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January 10, 2006

手配書が出ていたカーボンヒータ

 暮れの31日に支部のブログに掲載する支部長の写真を撮りに伺ったところ、また首振りのカーボンヒータの修理を頼まれ、大晦日の夜に故障部位を探っていました。支部長宅からの暖房機の修理は3回目ですが、今回のカーボンヒータは知り合いからもらったそうで、また例によって何回も使っていないのに通電しなくなったそうです。よくよく暖房機の壊れる家ですが、このカーボンヒータ自体は今回も中国製で、部品不良か何かで又温度ヒューズが切れたのかと思いました。前回のハロゲンヒータと違うのはリモコンで首の上下から左右の首振り、さらにオンオフから強弱の切換まで出来る複雑なメカになっており、IC不良だったらお手上げだと思いながら防護ネットを外して発熱体のところまで分解し、通電して発熱体の接続部の電圧を測ると強で100V、弱で50Vの電圧が来てます。これで発熱体であるガラスヒーター管が切れていることがわかりましたが、説明書によるとこの部品は消耗品らしく、ガラスヒーター管だけ発注すれば修理可能と判断し、説明書の輸入元URLを開いても該当がありません。おかしいなあと思ってメーカー名と形式名で検索をかけると、恐ろしげなことが判明しました。独立行政法人製品評価技術基盤機構の事故情報特記ニュース#66の2005.4.28によると、このカーボンサークルヒータは発熱体の不良によりガラスヒータ管が使用中に破損し、飛び散った高温の石英硝子で床やカーペットを焦がす火災未遂が5件起こっているらしいのです。輸入元の総合技研は製品の無償点検と修理を行っていましたが、東京地方裁判所に破産宣告を受けて現在では製品の回収修理が行われていないために、未回収品の事故が未だに起きているらしいです。今回は発熱体が破損せずに内部のカーボン線が切れただけで済みましたが、最悪の場合にはぼや騒ぎに至っていた可能性もあり、ナショナルの石油暖房機のように大々的に会社から回収修理が周知徹底されれば事故も防げますが、新聞広告を一度出しただけで輸入元が潰れ、未だに火災の可能性のある暖房機が未回収のまま市中で使い続けられていること自体が恐ろしいような気がしますが…。ちなみに対象商品は綜合技研株式会社から平成15年9月から平成16年2月に販売されたカーボンサークルヒータの形式名S-700CLとS-600CMの2種類です。製品評価技術機構によるとこのどちらかをお持ちの方で、綜合技研株式会社の行った無償点検・修理を受けていない場合には直ちに使用を中止して欲しいとのことです。しかし、メカの部分はリモコンもしっかり生きていますので、そのまま粗大ゴミにするのも忍びないんですが、なんか利用価値はありませんかねぇ?これでパラボラアンテナ作るわけにもいかんでしょうし、電球のソケットを付けて首振りライトなんて意味のないものを作ってもしょうがないし(^_^;)

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