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August 16, 2006

大逆転劇の最中に…

 お盆の帰省シーズンになっても相変わらずハイバンドの開く時間がここ8エリアでは恵まれず、6mのクラスタを見ると1エリア6エリア間は開いているのに8エリアでは8エレの上下スタックをタワーにおっ建てているようなビッグガンからの入感情報しかありません。ここに来て「サイクルの谷間の底」を感じさせるのですが、相変わらず夏の太平洋高気圧の勢力下で大気も安定し、Esの出そうな気配もありません。
 ところが15日の午前中に急に6mで8エリア1エリア間が大オープン。それも事もあろうに地元駒沢苫小牧高校と青森山田高校の甲子園3回戦の海峡対決の中継中に開くのですから何という事(^_^;) 普通だったら試合に没頭してオープンには気が付かないのでしょうが、試合中のTV画面に「ただいま受信障害が発生していますので画面が乱れています」のテロップが1度だけ流れ、何せ4回までに3ランホームランを含む7失点を食い、これは逆転は困難だろうとEスポ情報の誘惑に勝てず野球観戦を中止、シャックに上がって6mを入れると1エリアが強力にオープンしていたのに遭遇したというわけです。場所によってはメーターの針がひん曲がるのではないかというくらい強力に入感する局もあり、CQを出せそうで、同じ8の呼出局と混信していなさそうな周波数を捜すと50.2725という50.270と50.275のちょうど等距離に離れる周波数しかなく、そこで9:34にCQ開始。JAIAアワードのカードもまだまだ沢山あるのでJAIAアワードボーナス局コールをします。そうするとすぐに茨城は筑西市の局からコールバックがありましたが、その後少々食い付きが悪くてセカンドコールバックは横浜の局から5分後に。その後1エリアを中心に0エリア、2エリア、3エリアの各局からコールバックがあり11時過ぎまで約40局と交信しました。ここ8エリアから1エリアが強力に開いたのは平日はわかりませんが休日では8月6日の午後13:30前後以来だったかも知れません。それだけ久しぶりの6mオープンでした。
 6mオープンの終息後、当然の負け試合の結果を恐る恐るインターネットで覗いてみると、なんと9回サヨナラの逆転劇で駒苫が青森山田に勝っているじゃないですか(@_@;) この予想外のどんでん返しに腰を抜かさんばかりに驚いてしまいましたが、NHK中継記者をして「球史に残る大逆転劇」を不意にして、ちょっとだけ後悔したかな? 「無線やっていて途中でTV見るのを止めました」なんて人には言えませんが、たぶんうちの市内でこのとき電波が出ていた局はわが貧乏電波研究所が唯一だったと思われます(笑)

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