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June 20, 2010

遅ればせながら

  昨日の土曜日はほぼ日中いっぱい6mのEスポ伝搬を待ち続けるもまったくの空振りで、JA6YBRのビーコンが聞こえる時間もほんのわずか。そのため新たに作り直した自作アンテナとIC-551の入りっぱなしになったRITのゼロイン調整が取れず、夏至に近いというのにいまだに6mの交信局数が今シーズンはゼロ! 気ばかりあせっていましたが、本日日曜は朝から伝搬状況が比較的に良好だったようで、久しぶりにバンド内がにぎやかです。そのため、満を持して50.263近辺でCQをかけると、まず伊勢市の今まで未交信の局からコールバックがあり、新たに作り直した自作アンテナで初交信が成立。いやあ、やっとこさ長いトンネルを出した感があります。ちなみに本日は関ハムコンテストを実施中らしくてその後も3エリアの局からコールバックならびにコンテストナンバー交換の要求があり、交信成立。今シーズンはアンテナ自作に手間取った分、余計にトマト支柱(園芸用支柱)で作ったビームアンテナから実際に電波が飛ぶ不思議が改めて感じられました。
 しかし、伝搬コンディション的には夏至近くなのにも係わらず、さほど強力なEスポが次々に発生して6エリアから7エリアまで満遍なく呼び倒されるというほどの状況ではなく、はっきり言って「例年よりかなり弱い」と言わざるを得ません。沖縄の梅雨明けが発表されたようですが、今後の6mの伝搬にどれくらいの影響を与えるでしょうか。

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June 16, 2010

6mのオープンが少なすぎる!

 アンテナの整備が終わってまだ短い期間ですが6m伝播観測を継続中です。夏至が近いというのにEスポの出現頻度は相変わらず低いままで、先週土日こそ大オープンの期待を込めて終日ワッチしていたのに、宮崎大のJA6YBR/Bもまったく聞こえないという2日間でした。そのうち14日の月曜には関東甲信越および南東北まで梅雨入りが発表され、今日あたりには東北一帯まで梅雨入りは発表されそうな梅雨空が広がっているようです。
 しかし、朝と夕方には6mやHFハイバンドのオープンがあってよさそうなものの、連日さびしい状況が続いていましたが、今日たまたま昼まで時間ができたのでイオノグラムの状況をネットで見ると国分寺観測点の臨海周波数が10メガ超えをし始めているようでした。急いで6mリグのスイッチを入れるとSSBバンド中にぎやかな状況が広がっていました。1エリアから北は聞こえなかったものの6エリアから3エリアあたりまで満遍なく交信する声が聞こえています。システムのリカバリーをしてからHAMLOG入れていなかったB5ノートにあわててHAMLOGをダウンロード。というのも今まで使っていたA4ノートではさすがに狭い机でリアルタイムロギングするには大きすぎるので、最近1800円で買った中古の古いB5ノートのHDDを交換して無線専用ノートに仕立ててしまったのです。まあタイミングが悪いのは生まれつきの性分で、A4ノートからデーターをコンバートしてさあCQでも出してみようと思ったら少しコンディションが落ちてQRTしてしまった局が多いらしく、イオノグラム上の臨海周波数も急激に下がっていました。10時台前半がコンディションのピークだったでしょうか。いまだにオープンは続いていますのでこれからまた大オープンの可能性はありますが、こちらは時間切れで無線機の前から撤収です(泣) 本日もまだ1局も交信しておらず、というのもRITスイッチが壊れて入りっぱなしになっていて、受信周波数と送信周波数のゼロインが取れておらず、いまだにCQを出している局に対してどれくらい周波数がずれているかがわからず、応答できないでいるからです。測定機はSSGを含めて揃っているのですが、精密測定するのが面倒くさく、CQ出して応答してくる局にRITを合わせてどれくらいずれているかを知ろうと思ったのですが。

