでの合格者一覧を見ると、しっかり番号がありました(^_^;)
同じ試験会場で受験した82人の一般毒劇物取扱者試験のうち、合格者は19人でした。合格率は受験した札幌の会場に限っては平均27%よりやや低く23%あまり。考えるに諸性質・鑑別試験で30分の退出時間にどっと退出したのは受かる確信があって退出したのではなくて、どうやら自分の勉強不足で途中で試験をギブアップし、適当に番号を選んでマークシートを埋めただけの人たちのようでしたね。インターネットで合格者が発表されたその日のうちに地元の保健所から「毒物劇物取扱試験合格書」の交付を受けました。受付の時と同じおじさんが「難しい試験をよくがんばったね」と誉めてくれ、ちょっとうれしかったです(笑)免状交付の必要がないので、受験料と免状申請手数料を合わせれば11,000円近くになる2種電工と結局は同じくらいの取得費用になるようです。
 しかし、このA4のプリンター打ち出しのペラペラの合格証、何とかなりませんか?(^_^;)
POISON


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September 02, 2005

最年少ニューカマー局と初交信

 おそらく現時点でわが町の最年少単独JARL会員であり、ニューカマー局の小学6年生K君と、ついに2ヶ月目にして交信する機会に恵まれました。周波数は21.180MHzです。そろそろ出掛ける時間だと思って出がけに21メガをワッチすると、殆どどこも入感してこないのにもかかわらず、ずっとCQ連呼している局があったので、気の毒だから真空管に火を入れ、チューニングを取って応答したら、例のK君だったのでした。まあ、こちらは相手の素性もリグもアンテナのことも全てわかっているので、前から疑問だった「何月の試験で4アマを取ったのか?」という話を向けたら、実はわが町ではなく、3月に隣町で4アマ養成講習があったので、そこで講習を受けて4アマ免許を取得したとのこと。どうりでこちら側の網に引っかからなかったわけです。また5月の4アマ試験で黒板にかかれた試験スケジュール時間の間違いを指摘した困っちゃくれた小学生ではなかったようで(謎) 開局してそろそろ2ヶ月になるようで、相変わらずCQを出すのも手慣れたものですが、残念ながらまるっきり運用2ヶ月の経験しかありませんし、小学校6年生ですから、QSOを続けるにも自分の方に話題が全くないので、あいかわらずこっちが一方的にしゃべる事に一言しゃべってすぐに相手にマイクを返すことには変わりなく、3アマ養成講習が11月にあることを宣伝したら、本人乗り気になっていたようですが、早々にファイナル送られてしまいました(笑)まあ、その日は21メガが開けていなかったから、秘密電波研究所所長のわたくしに今まで運用してきて疑問に持ったこととかぶつけてくれても一向に構わないんですが、6年生だとまだ自分で何がわかっていないのが、そういう疑問すらまとめられないのも仕方がありません。11月の3アマ養成講習に参加してくれて、実際にCWの道に進んでくれればFBだと思っているんですが、もし講習会に参加して3アマを取得したら、中学在学中に2アマを取得するように発破を掛けましょう(笑)
 ところで、平日の日中に無線やってる小学生って、もう登校拒否のヒッキーにでもなったのかしら?

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September 01, 2005

病院でH講師に遭遇

 31日、午前中に父親の白内障手術と入院のためのムンテラを受けるために市内の総合病院に家族同伴ということで付き添いとして出掛けてきましたが、待ち時間の長いことに半ば呆れながらもインピーダンスとスミスチャートの解説本なんか持ち込んで読書の時間です(笑)しかし、以前は下北沢の飲み屋のカウンターに文庫本3冊くらい毎回ごと持ち込んで、そこで読書することが至福の時間だったのにも係わらず(おそらく月間図書費3万円は優に使っていた)、3年前から小説その他の本とは一切決別し、工学・数学・化学関係の試験関連本以外まったく読んでいません。まあ、潤いのない生活がどうかは別にして、読んでは次々に堆く積まれてゆく文庫本の類が本棚から姿を消し、資格関連本だけで本棚が埋まってしまうような状況がずっと続いています。
 まあ、それはさておきその病院で退屈な待ち時間を送っていると、偶然わたくしも4年前にお世話になった4アマ養成講習講師のHさんとばったりお会いしました。先々週の4アマ養成講習の時は、Hさんは3日目の無線工学担当だったので、その講義を特別聴講することが出来ませんでしたが、1日目2日目と一緒に法規の授業を受けた50人の受講者の中で、今回は珍しく1人だけ試験で不合格になった人がいたそうです。4アマ養成講習で不合格者が出るのは非常に珍しいケースで、合格率も99%以上と言われる中で「不合格」となるのは逆に難しいのではないかと思いますが。それというのも通常の4アマ国家試験は問題の出題範囲もかなり広く、その出題のパターンを、いわゆる「完丸」で暗記するのもかなりの根気と根性を必要としますし、その数ある試験問題出題パターンの中から法規・工学12問ずつの問題をそれぞれ7割の正解ですから四捨五入で12問中8問正解を出さないと合格出来ないと言う4アマ国試は、まったく予備知識のないものが適当に解答して合格できるというものではありません。65%前後という微妙な合格率がそれを物語っておりますが、それに比べて4アマ養成講習は法規・無線工学ともに30問の出題パターンを覚えればよく、試験も法規・無線工学共に10問中6問正解を導き出せば合格です。言うなれば60問のクエスチョンプールの答えを丸暗記すればそれでOKなのですから、完丸を1冊丸暗記するのに比べれば労力1/10です。そういう4アマ養成講習ですから不合格者を1人でも出した講師はがっくりと落胆しますが、実際に養成講習には読み書きのかなり怪しい人も参加してきますので、何百人かのうちには1度落ちる人が出てくるのもいたしかたがないかもしれません。また、2度目の試験まで落ちる人はいないみたいなので、その不合格者も次回の講習のときには大丈夫でしょう。4アマ講習会は法規・工学の講義の後にすぐ試験となりますが、欲を言うと講義の後に1週間ほど自分で復習する「間」があって、それから試験となるような余裕が欲しいところですが。
 ところで、地元3アマ養成講習会が11月の20日に決定しました。10月2日の旭川を皮切りに8エリア帯広・釧路・紋別となんとあの、ある意味有名な「天塩」なんて田舎で定員60名で3アマ養成講習が行われるっていうんですからオドロキです。あの有名公務員さんも奥方の資格には届かないながらも自分でこの養成講習を受講するんでしょうか?当然講師は1アマの奥方なんでしょうねぇ
(^_^;) それはさておき、我が町で定員50名の3アマ養成講習が埋まるかなぁ?現状でも4アマやり放題の局は今さら3アマに昇格しても実運用とはまだまだかけ離れているし、たとえ3アマになってもCWになんか興味ないでしょうしね。「CWやらないから3アマ取る意味がない」それを言っちゃあお終ぇよ(笑)でも今回から選抜試験がなくなったから、そんなに3アマ養成講習が高い合格率を出すかどうかわからないですけどね。まして1時間ほどのCW取扱の授業くらいで、実際に紙の上であろうとCW符合が出てきても訳が分からないんじゃないすか?

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