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January 15, 2006

ニコンの撤退

 13日朝刊に掲載され「ニコン、フイルムカメラから事実上撤退」という報道は少なからずショックを受けました。フイルムカメラはF6ともう1機種を残し、交換レンズも大幅に整理して製造を終了させ、新たな開発はデジタル1眼レフに振り向けるということですが、これも時代故に仕方がないことなんでしょうか…。しかし、デジタルカメラがここまで急速にフイルムカメラに取って換わられることを誰が想像したでしょうか?報道の世界ではすでに画像をリアルタイムで転送できる速報性ゆえにとっくにデジタルカメラの独壇場で、フィルムカメラなんぞ第一線に残っていません。報道といえばスピグラがまだ蔵前国技館で使われていた時代を知る自分にとっては隔世の感がありますが、報道からもフイルムの消費がなくなり、コマーシャルの世界からもフイルムの消費がなくなると、これからは新たな高性能のフイルム開発も止まり、フィルム自体も「注文」しなければ手に入らない事態も十分考えられることも覚悟しなければいけません。
 しかし、機械式カメラの技術継承で複雑カメラの代表「ニコンSP」を復刻させたかと思ったら、今度はフイルムカメラからの事実上の撤退ですか?何かポリシーが一貫しない感じがしますが、現在ニコンではカメラ事業自体が収益の柱から外れつつあるのですから致し方がない事でしょうか。我々が現ニコンである日本工学に抱くイメージというのはキャノンやオリンパスとはまったく違った「精密工学会社」のイメージで、さながらドイツの「ツアイス」のような感じでした。8センチの屈折赤道儀付天体望遠鏡がビクセンの光友社あたりが6万くらいだったときに同じ8センチの赤道儀が日本光学のものだと何と16万8千円(@_@) 事、光学製品に限ってはなんか日本光学製というだけで特別な「プロのための道具」という感じであり、何となく殿様商売というか宣伝が下手だったイメージがあるのは、そもそも三菱系の企業で官僚主義の経営が支配している会社だったからでしょうか? それが30年くらい前から大衆化してしまいキヤノン、ミノルタ、オリンパスと同じ土俵に立ってしまってからは「日本光学」ではなく単なる「ニコン」になってしまいました。しかし、大ニコンがフイルムカメラからの事実上の撤退といえば、残る国内メーカーにも波及することは必至でしょう。まあ、考えてみれば未だデジタルカメラなんて発展途上であり2年3年でどんどん買い換えられる商品ですが、フイルムカメラなんてそうは買換需要が見込める物ではありません。当方なんか外に持ち出すメインカメラといえば未だに20年前のT-90ですよ(笑)それだけ「写る」という本質はもう何十年も変わっていないものなのです。14日放送の「ウルトラマンMAX」に40年前の撮影シーンということで、16ミリのアリフレックス16Mが出てきました。ウルトラQの3人が揃ったのもすごいことでしたが、事もあろうにアリフレックスが怪獣にたたき落とされて壊されてしまうシーンがありました。今のデジタルムービーしか撮らないクルーは、アリフレックスに何の思い入れもないでしょうから、というよりアリフレックスがどれだけ高価な機材だったかまったく知らない世代だから、いくら時代考証に忠実でも(だったら16STを出すべき)こんな破壊シーンに登場させたのでしょうか?当方から見たらリンホフやディアドルフも知らないデジタルカメラ世代の世代が、これらのジャバラのカメラを焚き付けにするシーンを取っているようなものです。どうせ壊すんだったらアリフレックスじゃなくてキャノンスクーピック16あたりにしろって、それじゃウルトラシリーズと時代が合わない
(゚o゜)☆\バキ

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