1年3ヶ月ぶりの3.5メガ
自作の7メガフルサイズV型ダイポールアンテナにトラップコイルを自作してエレメントを追加延長し、3.5メガも出られるようにする計画だったのですが、秋口から初冬にかけて忙しく、ついにそっちの方面に着手することなく雪の季節を迎えてしまいました。ということで、相変わらず3.5メガは短縮率のめちゃめちゃ高い垂直アンテナ1本でのQRVで、SWRの2.0以下に落ちる範囲もわずか15kHzくらいで、バンドのエッジからエッジまで運用しようと思うとアンテナチューナが必須です。100Wの出力を掛けようが有効にアンテナから放出される電波は、アンテナの短縮率の高さもあって10W機のフルサイズダイポール使用の局に負けるかもしれません(^_^;)
そんなわけで、コンテストなんかで呼ぼうがまともに取ってもらえることも稀なためにどうしても運用から遠ざかってしまい、殆ど運用もワッチもしないバンドです。そして7メガ同様に「4アマ違法高出力局」が幅を効かすバンドなので、7メガ同様にあまり好きではないバンドなのですが、今の季節は夕食後にシャックに上がっても7メガでさえ国内がスキップしてしまい、8から聴くと沖縄の局がよく聞こえるような感じで、7メガさえ交信チャンスがありません。
そこで19時すぎに久しぶりに3.5メガをワッチすると、8の道内局が何局か出ていました。3.5メガで道内局は過去に釧路・帯広方面の局と何局か交信履歴があります。その中で厚岸郡浜中町の局がフェージング混じりながら素晴らしく強力に入感してきたので、浜中だったら交信出来ると思いチューニングを取りましたが、その局の運用周波数がアンテナのSWR調整したちょうどその谷間の周波数でCQを出してくれていたためにアンテナチューナ無調整でそのまま応答すると一発でコールバックがありました。それで5分ほど雪の状況などの話をしましたが、3.5メガでQSOするのは何と1年3ヶ月ぶりです(笑) しかし、余りにも強い信号なので、どういう局なのか無線局情報検索かけたら10W局でした。アンテナによって10W局でも200W局並の強さで聞こえるんですねぇ、驚きました。なんちゃって、そんなまじめに10W運用なんて信じてませんが(^_^;)
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