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June 12, 2010

やっと梅雨入りした九州・山口

 今年は例年に比べて梅雨前線の北上が遅れ、本州以南では晴れの天気が続いたようです。梅雨前線はどのあたりにいたかというと、どうも沖縄近辺にとどまっていたことが多かったようで、沖縄も例年であれば本州付近にまで梅雨前線が北上し、梅雨明けしていたはずなのですが、この日記を書き込んでいる時点では九州と山口がやっと梅雨入りしたと見られるという発表だけで沖縄の梅雨明け宣言はまだありません。
 梅雨前線とEスポ形成の因果関係というと対流圏と成層圏という形成空間の違いがあって、果たして「関係する」という科学的証明がなされていません。またEスポの発生頻度とサンスポ活動サイクルの因果関係も「ない」とはいわれていますが、明らかに未だサンスポ発生数が極端に少ない昨年と今年はEスポの発生頻度も少なく経緯しているような気がします。
  科学的な証明がない経験則からいうと、本州南端に梅雨前線が居座り、もしくは移動性の低気圧から本州に沿って長い前線が横たわる今頃の季節に6m伝搬に影響するEスポが発生する頻度が高まるようで、昔からJA1KS氏が唱えたという「キングソロモンの法則」が言い伝えられてきた所以でもあります。
 いろいろ科学的な解釈が出来るのでしょうが、本州に梅雨前線が横たわっているということは、沖縄から台湾にかけての東シナ海では晴れて気温が上がり、海上から盛んに上昇気流が発生すると積乱雲が発生し、空気中の塵の摩擦で積乱雲の電位が高まり、成層圏の電離層電位に影響を与えて突発的に電子密度の高い電離層が発生するのかなぁ、などと考えたりします。このEスポ層は100キロ以上の速度で北に移動して日本列島に到達するなんて言われていますが、地磁気の影響にでもよるものなのでしょうか。
 今シーズンはアンテナの製作に手間取って5月中の6mワッチはまったく出来ていませんでしたが、それでもSWRの下がらないアンテナの調整中に限って6,5,4,3あたりがかなりオープンしている時間に遭遇しています。ところがいざアンテナの調整が完了した6月7日以降は自分の運用時間中にオープンに遭遇するチャンスがありません。本州四国九州の梅雨入りならびに沖縄の梅雨明けが遅れているという事実はありましたが、夏至近くなのにも係わらず、こんなに6mのオープン頻度が少ないシーズンも何か珍しいような気がします。特に夕方から宵の口にかけて例年であれば宮崎大のビーコンなら常に聞こえている日が多いのですが、今年は夕方のオープンが極端に少ないような。本州南端と九州が梅雨入りして6mの伝搬状況も変化が見られるか、経過観察を続ける必要がありそうです。

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June 11, 2010

6m自作アンテナでドツボにはまる(2)

 とりあえずマッチング部分をすべて新しく作り直し、エレメントの調整範囲を広げるために9ミリ支柱を長いものに作り直して調整範囲を広げるようにし、平日にアンテナの調整をしている暇がないので、翌週の週末に屋根に上って軒先に架台を吊るして手探りで調整してゆくと、当初の設計値よりかなり長めのポイントで50.20MHz付近でSWRが1.5以下に落ち着きました。これが大きな間違いの元で、このアンテナを屋根の上に水平に設置すると今度は完全にSWRが無限大くらいに離調してしまうのです。ここで完全にアンテナ自作のドツボにはまり込んでしまい、わけがわからなくなってしまいました。今まで3回ほど同じことをしてきて、今回に限って同じことが出来ないというのがまず原因究明がかなわず、さらに吊るしで完全に整合が取れているものが水平に設置すると全反射してしまう理由がわからず、さらに2週間ほどあれやこれや週末ごとに試すも原因が究明できずカレンダーは6月に入ってしまいました。
 そして徹底的にいままでのアンテナと異なる点を洗い出すと一点だけ異なるのは、今年のアンテナはいままでのアンテナと太いパイプと細いパイプの組み合わせの長さが異なるのです。全体の長さは同じなのですが、以前のアンテナより太い部分が30センチ長く逆に細い部分が30センチ短いのです。全体の長ささえ同一ならば大丈夫と考えていたのですが、HB9CVだけあってどうもエレメントの組み合わせの長さが異なると全体の静電容量が変わってくるのか今までのマッチング回路では整合が取れなくなってしまったようです。
 初心に立ち返って今までどおりのエレメント構成に直して軒先つるしで仮調整し、屋根上に水平に仮設置すると今度はSWRが2.0くらいで落ち着いていました。残念ながらSWRは1.7くらいにしか追い込めませんでしたが、今年はこれで良しとしましょう。カレンダーは6月5日になっていました。
  これで何とか自作アンテナのドツボからなんとか脱出できましたが、今度は昨シーズンから怪しかったIC-551のRITスイッチがどうなっているのか気になり、フロントパネルの分解に着手して、こちらも大変に難航し、いまだに今シーズンは6mでは一局も交信してません。RITスイッチは経年劣化でやはり割れが入っていて交換しなければ補修出来ませんが、とりあえずRITが入りっぱなしになっているので、そのままにしておきました。しかし、フロントパネル分解にどれくらいのコネクターをはずさなければいけなかったか…。これを元通りに戻すためには事前にしっかり写真を撮っておかないとあとで途方にくれることになりかねません(笑)

