総通局のFRS,GMRS狩り
近所のハム屋に「トラックでアマチュア無線をお使いの皆様へ」というようなパンフレットと共にデンパ君のイラスト入り軍手が入った包みが2つ置いてあったので、最近はこんなものを道路で配って不法開局撲滅キャンペーンでもやっているのかと聞いたら、ついこないだハム屋に総合通信局職員の抜き打ち査察が入り、そのときに総通局職員が置いていったものだそうです。
普通は今の時期に販売店への査察が入る事はなく、事前に連絡が入るのが普通のようですが、今回抜き打ちの査察が入った理由は米国製トランシーバの「FRSとGMRS」が店頭に置かれていないかどうかのチェックのようでした。
北海道総合通信局がこれらの違法トランシーバを使用を摘発して「指導」を行った新聞報道は以前に書きましたが、相変わらずネット上では「使用すると不法開局の罪に問われる」事を明示せずに大量に販売されています。また使っているのを摘発されても「指導」だけだからどんどん使えなどと煽る書き込みも見受けられるようですが、「指導」は「今回は刑事告発しないが、次回同じ事を見つけたら告発する」ということです。「今度やったらただでは済まない」という警告なのですが、どうも「使わないでくださいね」というお願い程度に軽く考えると飲酒運転の罰金程度ではすまない量刑が待っていますので、「指導」を軽く考えない方が身のためです。
総通局職員の話だと、実際に北海道で「TV中継波に混信を与え業務に支障を来した」事犯があったそうで、北海道総合通信局が職員を各販売店に送って抜き打ち査察をする必要があるくらい、けっこう電波監視に引っかかるこれら米国製違法トランシーバが出回りつつあるのかもしれません。
何とか早いところ税関により通関させない等の「水際で国内に入れさせない」連携行動が必要だと思いますが?
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