出始めたJL8期限切れコール
こないだの4アマ講習会でN村講師が「きっとみなさんのもらうコールサインはJK8でしょう」なんて言っていましたので、JL8コールのわたくしがオブザーバながらJL8のM○○以降になると訂正を入れておきましたが、いまだにJL8コールで運用していると「8がLコールまでいっているとは知らなかった」なんて声をよく聞きます。ところが、JK8からJL8に変わったのが平成12年の6月始めで、実はJLのA○○の辺りが5年の更新時期を迎え、すでにJL8でありながら失効コールサインが出始めてきました。Lコールのコールサイン割当のほうは9月始めでJL8MM○の段階ですから、5年3か月でLコールの半分をやっと過ぎたというスローペースなんですね。ちなみにJK8コールの方は5年でAAAからXZZまで埋まったようですが、この分だと単純計算してもLコールが終わるのは4年位先になってしまうようで、このまま開局のペースも落ち続けると最初のLコールが2回目の交信を迎えた10年選手になったとしても同じLコールのコールサインが続いているかもしれません(笑)10年経ってもビギナー局に見られるというのもなかなか面白いものもありますが(^_^;)
まあ、考えてみるとJA8の3文字コールなんていうのは昭和34年から昭和50年3月末まで15年以上掛かって消化したのですが、マーシャルの斉藤OMに教えていただいたとおり、8エリアでは34年4月の第一回電話級アマチュア無線技士試験に合格してすぐに開局申請しても2文字コールが間に合い「未だに電話級の2文字OM」が何人か現役でいらっしゃるようで、そのなかにはDXCCオーナーロールだったりする人もいるようですが(^_^;)
さて、JL8コールの中には他エリアから転勤してきて8で開局したり、一度開局しながら局免が失効し、何年かのブランクを経て再開局し、JL8になった「非ビギナー」がけっこういるのですが、当方みたいに最初は2mと430の2波FMだけの4アマ局免から始まって次第に割当周波数が増え、固定局・移動局の2局というように段階的に変わってゆく局は珍しいようです。サフィックスMが全部埋まったとしてその免許総数は13×26×26になるので8788局になりますが、その中で3アマ以上を開局している局数は85局。その割合実に0.97パーセントという数字で、4アマ免許総数に対する1アマ免許の数に近いものが(^_^;)さらに2アマ以上で開局している局数はそのなかの61局です。Lコール1kW局は今のところ厚田村のあの方だけ。たまに免許情報を検索するとよくわかるのですが、Lコールで開局し、出世魚のようにだんだんと上級局免になってゆく局が殆どなく、あっても3アマ止まりになっているようで、最初から上級局で開局した局は別にしてLコールは上昇志向の意欲がある局が少ないというように、何となく感じられます。地理的に札幌まで出るために車で8時間以上掛かる場所がありますから、試験を受けに行くのも大変ですが、それにしても札幌圏のLコール上級局もさっぱり増えません。さらに5年を経過して再免許申請を出さなかった失効Lコールがかなり出てきましたので、JL8コールは今後増えるペースより減るペースの方が早いという恐ろしい現象が起きそうな予感(^_^;)
再免許のLコールをよく検証すると、やはりHFの割当があった局の生存率が圧倒的に大きいようです。我々が4アマ講習を受けた際も殆どはトラックの運転手関係者で、講習同期で取った局免も当方含めて144&430FMのみの局ばかりでしたが、どうもこのあたり再免許申請率が軒並み低いような感じですね。ちゃんと講習で「局免5年」の期限があることをやっていると思うのですが、コールサイン名乗りあった交信なんかしないから局免期限なんか気にしないのかな?当方の移動局免許は来年10月に5年の期限を迎えますが(実質的に声を出し始めて2年と1ヶ月前でしかありませんが)、4アマ講習のLコール同期がどれだけ再免許になるかよく見守りたいと思います。同期30人で1人しか残らないのは寂しすぎる(T_T)
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Comments
今日、アマチュア免許のコールサインが来ました。
コールサインは JL8V●●です。
今、平成21年です(笑)
携帯電話が普及したので、今更、免許のいる無線電話なんかしないのでしょうか?
Posted by: TACT | January 07, 2009 05:58 PM