関東甲信越梅雨入りの影響?
沖縄の梅雨入りが記録的に遅かったのにも係わらず、九州から関東甲信越までほんの数日間で梅雨入りしてしまいました。特に関東では平均より二十日も早い梅雨入りだそうです。梅雨前線という大気圏内の気象現象がスポラジックE層形成に対する影響というものは科学的に証明されていませんが、日本列島に平行に梅雨前線が横たわる天気図が見られるようになると、やはり6mのVHF電波をも反射するスポラジックE層が発生して6mバンド中が賑やかになる確率が高そうです。今年は沖縄の梅雨入りが遅れたせいか5月の6mの伝搬は例年になく低調でしたが、ここ数日間で急にコンディションが上がり、例年通り朝と夕方に国内局が強力に入り始めるようになりました。五月の末になってようやく年末の大風で片側のエレメントが吹き飛ばされた自作トマトの支柱製2エレHB9CVアンテナを補修し、やっと6mバンドにQRV出来るようになり、6mのワッチを再開しました。
本日は朝からコンディションが上昇したようで、4地点のイオノグラムを見ると各地点とも臨界周波数がかなり上昇しています。試しに50.017のJA6YBRビーコンにチューニングをあわせるとフルスケールで入感してました。あわててSSB周波数帯に移動すると4エリアの岡山から5エリアの香川のあたり局が何局か強力に聞こえています。50.223でCQを出して10局あまりと交信しました。中には500mWのQRP局もありましたが、少々QSBで上がり下がりがあったとはいえ、完全に情報のやり取りが出来ました。交信した局にXVですからベトナムの局と交信したという話を聞き、50.130にQSYすると猛パイルアップを食らっていましたが、我が屋根より少し高いだけのトマトの支柱製2エレアンテナでも確かにベトナム局がはっきりと受け答えしているのが聞こえました。さすがに猛パイルを抜くのは無理だと思って呼びはしませんでしたが、こんな自作アンテナでベトナムからの6mの声が聞こえただけでもちょっとだけ感動です(笑)ところが夕方、地元のおなじみの局が交信してレポート59を送っている6エリアの局が我がアンテナではまったく聞こえません(T_T)
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