ついに50メガで沖縄局と交信
1アマ取得後になって始めて運用を開始したアマチュア無線ですが、その直後に50メガの運用を本格的に始めてまだ10日+4シーズン目です。その間にGPから自作の2エレHB9CVアンテナにグレードアップしたりして交信を重ね、電離層反射波による交信で残す都道府県は同一エリアの北海道内と近距離の青森県・秋田県、さらに遠距離の沖縄県となりました。秋田と青森は函館近辺の標高500メートル内外の地点に移動して多素子アンテナのビームを向ければ比較的簡単にGWで交信できそうな感じなのですが、まったく移動せずにトマトの支柱で作った2エレのアンテナで10Wの出力で運用する限りはサイクル24のピークを待たなければチャンスに恵まれないかもしれません。遠距離の沖縄県ですが、3年前に大分の局と交信を終えた後にその局を呼ぶ沖縄は那覇の局の声がはっきり聞こえたのが唯一の経験で、今まで一度も交信に至ったことがありません。8エリアから入感情報クラスタに載ることもしばしばありましたが、どの局も15m以上のタワーに6エレ以上のビームアンテナを使用しているようで、サイクルのボトムの時期にあっては屋根よりちょっと高いだけの南固定2エレアンテナで8エリアから沖縄まで交信することはムリではないかと思ってました。
今年の6m & DOWNコンテストはメインの日曜日がちょうど地元の支部大会と重なり、新ひだか町まで出掛けなくてはいけないため、今年の6m & DOWNの参加は7日の21時からの夜間だけの参加になりました。この夜間の運用さえ、前夜新ひだか町宿泊というのを同行者のスケジュールが空かなかったことをいいことにムリに当日直行にしてひねくりだした時間です。これも4大コンテストの参加が1つでも欠けると参加証で日本列島地図が集まらなくなるからです。そのためだけの参加ですから1局あればいいのですが、せめて5局くらいと交信できればFBだと思ってました。21時のコンテスト1時間前くらいには弱いながらも開いていた6mでしたが21時近くになるとフェードアウトして聞こえない局ばかりで、ついに九州北部の局からも我が2エレのトマトアンテナでは識別できなくなりました。21時のコンテスト開始時点でSSBで識別できた信号は南九州の局と一局だけ強く聞こえる1エリアの移動局だったんですが、その強く聞こえた局がぬぁ〜んと「うちな〜」からの運用局でした。10日+4シーズン目にして始めての沖縄移動局だったので、素早く応答してコンテストナンバーを交換し、QSLカードの交換も厚かましくお願いしてしまいました(^_^;) しかしまあ、南九州がスキップしかけてから沖縄が強力に聞こえるなんて21メガの伝搬じゃないんですから「ありえない」と思ってましたが、Eスポの状況次第でこういうことも出くわすことがあるのですね。この状況は30分くらい続いてその後フェードアウトしてしまいました。考えるに8から2エレ程度のアンテナでも沖縄と十分交信できる季節と時間があるのにも係わらず、うちな〜んちゅは夜間は国内向けに6mの運用なんかする人が少ないから、いままで交信チャンスがなかったのかもしれません。これで50メガ帯においては岩手以南の都府県は全て交信済となり、残りは青森と秋田だけになりました。函館に移動を掛ければGWで一辺に50メガ特記のWAJA達成になる可能性は大きいのですが、そういう楽しみは後に取っておきましょう。結局この沖縄の局を含めて3局と交信してバンド内が静かになりそれ以上の局とは交信できませんでした。
| Permalink | 0
Comments
先日はこちら千葉から8エリアと6エリアが同時に開けて居ました。
普通どちらか片方の場合が多いのですが、珍しかったですね。
今年は少し、アクテビティが下がって居まして、全然50Mに出て居りません・・ワッチはしているのですが電波を出すまで行きません。
サイクル24が開けて来たら、我が家のベランダGPでも50MでDXできるかなと儚い希望を持っているのですが。
Posted by: JJ1AZX佐倉 | July 08, 2007 11:28 PM