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June 10, 2010

6m自作アンテナでドツボにはまる(1)

 例年であれば4月の頭にはアンテナ整備が終わっているはずなのですが、今年は4月になっても天候が安定せず、雪まで降ってしまったことから一向にアンテナ整備が終わりませんでした。あまつさえ、年始の大雪着雪で倒壊したアンテナは4月の末になってもそのままで、立て直すために屋根に上ったのは5月の連休になってから。28メガのラジアルは根元から折れてしまったため、その補修はいまだに終了していません。
 すでに6mのEスポシーズンは始まってしまいましたが、2年に一度ずつ作り変えなければいけないトマトの支柱を使用した自作アンテナは昨シーズン中に寿命を迎え、冬場の強風で内部にさびの回ったエレメントの片方が飛ばされてしまったままだったのです。こちらも例年ならば4月の半ばごろには新しいアンテナを上げているはずなのですが、実際に作業に取り掛かったのは5月の連休過ぎからでした。まず、ホームセンターでトマトの支柱を必要分だけ購入してきましたが、2エレ分で300円少々。このトマト支柱ですが、中国からの輸入品で、おそらく空き缶か何かのくず鉄を溶かして芯に使用しているらしく、クオリティーとしては最低品質で、さらにポリエチレンの皮膜をかけて支柱に加工する以前にパイプの保管場所が露天にシートでもかけて保管されていたのか、皮膜を剥いてみるとところどころに錆が浮いているようなものが多く見受けられます。そのせいもあるのでしょうがアンテナのエレメントにして2年ほど経つと皮膜の紫外線劣化もさることながら内部の錆が広がってパイプがぼろぼろになってしまうため、2年が寿命となる所以です。まあ、材料費がほとんど500円以下ですから架台や同軸ケーブルさえ再利用すればエレメントの交換だけで最小の経費でビームアンテナが運用できるわけです。今年ホームセンターで購入したトマト支柱からアイリスオオヤマのブランドになりました。例年通り中国製なのですが、さすがにクオリティーコントロールが効いたためか中のパイプの表面には防錆加工が施され、ポリエチレンの皮膜も以前のものより若干厚くなったようです。これだけでも以前のトマト支柱より対候性に期待が持てそうです。
 以前と同じ長さに11ミリパイプと9ミリパイプを組み合わせてラジエーターとレフレクターエレメントを作成しHB9CVアンテナなので、位相差ラインとマッチング回路を古いアンテナから移植し、架台に仮組み立てして軒先から吊るし、エキサイターとSWR計をつなぐとまったくSWRの下がるポイントが見つかりません。そのため、同軸を使用したマッチング回路が劣化して静電容量が変わってしまったものと勝手に判断してマッチング回路と位相差給電ラインを新しく作り直すことにしたのがドツボにはまりこむ序章でした。
 
 

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