参加JL8コール2局だけのFDコンテスト
JARLのWEB上で8月に行われたフィールドデーコンテストの結果が発表になったようです。このコンテストは移動する局が主役のコンテストで、電源も取れないような場所から移動運用する局が高得点を取れるようなルールになっており、当方のように移動設備も用意出来ない万年固定運用の局は交信相手も「移動している局」に限られてしまうために、移動運用局とは得点差が大きくなってしまうコンテストです。じゃあおまえも移動運用しろと言われると二の句が告げませんが(^_^;) 来年はハンディ機1個持って安い外部バッテリーたくさん用意し、山にでも登りましょうか?そのまえに体力鍛えるのが先決ですが(笑)
というころで、あまり本気になって参加するコンテストじゃありませんし、相変わらず14メガの電信電話でサマリーを出しましたが、結果15位で後の方にはほんの数局やっただけでサマリーだけ出した局しかいませんでした。あと数年は8月のハイバンドの伝搬も期待できませんし、どうも最近のコンテスト参加もマンネリで惰性で参加しているだけですな(^_^;)
一つ気になって5年も割当が続いている8エリアでは現行の「JL8」コールの局がどれくらい参加しているかと思い検索をかけたら、1エリアで10ギガの電信で参加していたすごい局を除いて、なんと当方1局だけでした。その時点で約4900局ほど割り当てられていた「JL8」コールの中でたった2局しかFDコンテストに出てこないのです。せっかくニューカマー部門なんていうのを設けても、コンテストの参加方法、ログやサマリーの書き方などを教えてくれる人もいないので8エリアではニューカマーの参加者も1人もいないのです。まあ、そんな方法はネットをググればわかることなんですが、そこまで自分で調べてまでコンテストに参加しようという人間がいないということは、コンテストの面白みのほうを教えてくれる人もいないってことなんでしょうね。
支部コンテストにしてもそうなんですが、支部内ではコンテストに新たに参加してくれるニューカマーがまったくいなくて、以前から参加している局が年々減り続け、じり貧状態になってきているので、なんとか参加者を増やす方法を考えているのですが、どうも最近は間違った平等教育のおかげか「順位をはっきり付ける事を敬遠する」傾向にあるような気がして、若い人のコンテスト離れがますます進むのではないかと危惧しています。こういう人たちにコンテストの「戦略的なおもしろさ」を伝えるにはどうしたらいいものでしょうか?
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Comments
残念ながらFDは参加できませんでした。
わたしも今年数名をハムの世界へ導きましたが、CQ出すところまで至っていません(>_<) 仲間数人で始めるとどうしてもその仲間だけのQSOで終わってしまうことが多いようですね。
Posted by: lgw | December 22, 2005 06:25 PM