リーダーの器
隣の支部総会に関することで、どうやら事後にもめ事があったようで、こちらは当事者ではないので善悪の判断の論評をいたしませんが、リーダーたるものはもう少し思慮深く行動してもらいたいと思っております。その2人の理事には7月に初めて面識を得たばかりですが、個人的には大勢の人間を率いるのに適任なのかどうかは判断がつきませんでした。少なくとも過激な分子を結局はひとまとめにして大願成就した大石内蔵助タイプには見えなかったのですが…。
大勢の人間を率いるというのはなかなか難しいことで、わたくしは組織で一度失敗してますから自分でリーダーたる器ではないことを理解していますが、この自覚がない人が上に立つことは組織全体にあっても悲劇です。今のリーダーは何でも自分でやりたがり、すべて自分の手柄にして理事たる立場を長く安泰なものにしたい。さらに自分と意見が異なる人間に関しては徹底的に排除し(自分と異なる意見をクレームが多いとは何事)、回りにイエスマンばかりを配置するというのが垣間見えるようですが、普通の会社だったらこれでは5年で他社に足もと掬われて倒産です。組織のリーダーは、自分と異なる意見の人間を積極的に登用する方法を考え、組織の進むべき道を探り出し、さらに自分でやらずに他人に仕事を与え、その人間の手柄を素直に誉める。そして誉めることによって後に続く有能な人材を育ててゆくことがリーダーたるものの責務のはずです。どうもこういうことのバランス感覚のないというか、世間知らずという人が公○員の関係の退職者には多くて、そういう人を組織に取り込むと何にも出来ないのに口だけはうるさいなんて陰口をたたいている人がいますけど、考えてみたら我が町の無線界も○役所のOBが牛耳っているようなもんですからねぇ(^_^;)
まあ、この「クレーマー発言と相手の会社に抗議に乗り込んだ」事件に関しても、わたくしはもちろん「どうでもいいですよ(C)だいたひかる」を決め込んでおりますが(笑)
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