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October 03, 2005

狂乱の上級試験受験戦線スタート

 狂乱の1,2アマ受験戦争が10月1日の12月期試験申込開始とともに口火を切りました。12月期試験はこちらの予想に反して年度途中で通信術が旧3級の25文字/分2分間受信に変更になり、旧3級・電信級を所持して入れば通信術免除となるために、今までモールスの45文字/分ならびに60文字/分の受信の技能が身に付かなかった「CWなんてやらない」「今どきCWなんて時代遅れ」と豪語する人たちが、「CWがなければ上級試験なんて誰でも受かる」とばかり、大量にやってくることは目に見えてます。特にここ数年で免許情報が総務省からインターネットで検索できるようになり、国際的に有名なDXサーやコリンズフルライン使用局だったのにも係わらず、免許情報を晒されたばかりに上級局のふりが出来なくなった電話級・4アマ局が所持資格を運用実態に少しでも近づけるチャンスが始めてやってきたわけです。まさか1アマなのに14メガ無し・CW無し・10W許可ってことは考えられないでしょう?(^_^;)そのため、1アマから和文の受信が無くなった時のように、おそらく通常の3倍で効かない数の受験申請があると思われますが、傍観者としましてはどれくらい集まってどの程度の合格率で推移するかの結果のみが楽しみというわけです。「4アマのほうが技術も経験もある人間が多い。メーカーの開発はみな4アマ」と豪語する人間はその言葉で自分が4アマであることを正当化しようとしますが、そういう人たちの多くは選抜試験がなくなった3アマ講習に参加して3アマを取り「移動局は1アマも3アマも同じ、1アマは単なる自己満足」とでも言い始めるんでしょう。でもその言葉の節々にもイソップの「酸っぱい葡萄」の話を感じさせないわけにはいきませんが、やはりモールスが無くなったら自分でも上級試験が取れそうだと思う人が出てくるのは当然ですし、それによって少しでも運用実態に近づいて「4アマ100Wから2アマ100W」になる局が増えればそれに越したことはないと思いますが、それさえもやることなく4アマ免許でやり放題というのはもう処置がありません。開局している人間全員が運用実態に合わせて一度に試験を受けると言うことになると数万人の人間が試験場にやってこなくてはいけないわけですから、何か第二種電気工事士試験の様相を呈してしまいますけどね(^_^;)
 今回届いたJARLニュースで3歳11ヶ月3アマ合格の坊やと小学3年で1アマ1陸特に合格した子の勉強法などが詳しくレポートされておりましたが、けっこう「小学3年で1アマ合格」というニュースを聞いただけで、それなら自分でも受かると2アマ受験を止めて1アマ受験に切り替えた人も多いでしょうし、ネットBBS上でも「1アマと2アマの試験の内容は通信術にしかなかったから今回は1アマを受けるべき」とか「1アマは計算問題が2アマより多いが既出問題の数値を変えただけだから出題範囲の広い2アマより遙かに楽」というような煽りに近いような情報が錯綜してますから、受験者は何が正しいのかしっかり見極める必要があると思います。
 自分が受けた感触的な物からすると、どちらにしても答えの数値までも丸暗記で満点の取れた3アマ試験とは一線を画し、原理原則をしっかり理解しないと通用しませんから、おそらく問題集の答え丸暗記で2アマ半分、1アマ30パーセントという解答しか出せないでしょう。また以前も書いたとおり2アマは計算問題を捨てたとしても他が出来ればぎりぎり合格ラインにたどり着くことは可能。1アマは計算問題回避不可。2アマの計算問題はルートが絡んでいても整数で割り切れるような簡単な問題であるが、1アマは基礎計算力が問われるような計算ばかりで整数で割り切れるような簡単な問題なし。2アマの試験問題をほぼ満点取れるような実力があれば、そのままでも1アマ試験は7割くらい通るが、2アマ試験問題8割以下で通過だとそのままでは1アマ試験通過は難しいというようなことが言えると思います。1アマの試験に限っては、簡単な中学生用計算尺が1本あれば見事なほどに楽が出来ます。「計算尺の目盛が5択の答えの一つの数字と見事に一致すると得も言われぬ快感が走った」という経験は、無線国家試験に計算尺を持ち込む前に卒業したわたくしにはありませんけど。
 まあ本当に当局が2アマ試験から間をおかずに1アマ試験に1発で通ったなんてマグレを通り越して8エリアの奇跡みたいなものだったんですから(笑)そんなわけで未だに知識・実力共に3アマ相当なわけですからあまり試験のことをとやかく「経験」とか何とか言いながら語る資格はありませんが、試験は喜劇・悲劇が入り交じったゲームみたいなもので面白いので語らせていただきます。落ちたところで年に3回チャンスがあるわけですし、プロの金銭と人命に関わる無線資格と違ってアマの上級を取らないと会社を首になる人など1人もいないでしょうからご安心ください(^_^;) また、所詮「お遊び」の資格ですからあまり試験勉強に熱中して家族から白い目で見られて孤立し、人生を棒に振らないようにお気をつけ下さい(笑)

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Tracked on October 03, 2005 05:44 PM

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