胆振日高支部の新アワードはなぜいつまでも開始されないか?
平成の大合併によって市町村が再編となり、各JARL地方支部などで発行されていたローカルの支部アワードなどもルールなどを見直してリニューアルスタートしたところが多いと思います。地元のJARL胆振日高支部も胆振日高賞というアワードが昭和50年から30年の長きにわたって発行され続けていましたが、ここ10年間ほどは年間に1〜2通くらいしか申請が無く、宣伝方法もさることながら合併新町の誕生などでルール改訂が必要となったため、新たに「新・胆振日高賞」というアワードを制定し、旧胆振日高賞の発行を平成19年10月末で終了、「新・胆振日高賞」を平成20年度から運用開始にするため、平成20年3月の支部運営会議で運用ルール、申請書類のフォーマットなどがすべて承認され、ネット上にもルール掲載のうえ、現支部長にアワードの印刷を引き継いでもらったはずでした。
ところが、それから2年以上も経過するのに、未だに新・胆振日高賞は運用開始されておらず、それはおろか、呆れたことに支部予算にアワードの印刷発行に関する予算さえ計上されていないのです。
そのあたりを時系列で整理すると:
平成18年7月 運営委員会にて新・胆振日高賞発行の為の専従委員任命
平成19年3月 運営委員会に専従委員からルールのたたき台提出
平成19年7月 旧・胆振日高賞の発行を10月末で終了に決定
平成20年3月 運営委員会にて新ルール及び申請書類等承認
支部長交代により新執行部にて準備でき次第運用開始予定
平成20年5月 支部長交代。すべての支部懸案事項・書類等を新執行部に
引き継ぐ
平成20年7月 支部大会の栞に新・胆振日高賞のルールなどが掲載されず
平成21年7月 支部予算にアワード発行費用が未計上
平成22年2月 支部長N村氏、他に立候補者が無く再選
平成22年7月 支部予算にアワード発行費用が未計上
このような経過をたどっており、現N村支部長に引き継がれた時点から現在まで何ら新・胆振日高賞の発行にむけての動きはなく、今年度もこのまま手を着けずに放置される公算が大きくなりました。 平成20年度の新執行部に関しては仕事を引き継いだばかりで、何かとシステムが機能しないだろうと1年間は静観しておりましたが、1年後の平成21年7月の支部大会ではさすがに支部のWEBとアワードが放置されている事実に関して質問が出、アワードに対して支部幹事のM氏が「胆振日高賞は平成の大合併で実情にあわなくなってきたので休止した」とかいう答弁をして新アワードが1年間放置されていたことが判明。どういう経緯で新アワードが支部の執行部間で伝達されておらず放置されていたのかはわかりませんが、アワード発行に向け作業を開始するという言質を得ています。
今年の2月に現N村支部長が支部長選挙に立候補し、無投票で再選されたということはJARLの選挙公報が届くまで知りませんでしたが、平成22年7月に行われた支部大会において、アワード発行予算未計上の質問に対して、この再選されたN村支部長は「アワードは実情にあわなくなったので休止している」と答弁し、参加者を怒号の渦に巻き込み、あまつさえ決算の詳細についても説明できず、というのも再選されてから支部幹事がすべて退任し、新しい執行部が一人もいないという異常事態に陥っていて、フォローする人間がまったくいないのです。20回近く毎年テーマを決めて技術向上のための「ニューメディア交流会」を運営委員会の承認無く独断で単なる一泊飲み会に変えてしまったことも支部会員の不信感と怒りを買いました。ということで、現支部長の任期の間はおそらくよっぽどの事がない限り、支部アワードの「新・胆振日高賞」は発行までに至らないことだと思われます。支部大会で執行部を辞めたM氏が「アワード印刷経費の見積もりまでは取ったんだけど…」と、そっと漏らしてくれましたが。ということで、全国のアワードハンターの皆様、ごめんなさい。おそらく現状ではいつまで経っても新アワードの運用は始まりません。なお、新・胆振日高賞のルール、申請用紙などに興味のある方はメール添付でお送りします。
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