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October 08, 2005

ラジオマイク

 イベントでワイヤレスマイクを必要とすることになり、いろいろ調べてみましたが、以前のように学校で盛んに使っていたFM放送帯で使用するワイヤレスマイクが電波法改正によって使用できなくなったのは何となく知っていましたが、電波法の関係で最近はもっぱら赤外線によるワイヤレスマイクが会議室程度の広さの場所で使われているとは知りませんでした(^_^;) 周波数に関係なく使用することが出来る微弱電波使用機器の電界強度は3メートル離れたところの電界強度が500マイクロボルト/mという基準になっているようで、これではiPodの音をラジオに飛ばす装置や自動車のリモコンスターター、更にはディップメータあたりの測定器まで引っかかりそうな感じですが(笑)無線LANの送信機は2.4GHz帯10mWだそうですが、果たして出力10mWの基準を上限20パーセント以内で満たしているのでしょうか?何かエアガンの0.2J自主規制並に「?」がつきそう。
 さて、現在のワイヤレスマイクは主に800MHz帯を使用するA型B型と300MHz帯を使用するC型に別れているそうで、それぞれ総務省の技術基準に適合していなければ使用できませんが、A型のマイクに限っては他のマイクが出力1mWであるのに10mWであること、テレビの中継波と一部供用する部分があるために「音響業務用」として「無線局免許状」を取らなければいけないということは、さすがにプロの無線技士免許持ちのわたくしは知っておりますが、テレビ中継業務との混信をさけるためにいちいち使用する際は事前に「特定ラジオマイク利用者連盟」という団体に使用を届け出てその調整を受けないといけないとされていますので、一般ユーザーが使用するようなものではなく、常に営利目的がからむ正に音響業務関係者が運営会費を払って会員にならないと使用できないようなシロモノであることは知りませんでした。無線局の種別は陸上移動局(ラジオマイク)で「音響業務用」。無線局免許状を得るためには3級陸上特殊無線技士以上の資格が必要です。いちおう「業務用」なので、たとえ第1級アマチュア無線技士であっても免許状を得ることはできません(笑)さらに免許を受けたマイクを貸りて使用する事も「不法無線局開局」にあたりますので、注意が必要です。もちろんマイクに向かってしゃべるには、主任無線従事者の監督下であれば資格不要です。免許情報で検索してみると我が町で免許を受けているのは市役所が8本分の免許を受けているだけでした(^_^;) 通信用じゃないのでコールサイン送出義務はないようですが、ちゃんと免許状に識別信号が記載されているようですな。
 ということで、A型ラジオマイクはコンシューマーユーズとはいえませんが、その800MHz帯に出力1mWのB型マイクがあり、さらに伝送品位が落ちますが322MHz帯にC型マイクがあってそれらは技術適合基準に合格したもののみ「特定小電力無線局」として免許と資格無しに使用できることは周知のとおりです。
 ところで30年少々前に、FM放送帯を使用したワイヤレスマイクがまだ盛んに使用されていた頃、どれだけの出力が認められていたかわかりませんが(50mW?)、これを送信機にして受信機はFMラジオを使用しての双方向通信を試みていた中学生がけっこういたようです。よくマンガ雑誌の通販広告に「光波無線のカッパマイク」なるものが掲載されていて、SONYなんかのワイヤレスマイクより圧倒的に安かったために、これを用いて電話ごっごに興じていた青少年は少なくなかったでしょう。さらにSONYなどのメーカーでも「FMトランスミッタ」なるものを普通に販売しており、これをラジカセのイヤホン端子に繋ぐことによってミニ放送局が開局でき、家の周辺何メートルくらいまで電波が届くかラジオを担いで実験したなんて人も多かったようです。その時代に比べて電波利用の機器数が増大すればそれだけ重要通信や放送への混信を防ぐために送信出力と使用周波数帯の規制を受けるのが当然ですが、そういう自由な実験が出来る時代ではなくなって、一般のますます電波への興味が薄れ、電波という物の重要性がわからないままに不法に無線局を開局しても罪の意識がないものが増えてしまったような気もします。この人達は出力を2倍に上げると今までの2倍の距離を電波が飛ぶと思ってますからね(笑)さあ、今夜からいよいよJARL4大コンテスト最後を飾る全市全郡コンテストのスタートです。相変わらず14メガ電信電話部門参加になりますので、明日朝からまず電話でCQコンテストコールを開始したいと思いますので、声が聞こえておりましたらコールサービス宜しくお願いいたしますm(_ _)m

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