交信中に停電(@_@;;)
今年はいつまでもコンディションに恵まれないと思いつつ気が付いてみればすでに夏至を折り返すことひと月が過ぎました。そのうちに九州から近畿地方まで梅雨明けしたようで、電波伝搬的にはすでに例年の8月末みたいな感じです。幾ら梅雨前線という大気圏の現象が10倍の高層で形成されるスポラジックE層の発生に関係する科学的な根拠がないといっても、何となく今年のハイバンド及び6m伝搬の低調さは例年と違う今年の梅雨前線の具合と関係あるのではないかと思いたくもなるものですが。
さて、15日から始まったJAIAアワードのボーナス局運用ですが、例年の7月ならEスポ2日で予定数終了といくところが今年は苦戦してまして、特に50メガは7月14日の午後にどかんとオープンした後は殆どダメ。そのため21メガで開いたときにのみこまめにボーナス局運用を行うことを繰り返している状態です。21ばかりやってますとたまには面白い伝搬に遭遇することもあり、午前中休みにした23日は各地で近接電離層伝搬があり、当方も電離層伝搬で海を挟んだ上北郡の横浜町から59でコールを受けたときには驚きましたね。昨年は青森市からコールを受けたことがありましたが、必ず相手局に「電離層伝搬ですよね?」なんて聞いてしまいます(笑)この日は6mで山形市からもコールを受けましたからかなり7-8エリア間の電離層密度が濃くなったのでしょう。しかし今年は7エリアから6mのコールバックがある機会も極端に減りました。
そういえば21メガで交信中に町内が停電になり、当然のこと無線機の電源もパソコンも落ちてしまって往生しました。別にリニアとエアコンを同時に使って(両方ともある訳がない)ブレーカーが落ちたわけではないのですが、念のため下の配電盤を見に行くと何でもないため、停電であることに気が付きました。葉山町の戦時中に乗船した船舶通信士のOBの方と3BAND目の交信中で、こちらが喋っている最中に電源が落ちた物ですから、一瞬何が起きたのか理解できず、結局は電気がなければただのがらくたの集まりです。3分ほどで復旧しましたがここ数年間で1回しかなかった停電に、しかも交信中に見舞われるなどということは初めてでした。しかし、固定設備で使っている限りは、電気が来なければ完全にアウトですね。再通電してからその船舶通信士OBのコールを呼んだのですが応答無し。きっと交信中に触雷して遭難信号を打つ間もなく沈没したと思われた…そんなわきゃないでしょうが、前回の交信でFT-101ZDを使っていることが知られているはずなので、たぶんリグが交信中に昇天してしまったのだろうと思われているかもしれません(^_^;)
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