地元3アマ養成講習開催
20日、地元では初めてとなる3アマ短縮養成課程講習が実施され、会場の関係で当初60人予定の所、12歳から69歳まで58名の参加で1名の欠席もなく、午前9時30分から修了試験が終わる午後7時くらいにかけて1日がかりの講習会になったようです。普段の4アマ養成講習より人数が多いために別会場になり、会場設営や書類作成の面倒が大変で、そのために朝だけ少し手伝いに出向き、最初の法規の授業だけ1時間見学させてもらいました。8時半からはじまると思って、マイナスの気温の中で霧が立ちこめるツルツル路面にスリップしながら8時前に会場に到着したら誰もいません。しばらくして何台か車がやって来て、ローカル局の1人が降りてきたので、何時からかと聞いたら9時集合9時半開始とのこと。1時間早く来すぎました。そのローカルに「Jさんも3アマの講習受けるんだ。朝から気合い入っているねぇ」なんて言われましたので「俺は1アマじゃぁ!」と叫びたいところを「今日は単なる手伝い」と誤魔化しておきましたが、確かにどうもローカルの4アマには同類と思われている節があります。何せ現在進行中のJL8コールなもんで、よもや1アマ・航空通・4海通・1陸特・1海特持ちだなんて言っても信じてもらえんのだろうな(T_T)
さてさて、今回の講習なんですが、ローカル局の資格底上げを目論んでいたのにも係わらず、知っているローカル局は58人中4人しかいませんでした。そのなかの1人にニューカマーK君がいたのですが、「JARLに入会しないでCQ出しちゃいかん」と説教たれたOMと一緒の席になってました。奇しくも最年少と最年長が一緒の机で(^_^;) まあこういうこともありますからあんまりイジメちゃいけません(笑)でもお互いにそのことを知っていたかどうかはわかりませんが、気付いていたのはちょうどその交信の時タヌキしていた自分だけか。しかし、4アマ免許もらって半年経たないうちにもう3アマ免許とはうらやましい。あたしゃ4アマを講習で取ってからモールス受信練習するきっかけを掴むのに無駄な時間を費やし、実際に4アマ講習受けてから3アマの勉強し始めるまで11ヶ月掛かり、3アマ試験を受けて免許を受け取ったのは13ヶ月後だったぞ(笑)
ということで、ローカルで3アマ免許が必要そうな人間がおらず、ジャージ上下サンダル履きというスタイルの人がやたらと多かったんですが、みなトラック関係の人と言うことで、中には100キロを超える遠方の地方からやって来た人も多く見かけられました。今すぐ講習にでも参加しないと実運用に近づかない万年4アマローカル局がどこに行ったのかと思ったら、やれ仕事が忙しくて時間がとれないだの、社員旅行に行ってしまったなんていう理由をつけてぐずぐずしているうちにトラック関係者で予約が埋まり、キャンセル待ち10人以上というそのような状況になってしまったようです。そうなると当初の目論見とは外れてしまうので、年明けに4アマも3アマも再度講習会日程がすでに組まれているようですが、もう歳だから4アマのままでいいという3アマ講習にも来る気のない4アマ100W局は困りますねぇ(^_^;)
3アマ講習の問題集は法規10問4枚、工学10問4枚のそれぞれ40問ずつの出題がありますが、その中の半分はダブっているので実際の問題の種類は20問ずつ。そのなかから修了試験では法規10問、工学10問がそのまま出てくるわけですから4アマの養成講習より楽かも知れません。さらにその10問のうち6問ずつの正解で合格なんですから落ちることのほうが難しいくらいです(笑)
N講師が「モールスの符合を見て意味を問う問題または意味を示してそのモールス符合を選ぶ問題は2問ないし3問出ることもありそうなので、まったくモールス符号の問題を無視してしまうと合格基準点に達するか達しないかは苦しくなるかもしれない」などと言っておりましたが、事前にモールス符号でアルファベットを覚えてきたというのは、移動運用で初めて交信したローカル局トラックドライバー1人だけでしたが。でもおそらく実際に音を聞いて識別できる段階ではないようで(出来ていれば先に試験を受けに行ったでしょうから)25文字/分の速さでN講師が自分のコールサインを打った音がわかる人間は誰もいませんでしたが。しかし、その答えをあたしに振らないように(笑)
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