ローバンド運用のための準備を…
20日朝の最低気温は21度を超え、9月も半ばになるというのに最高気温が25度を超える夏日を記録しました。本日は打って変わって最高気温でさえ16度にしか上がらない10月並の大変寒い1日でした。しかし、今年はいつまで経っても暑い日が続くためにうっかりしてましたが、8エリアでは冬場には屋根にも上がることができないために、霜が降りる11月までにはアンテナの整備や春まで使うアンテナの準備をしなければいけなかったのです。当方、HF3.5メガに関しては短縮率のめちゃくちゃ高い垂直アンテナ1本しかないために、SWRの合う範囲も非常に狭く、殆ど同じエリア内での交信にしか使っていないような感じです。おそらく100W掛けても5W分くらいの電波しか出ていないんじゃないかと思うくらいで、コンテストでコールバックしてもまったくダメ(^_^;)
ということで、冬場のローバンド狙いで3.5メガのダイポールを張ろうと思っているのですが、インバーテッドVにしようにもさすがに我が敷地には無理なようです。昨年作ったフルサイズの7メガダイポールは余裕で敷地に収まりましたが、それでさえ「普通の家にはおさまらないよ」なんて言われてますけどね(笑)それで出来れば7メガと3.5メガのデュアルバンドのダイポールを製作して、エレメントが敷地に収まらなければZ型に曲げるか、エンドローディングコイルにして短縮するか、考えたんですけど、一番の問題は7メガのLCトラップを自作しなければいけないことです。このトラップが7メガに同調しているときはその先のエレメントに電流が流れない訳ですから7メガのダイポールアンテナとなり、7メガに同調していないときは末端まで電流が流れるわけですが、このLCトラップを作ることがやっかいで、誘導性・容量性の数値の組合せはヘンミ#266電子工学用計算尺でいくらでも計算できるんですが、測定器がまったくないために塩ビパイプにホルマル線巻いてコイルを作るにも、同軸ケーブル切ってコンデンサ作るにもどうしたものかということで、いままで作らず仕舞いになっていたものですが。ディップメータ1台あれば解決なんですが、今時ディップメータも中古流通がなかなかありませんしねぇ(^_^;)
ということで、アンテナ自作本の作例でも見ながらカットアンドトライするしかないようですが、雪が降るまでになんとか7メガダイポールに3.5メガのエレメントを追加してデュアルバンド化に着手したいものですが、ちゃんと完成するでしょうか?昨年仕入れた1.9φのPEW線がドラム巻きで240m残ってますから材料には事欠かないんですけど、ちと太すぎたかな?
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