少年ハムとFT-690
昨年8月のお盆シーズンの確か15日は8月に入ってからの低調な伝搬ぶりを払拭するくらい素晴らしく6mがオープンしたと思いましたが、その時に交信した少年ハムと思われる局から小学生らしい手書きの文字で書かれたQSLカードが届きました。3エリアから0エリアは長野に旅行に来ているような移動局でしたが、受信電界強度が上がったり下がったりしていて、モービルで移動中にお父さん所有のモービル機からコールバックをくれたのかと思ったら、何と往年の6mハンディというかポータブル機のヤエスFT-690の内蔵ホイップアンテナ2.5Wからの交信だったとのこと。小学生の少年ハムというのもレッドデーターブック入りの希少な存在ですが、その小学生少年ハムがmkIIの付かない自分の年より倍以上も古いハンディ機FT-690の内蔵アンテナで長野と北海道の交信を達成したというのですから、本人にとっても貴重な体験になった事だと思います。本人にとってどれくらいのサプライズだったかは伺い知れませんが、この体験がすごいと感じてくれたらずっと無線をし続けてくれるのではないでしょうか。しかし、今回届いたQSLカードの中でFT-690を使っている人が意外に多くて驚かされました。それもノーマルのQRPで使っている人もいれば、固定運用で使用するための純正10Wリニアを使っている人も意外に多く、FT-690の生存率・現役率は意外に高そうな感じです。やっぱりAMモードのある無しでmkIIの付かないただのFT-690のほうが好かれるのでしょうか? CWを運用するにはセミブレークインが効かないというような事をどこかで見たような気がしますが、それを言ったら固定機のIC-551だってオプションのVOXユニットを入れないとCWのセミブレークインが効きませんもんね(^_^;)
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