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April 16, 2006

タワーを貰った

 しばらくアマチュア無線をやっていると、他人のアンテナが気になって仕方がなくなるもので、たまに電車などに乗っても車窓から見えるアマチュアのアンテナばかり眺めるようになります。当方のようにTV用の屋根馬にGPを載っけている局は意外と少数派で、一戸建ての住宅にはタワーが立って、立派なビームアンテナと取り付けている局が案外多いことに驚かされます。一軒の住宅にメインタワーとサブタワーの2本を備えて、これで4アマ10Wの局免での運用だったらもったいないなんて思いながら観察してましたが、タワー建設ともなると、本体のFOB価格よりも輸送料や工事費などのほうが何倍もかかってしまうわけで、タワー本体が20万少々といってもアンテナと付属品を買いそろえ、いざ工事その他の費用を入れるとあっという間に100万くらい掛かってしまいます。これがさらに30mなどというクランクアップタワーになると総額300万超ということも珍しくないようで。短いルーフタワーなら貧乏電波研究所でも何とか手が届きそうな範囲ですが、自立鉄塔にビームアンテナともなると当局同様に現状では夢のまた夢という状態の人が多いのではないでしょうか。やっぱり使う周波数帯によってある程度のアンテナの高さが必要なのは確かで、ハイバンドは屋根上アンテナであっても何とかなりそうなものの、ローバンドでは給電点の高さはやはり必要です。特に7メガ以下はローカルの局が59で聞こえていいる相手が、屋根より少し高いだけの当局のダイポールアンテナではまったく聞こえないということも珍しくはないのです。持っているライセンスの差ではなくて、無線設備に掛けた金額の高低で成果が決定的に左右されるのが「アマチュア無線」なんですが、この現実ばかりは否定したくても否定できません(T_T)
 そういう我が貧乏電波研究所の余りにもPOORな無線設備状況に同情してくれたわけではないのでしょうが、ローカルのOM氏が撤去してガレージの中に入れてあったクリエートのNタイプ15メートルのタワーを無料で頂いてしまいました。それも先方がトラックを借りてくれて、うちまで運んで下さったのですから、労せずして上を向いて口を開けていたら、そこに普通は鳥の糞が落ちるくらいなものの、今回はぼた餅が首尾良く口に納まったようなものでした。10年以上は使っているタワーであり、当地方は海岸が近く塩害地域なので、さすがに錆がないわけではありませんが、まだまだ十分使えます。残りの寿命を考えるとコンクリートの基礎を構築するのではなく、コン柱宜しく2メーター以上の穴を掘って、掘っ建てタワーにしてしまい、寿命が来たらさっさと撤去してしまうほうが環境に優しいというものでしょう。
 建柱するまえに亜鉛系の塗料でコートしてしまいたいのですが、何やかんやでタダで頂いたとはいえ、それなりに追加費用が掛かってしまいます。貧乏電波研究所の主旨として設備にお金をかけないことになっていますから、穴掘りも建柱もなるべく1人でやらなくてはいけません(^_^;)
 とはいえ、タワーがあってもアンテナはもちろんのことローテーターもマストもありません。それゆえにしばらくは逆V型ダイポールアンテナの支持台としてしか使いようがありませんが(笑)そんでも逆Vダイポールの支持台としても今度は楽に3.5メガのフルサイズダイポールアンテナが張れそうです。また、思い切ってスローパーアンテナとしてタワーを利用する手もありますが、この場合はきちんとアースが取れていないといけないのでしょう。我が町は保水力が少ない火山灰台地の上にありますが、果たして銅板を埋めて良好な接地が取れますかどうか。とはいえ何事もアマチュアは試行錯誤を繰り返す「実験」の積み重ねです。とにかく、まずは暑くなって穴掘り作業がしんどくなる前に、さっさと2m以上のタコツボを庭に掘らなきゃいけませんな(笑)

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