吹雪の中の6mオープン
サイクルのボトムから上昇に転じたと言われますが、たかだか2ヶ月少々ではコンディションの上昇を感じるべくもなく、例年だったらそろそろ21メガ辺りでも電離層の散乱でかなり近くのエリアまで聞こえる時間がありそうなものなのに、相変わらず低調な伝搬コンディションに推移していると思ってました。ちなみにここ8エリアの太平洋側は2月の末まで殆ど雪が積もらず、暖かい日が続いたため、そのまま春になってしまうのかと思いきや、3月の中旬過ぎから急に寒さがぶり返し、そのまま4月を迎えました。4月1日には一面の雪景色となりましたが、雪もこれで終わりと油断して冬タイヤから夏タイヤに換えた車が多かったようですが、4月も半ばのこの土日は急に雪の天気に逆戻りし、こちらも一面の雪景色に逆戻り。新学期が始まってからの積雪は我が町では記憶がありませんし、戻ってきてからももちろん始めての経験です。重い湿った雪で水分を多く含むためかダイポールアンテナのエレメントワイヤーにからみついてエレメントが垂れ下がっていました。これで強風が吹き荒れた日には各地の送電線で断線やショートが起きる事故が続出します。
そんな4月というのに冬に逆戻りした雪景色の8エリアでしたが14日土曜日の午前中はEスポに恵まれたらしくハイバンドのコンディションが素晴らしかったようです。21メガがかなり開いていていることに気が付いたのがすでに10時半近く。よもや吹雪の日に6mが開いているとは思いませんでしたが、試しに宮崎大のビーコンに周波数を合わせると、何とフルスケールで入感しているから驚いてしまいました(@_@;) SSB帯に周波数を合わせると鹿児島から熊本に掛けての複数の局と少し飛んで岡山県内の局が聞こえていますので、まず鹿児島は知覧町の移動局と交信成立。つぎにいつも鹿児島県内をよく移動運用しているおなじみの局の鹿児島市内の常置場所運用で交信成立。つぎに熊本は球磨村移動局と交信しましたが、その後急速にEスポ伝搬が上がり掛けてきてすでに岡山県内局は聞こえません。福岡の局で昨年は交信チャンスが無かった局がCQを掛けていましたが、ここは合併で新市に変わったため、ちょっとしたパイルアップとなったため、交信チャンス無し。その局が応答しているのを聞くと、福岡では1エリアから8エリアまで開いていたようです。ちょっと24メガに浮気したくなって24メガにQSYするとまったく聞こえる局がありません。試しに24.955でCQを掛けると香川県内の局から応答があり交信成立しました。その後10分ほどCQを掛けるも反応がありませんでした。50メガに戻るも交信済の局しか聞こえませんでしたが、さらにコンディションが落ちてきたようで、正午過ぎにはいつもの通り沈黙のバンドに返ってしまいました。
翌15日も朝から雪が降る8エリアでしたが、Eスポ2日続かずの例え通り、18メガから上のバンドは何にも聞こえません(^_^;)
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