18メガ同一エリア電離層反射交信
6月も半ば近くに差し掛かり、関東東北も梅雨入りしたようですが、相変わらず6mの国内伝搬状況は寂しい限りで、24メガあたりでせっせとCQを出すことになりますが、昼間の6mはDXがかなり良いようで、かなりの頻度で北米方面などが聞こえるようです。もっともトマトの支柱で自作した南固定HB9CVアンテナに運用出力相変わらず10Wの貧乏電波研究所には関係ないことですが。
さて、午前中から午後に掛けてのハイバンドの国内伝搬状況はクラスタを見るだけで把握はしていませんが、ここ何日かは夕方からのコンディションが宜しいようです。17時台にはリグの前に座ることは出来ませんが、18時台には18/21/24/28の各バンドが開けていることが多く、18メガなどは最近急に運用人口が増えた為か、急に人気のバンドになってきたようです。昨日8日は当初24メガで運用していたのですが、八王子のWARC専門のOM氏の18メガがかなり開けているとの話に急に浮気心が生じて、18メガにQSYすると、なるほどかなりあちこちのエリアのコールサインが聞こえるようです。6mがこれだけ開ければ18メガでなんかCQを掛けないのですが、とりあえず18メガでリグのチューニングとアンテナチューナの調整を行い、18.1275付近でCQを出しました。もちろん18.130と18.125でCQを掛けている局がいることを見越しての姑息な周波数選びです(笑)そして、周波数チェックを掛けているときに早くも同じ北海道の8エリアの局から強力なコールバックがあったので、ローカル局の誰かが呼んできたのかと思ったら声の主は網走の局でした。同一エリア内なのにGWではなくて電離層反射波通信です。18メガで同一エリアで電離層反射で繋がるなんて、考えても見ませんでしたが、その網走のOMさんの話でも18メガ21メガで年に1度か2度チャンスに恵まれるかどうかの偶然の出来事だという話でした。後で計算すると直線距離260Kmの近接Es伝搬です。
その後正規にCQを出し続けると、南は4エリア山口県から北は山形市と仙台市まで、ほぼ6エリアと5エリアを除いてバラバラに、しかも70分間にも渡って切れ目無く呼ばれ続け、20局と交信しましたが、18メガに出てくる局が多くなった代わりに指名を無視してコールサインを被せてくる局や、相手が喋り始めているのに再度自局のコールサインを連呼してくる局や、7メガのお行儀の悪さが急に18メガに持ち込まれたような感じがしてイヤな感じがしました。そういう局は極力無視しましたけどね(笑)国内がスキップし始めた20時近くには、中国の局からのコールバックがありました。
ホーンバンドに出てくる局は確かにやたらと増えた感じがしますが、CWに出てくる局があるかどうか、極力遅い符合で18メガでCQを出してみましょうか?(^_^;) まあ、こんなつまらない検証は義経にしておきますが、ライセンスの制限がなくなって出てくれる局数が多くなったということは、電波伝搬実験の上でも非常にありがたいことですから、ハイバンドの好調の時はこれからせっせと18メガに出ているかもしれません。
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