異地点2局24/28メガ2バンド同時交信
最近、夕方からハイバンドの伝搬が戻り始めたような感じです。電波伝搬的には例年からすると5月の末から6月の中旬くらいに戻ったような感触です。8エリアに関しては6mで言うと16時台から18時台にかけて6エリアだけではなく3エリアから1エリアまでが広範囲にオープンすることに頻繁に遭遇するようになりました。
10日は18時前にリグの前に座ることが出来、さっそく6mのビーコンを聞いてみると、普段はJA6YBR/bくらいしか聞こえないものの、珍しく我がトマトの支柱アンテナでもJA2IGY/bがフルスケールで入感してます。慌ててSSB帯をワッチすると不思議なことに50.200付近でラグチューしている声しか聞こえません。試しに50.223でCQを出し続けたのですが、まったく反応がありませんでした。どうやらスポット的に開いているような感じでしたので、CWに切り替えてキーを叩くといきなり静岡市清水区の局からコールバックがあり交信成立。この局とは今期初で3回目の交信にして初めてのCWでした。さらに数分ほどCQを出しましたが反応がないためSSBでCQを出すと下伊那郡の局からコールバックがあり交信成立。どうやら静岡から長野の天竜川流域あたりにしか電波が落ちていないような感じでした。休日でしたらこの地域からもコールバックが沢山あるのでしょうが、平日の夕方だけあってその後数分CQを掛けても全くダメ。しばらくして24メガSSB帯にQSYするとかなりのQSBを伴いながら数局のCQが聞こえていて、その中でも交信歴のない千葉県は柏市のモービル半固定運用局にコールバックし交信成立。しばらくして28メガSSBをワッチしていると、何とこの局が28メガでCQを出しているのに遭遇し、すぐに10Wでコールバックして交信成立。同一地点でほぼ同一時刻の24/28メガ2バンド交信はさほど珍しいことではありませんが、この偶然はその後も続き、京都は城陽市のおなじみの局に24メガでコールバックを入れ、最初10Wで呼んだのですが、さすがにQSBの谷間ではコールが取りきれないらしく、100Wに切替えこの局との3バンド目の交信が成立。この局が直後に28メガにQSYしたために、まさか28メガでは聞こえることはないだろうと思って28メガSSBをワッチすると、この局がピーク59で入感してました。そのため今度は最初から50Wでコールバックを入れて4バンド目の交信が成立しました。1エリアと3エリアでほぼ同一時間帯に24/28メガの2バンドQSOがそれぞれ成立したのはさすがに初めての経験です。
その後1時間半ほどの中座の後、20時過ぎに50.244のSSBでCQを出すと茨城は笠間市の局からコールバックがあり、この局からCWのリクエストがあり、CWでも交信成立。50.176でフルスケールで入感するCW局がいたのでコールバックを入れる交信成立。東京は島嶼のJCG#だったので八丈島かと思ってクラスタに載せたら大島でした(^_^;) さらにその後50.244に戻ってSSBでCQを出すと神奈川の逗子、大阪の羽曳野の局からコールバックがあり交信成立。まだCQを出せばコールバックしてくる局がありそうでしたが、バンド内で聞こえる局もまばらになったためにその日はQRTしました。これからしばらく夕方から宵の口のハイバンド及び6mは要注意です。
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Comments
非常に興味深いブログです。前の方から一通り読ませてもらいました。これからちょくちょく来ます。
Posted by: イタリア車 | July 13, 2007 10:23 AM