今どき違法CB固定局で逮捕された人
地元新聞紙の報道によると、美唄市在住の自営業の男と運転手の男が自宅に高出力の違法市民ラジオ局を開設して運用していたのを総合通信局のDURASの電波探査によって発信場所を特定され、総通局から8月21日に美唄署に告発が合ったことから電波法違反でこの2名の逮捕に至ったということです。しばらく前に北見の方で同じく高出力の違法市民ラジオを開設していた固定局が逮捕されましたが、このときはかなり広範囲にTVIを引き起こし、それきっかけとなって電波探査で発信元を特定されたようですが、この短い報道からは電波探査のきっかけは判然としません。しかしまあ、今どき重点監視周波数帯で固定局を運用し、さらにどんなアンテナ設備を使っていたのかもわかりませんが高出力とわざわざ書かれるくらいですから数百ワットから数キロワットの電力でも掛けていたのでしょう。知らないということは恐ろしいことですが、本人達はおそらくどんなシカケで発信場所を特定されて警察に踏み込まれたのかもわかっていないのではないかと思います。最近は直前に電波法違反で罰金刑以上の処分歴がある人でも講習だったら免許が必ずもらえるという話が伝聞しているようですが、今度は捕まらないようにアマチュアの免許を取るという行為が、果たして正しいのかどうか…。
さらに岡山では局免が失効しているのにもかかわらずアマチュア局の運用を行っていた男が総通局に上がった複数の80条報告により総通局に摘発され、さらに資格外運用(4アマにも係わらず100Wの無線局を運用)も判明して従事者資格の停止66日の処分を喰らったという話を見ました。局免が失効しているので無線局の運用停止処分が出来ずに資格停止という処分に至ったようですが、本人「うっかりして局免の再申請を忘れていた」とでも言い訳したのでしょうか?とりあえず資格を持っているから不法開局の罪に該当せず、約2ヶ月間の資格停止で済むというのも少々処分が軽すぎるような気がします。しかし、電波行政を批判しても某協会の取材者証のように従事者免許を取り上げられる心配はありませんから安心です(笑)
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