« コムカラ峠移動運用 | Main | コールサインプレート掲示のトラック »

September 25, 2005

見通し距離を阻むピークの存在

 昨日、実際に高いところに行ってよくわかりましたが、コムカラ峠から札幌方向を遠望すると北広島近辺が勾配のピークになっており、北広島のピークの裏側に存在する札幌市街が見渡せないのです。光学的見通し距離と電波的な見通し距離は異なりますので電波は届きますが、太平洋岸から石狩まで平坦であると思ったの、意外なことでした。そういえば30数年前まで千歳線が東札幌経由になっていた頃は、東札幌を過ぎて上野幌あたりまでずっと勾配が続いた難所だったために、蒸気機関車牽引の貨物列車は重連で補機が付く運行だったんでしたね。それもD51牽引貨物列車の補機を電化で函館本線と紀勢本線を追われたC57が担当してたりして。今のように新札幌経由になり、連続勾配が緩和されても島松から上野幌まで勾配であることは変わらず、1月の大学入試センター試験の当日に機関が1台故障したDD51牽引の貨物列車がそのまま運転を続け、この近辺で勾配を登りきれなくなって立ち往生して千歳線が一時不通になり、大混乱したことがありました(^_^;) まあ、意外なピークの存在によってわが町から札幌に電波の飛びが悪い理由ということがわかったようなものでしたが。
 昨日、2mでの移動運用中に札幌のOMさんから21メガが開いていることを聞いていましたが、今日9時過ぎにシャックに上がってくると21メガも18メガも強力に入感してくる局が何局かあります。ちょうど時期的にもYLコンテストの最中だったんですね。YLコンテストもニューカマーが育ってこないせいか、年々出てくる局数が減っているような気がして寂しい限りです。18メガをワッチすると18.122でコール中の局があり、その局に応答しますと、山梨は北杜市のOMさんでした。当方ローカルのOMさんの消息を尋ねられたりして、5分ほどお話ししましたけど18メガは久しぶりだったので、アンテナチューナーのバンドセレクタが24メガのまま話してました。SWRが6以上あったのではないでしょうか?(^_^;) 100Wかけても殆ど反射して損失していた状態でしたね(笑)
 それに気が付いてチューニングを取り直して18.137でCQ開始。すぐさま愛知県は豊橋のOMさんからコールバックがありましたが、このOMさんとは今年50/24/18メガの3バンド目のQSOになりました。WARC2バンドっていうケースも珍しいですが、10/18/24のWARCのみ3バンドQSOの人も今年達成しましたし(笑)次に板橋区の方から呼ばれましたがQSBが大きくて安定度が悪く、早々にお話しを切り上げました。愛知は常に安定していて、次に呼ばれたのも愛知県は江南市の局長さん。21メガの方も愛知が一番良く聞こえていたようです。18がスキップし始め、CQを掛ける声もまばらになってきたので18を切り上げ21にQSY。CQを連呼していた同じく愛知県は知多郡の局長さんにコールバックして交信成立したところで21メガもそろそろ怪しくなってきました。
 21メガでまたニューカマーK君が愛知県東海市の局にコールバックしているのをワッチしましたが、自分の友だちが愛・地球博にいったときの話題などで相手の局長と会話がちゃんと成立してましたぞ(笑)今月始めに当方と初めてQSOしたときは早々にファイナル送られてしまいましたが、交信局数こなしてQSOにも余裕ができてきたのかしら(^_^;)

| |

« コムカラ峠移動運用 | Main | コールサインプレート掲示のトラック »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 見通し距離を阻むピークの存在:

« コムカラ峠移動運用 | Main | コールサインプレート掲示のトラック »