エメロン石鹸の円右師匠
客「ご主人は?」
猫「いにゃ〜い」
客「お歳暮で」
猫「いらにゃ〜い」
客「エメロンで」
猫「それだったらいるにゃ〜」
のエメロン石鹸CMやバラエティ番組で、一時期、TVではその顔を見ないことはなかった三遊亭円右師匠が亡くなったことを新聞で知りました。とはいっても本業は落語家さんですからTVで顔を見られなくなってから物心がついた今の若い人は馴染みがないかもしれません。柳家金語楼の上を行くその独特なつるつる頭でなんか年齢不詳な感じがし、「この人はぜったいにこれ以上年を取らないのではないか」なんて思っていましたが、最近の高座の写真を見るとさすがに80を超えたお歳だけあって、年相応に老いた様子がうかがわれました。しかし、あれだけTVの出演が多くてお茶の間では知られた顔だったのに(それに比べて落語を語っている姿は見たことがない)20年ほど前からぷっつりと姿が見られなくなったので、実は知らないうちにもう亡くなったのではないかとか、柳橋や先代痴楽みたいに倒れて長患いし、療養中だったのかと思っていたので、最近まで高座に上がっていた事を知って、こっちのほうが驚いてしまいましたが。
この円右師匠、おばあさん落語の名人古今亭今輔の弟子で、師匠の後を継いでおばあさん物と新作をやっていたようでしたが、ついに話を聞けないまま亡くなってしまいましたが、円右師匠の落語のCDっていうのがそもそも出ているんですか?(^_^;)
円右師匠、そのはげ頭にすぐ傷が付くので、寝るときはヨットパーカのフードをすっぽり被って寝るなんて言っていたのが思い出されます。
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