試験科目の順序変更
4月に行われる平成18年度第1回上級アマチュア無線技士国家試験は20日月曜日で試験申込が締め切られましたが、知らないうちに今年から試験順序が変わり、午前中に法規の試験と電気通信術、午後からが無線工学の試験となったそうです。以前から無線工学を午後に持ってきて欲しいという話はちらほら出ていましたが、どうしてこういう試験順序にしたかというと、万が一通信術で失敗しても次の試験につき合わないで棄権して帰れるようにということらしいのですが、以前のような「通信術によって選別される」試験と違って、受験者が殆ど通信術試験免除であり、まったく素の状態から1ヶ月もあれば合格水準に達することが出来る通信術試験を今さら午前中に持っていっても別にどうでも良い配慮だったかもしれません。法規と工学の順番が入れ替わったことに対しては、昼休みに復習できるからそのほうがありがたいと歓迎する人がいる半面、一夜漬けで覚えた工学問題を法規の試験が間に入ることによって忘れてしまう人もいるかもしれず、どちらがいいのかわかりません。個人的には昼食後の満腹の状態よりも、午前中の頭脳の方が覚醒していて集中しやすいような気がしますが…。4月からの上級アマ試験はくれぐれも昼食は軽くするか抜いて、頭脳の覚醒状態を保たなければいけないかもしれません。しかし、今回の試験は前回試験で取れる人が取ってしまった後だからか、ちっとも盛り上がりません。もっとも今回の試験は、上級アマの規制緩和状態が今後も続くかどうかの重要な見極めになる試験となるはずです。前回の合格率からすると、意味もなく少し難しくなる傾向になるのかな?そうなったら再度1アマ試験に「計算尺」の出番があるかもしれませんぞ(笑)
| Permalink | 0
Comments
カスタードpurinnさん、こん**は
ついに上級資格を取得されたようで、おめでとうございます。
やはり、こつこつと勉強をされた努力に結果が付いてきたのでしょう。
まっちゃさんともども、いつか電波でお話し出来ますことを楽しみにしています。
Posted by: じぇいかん | September 18, 2006 10:05 AM
お久しぶりです。
じぇいかんさんのこのブログが縁である方に国試受験の際に大変お世話になりました。
お陰で奇跡の合格!
その試験会場で計算尺を持ってこられていたかがいらっしゃいました。
このブログを見るまで“計算尺”というものの存在さえも知りませんでした。
ちょっと私には高度すぎるお話が多いのですが、いろんな未知の世界を教えてくださいね。
Posted by: カスタードpurinn | September 17, 2006 09:10 PM