やっとハイバンドが開き始めた
3月中は例年なら21メガで6エリアの福岡あたりとは話が出来るコンディションになるために今年も期待をしていたのですが、期待を裏切り稲村OMの別宅シャックがある石垣島より北がなかなか開かずにスキップしてしまい、14メガも含めて交信局数ゼロ(@_@;) 来年のサイクルの谷間に向かってこりゃ垂直アンテナじゃ向こう2年間は厳しい電波伝搬状況に陥ってしまうと覚悟したりしました。4月に入ってもハイバンドの電波伝搬状況は好転せず、この15日土曜日もアウト。ハム屋の4エレビームアンテナで18から上をワッチしてもまったく聞こえませんでした。
ところが、日曜の9時頃から18メガをワッチすると、珍しく3エリアの何局かが聞こえていました。このときはEスポの兆候をまだ掴んでいなくて、岸和田からCQの出ている局と交信してすぐに18.138くらいでCQを出したのですが、どうやらピンポイントで聞こえているようでこのときはボウズ。21メガをワッチすると6エリアを中心にけっこう広範囲に開いているようです。イオノグラムを見てもEスポが発生している兆候は伺われず、その時は通常の4月の伝搬に戻っただけだと思いました。24メガでは2月の地震EスポでQSOした福津市のOMの声だけしか聞こえず、28メガはまったくダメ。
イオノグラムの状況から見て6mが開くとはまったく思えず、そのままリグの前を離れてしまいましたが、昼前に6mのクラスタを見ると、8からの受信情報が上がっています。半信半疑のままIC-551のスイッチをいれ、JA6YBR/bの周波数に合わせると、何とフルスケールで入感しているじゃあないですか。慌てて50.150から上をくまなくワッチしましたが、50.177あたりでCWの信号が聞こえたり聞こえなかったりする程度でフォーンはまったく聞こえません。しょうがないんで50.183あたりでリグに電鍵をつないでEXののち1分聴取で更にVVV連打し、その後10分ほどCQを出し続けましたが応答無し。やはり6エリアもピンポイント的にしか開いていなかったのかもしれませんが、このあたりは夏至前後でEスポが複数重なって広範囲にオープンする状況とは違います。しかし、今年は念願のIC-551用VOXユニットを入手したので、このIC-551でもセミブレークインが可能になり、CWでのストレスが一気に解消しました。今年の6mではコンディションが落ちたら早々にCWに切り替えてCQ出さないと例年並みの交信数は稼げないかもしれません。
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