18MHzで青森局と初交信
今年は本州の梅雨明けが早かったはずでしたが、今になってまるで梅雨時のような前線が本州にかかり、局地的な豪雨に見舞われた地域では河川の氾濫による被害を被ったところもあったようです。しかし、電波伝搬的にはやはり梅雨明けが早かった影響かEスポが北に偏る傾向があり、24メガでCQを出していたらロシアの沿海州からコールバックがあったりします。しかし今シーズンは6mに関してはなかなか7エリアと交信する機会が無く一番近い所でも太平洋岸は仙台近辺、日本海側は酒田です。もっとも岩手の二戸市からGWというよりも直接波での交信が一度ありましたが。
HF帯では21メガで函館・余市などの超近距離と電離層のスキャッタで交信するチャンスを逸しましたが、29日の出がけに21メガをワッチすると交信中の富良野局と東京局がフルスケールで入感しているのが聞こえました。こいつはもしやと思い、21メガの空いているところでCQを出すとすぐに青森の局からコールバックがありました。話を聞くと8の局が複数局聞こえているとのことです。この青森局も21メガで8の局と交信した経験は少ないとのことでした。当方も青森と21メガで交信したのは今回で3局目でした。奇しくも7月の20日から月末までの期間のみの交信です。21メガで他にも7エリア局からコールが無いかと思ってCQを出しましたが沼津と飯田からコールバックがあっただけでした。試しに18メガでCQを出すと別な青森局からコールバックがありました。18メガはあんまり使わないこともあり、今までの最短電離層反射交信は仙台から山形市のラインだけでしたが、最短距離を大幅に交信し、今回青森県局と18メガ初交信となりました。この青森局は以前に21メガで交信した3局のうちの1局でした。18メガも7エリアの局からコールバックがあるかと思いCQを出しましたが交信できたのは神奈川の2局のみ。21メガに戻るとすでに8エリア局もフェードアウトしていました。あと何回かこういうスポラジックE層によるスキャッタで超近距離伝搬に遭遇出来ると楽しいのですが、例年この状況が出てくるとまもなくEスポシーズンも終焉を迎え、秋型のコンディションに移行するようですね。
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