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July 23, 2008

JA1AAA局と交信

 18日の金曜日にたまたま空いた時間で21メガのJAIAボーナス局運用を行っていましたら、2003年から始まったJA1コールで見事AAAを引き当てた群馬は桐生の小林OMからコールバックをいただきました。氏は群馬でVEなども努められている国際派のハムですが、1ST QSOにも係わらず不躾にも長年の疑問をぶつけてみました。というのも、JA1AAAコールが最割り当てになった当初は50MHzの確かCWしか許可されていない無線局免許だったはずです。この免許情報を見たときには大変な「茶人」にJA1のトップナンバーが引き当てられたと思い、感心したと同時に144/430だけしか必要としないジャンボモービル系無線局にトップナンバーが渡らなくて良かったと他エリアの人間ながら安心したのですが…。この話を小林OMにすると、実は新規開局に使える技適の無線機がたまたま50MHzのモノバンド機しかなく、一端それで開局申請してから保証認定で変更申請をし、オールバンドの無線局免許にしていったとのことでした。小林OMがCQ誌に寄稿していましが、オリジナルのJA1AAA免許は当時まだ予備免許の時代に同時に3人の申請があり、電波監理局で3人の申請者でじゃんけんをしてその結果、たぶん当時早稲田の理工学部の学生だった岡村氏に渡ったらしいです。サフィックス2文字から3文字への初めての変更の時でもあり、全国でも初めての3文字サフィックス発行の際にこんなことが行われていたとは知りませんでした(笑)
 そういえば14日にJA1PXの秋田OMからリニアの調整をかねてコールバックをいただきましたが、秋田OMは放送局の技術者ということから電波監理局に広い人脈があったようで、8エリアJA8PJから本免許に至らずに失効したコールだったのかJA1PJというエリアを跨いだ同一2文字のサフィックスを獲得した方でした。秋田OMは放送技術者だけに、秋田OMが寄稿した初期のSSTVなどの技術解説にお世話になった方は多いのではないでしょうか。

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