IC-551 Sメーター0点校正
日曜日にずっと各バンドで8J8Sが聞こえないかと思って一日中ワッチしていた方には気の毒ですが、本日、朝から地元クラブの担当で8J8S北海道洞爺湖サミット特別記念局の運用がやっと全国バンドの7メガSSBで行われたようで、朝の出がけに交信し7メガの交信証発行を受ける権利を獲得しました。朝から7メガのコンディションはよかったようで、週明けの月曜日にも係わらずけっこうな小パイルアップを食らっていたようです。昨日の8J8S,2m移動運用時に430QSYを要求した局があり、それに便乗して3Wのハンディ機で430MHzも交信成立しましたので、早くも8J8Sとの交信は7,144,430の3バンドとなりました。10,18MHzのCW運用はいつでしょう?(笑)
ところで、昨日は朝方、非常に濃いEスポで6mでは九州南部から中部それと四国の南端がフルスケールで入感していたのですが、時間経過とともに早くも10時過ぎにはここ8エリアからは6m入感局がほぼ無くなり、夕方になってもこの状態は回復しませんでした。21時過ぎにごく短時間、FAIなのか6エリア佐賀でローカルラグチューしている声が聞こえましたが、6mバンドは沈黙のまま。そのため、かねてから気になっていたIC-551のSメーター0点校正に取り掛かります。それというのもSSBとAMポジションに於いてP.B.TUNEユニットを取り付けたことにより、回路の定数が変化するためか受信側で無信号でもSメーターが振っている状況に陥っていたためです。ユニット取設や本体取説にはその修正の説明のくだりが見あたらず、P.B.TUNEユニット無しの状態で本体メイン基板上のR87,88によって調整するとだけあったと思いました。実際にはP.B.TUNEユニットを装着することによって生じるメーターが振れた状態を校正するためにはR87,88は関係ありません。しばらくの間疑問だったのですが、IC-551Dは最初からP.B.TUNEユニットが標準だったようで、英語版サービスマニュアルにP.B.TUNEユニットの蓋を開けC25のトリマーを回すことによって校正するという記述を見つけ、実際にやってみるとあっさりメーターの針を校正出来ることがわかりました。本来はSSGを使って校正しなければいけないことはわかっているのですが、そんなものは当貧乏電波研究所にはありませんので、とりあえずダミーロードを接続し、無信号で針が振れないぎりぎりのところにC25を回しておしまい。しかしこれで2シーズンほど便秘のような状態だったのが解消し、すっきりしました。でもまあ、無線機をいじって故障や調整の部位を知るためにはサービルマニュアルは必須ですな
(^_^;)
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