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ここ数年のHF伝播の低調ぶりから、1月2日は2mの運用場所探しで難民のように市内中を車でうろちょろする状態が何回か続いてましたが、今年も少しでも見通し距離の稼げる場所で車が入れなければJ型アンテナに釣竿でハンディ機を使ってでも20局交信しなければいけないと覚悟を決めてました。
ところが1月2日の9時台から10時台にかけてはここ数年で一番の伝播コンディションとなり、なんとまるで夏のコンディションのように14メガから21メガまで開いてしまい、ほんの1時間半ほどのCQ出しで14メガモノバンドのみで25局の交信が達成できてしまいました。雪にたたられ、ハイバンドも開かず、いつものショッピングセンター屋上駐車場や高台の公園駐車場から締め出しをくらい、運用場所を求めて西へ東へ迷走していた数年間は何だったのでしょうか。なんか例年の苦労がまったくない分、拍子抜けしてしまいました。
14メガ運用開始直後は岡山県と広島県を中心にコールバックをもらっていましたが、時間とともに1エリアから6エリアまで広範囲に開け始め、北は千葉県から南は鹿児島まで交信できました。しかし、14メガでは神戸を除く大阪周辺部からのコールバックがありませんでしたが、18メガ21メガでは奈良周辺が強力に入感していたようです。14メガでは一時近接局の抑圧でまるで7メガのような状況もありましたが、最近はCW試験の撤廃で2アマ1アマ人口が10年前とは比べられないくらい増加した結果でしょうか?そうなったら14メガも特別なバンドじゃなくて7メガ21メガあたりと大差のない運用人口になりつつあるのかもしれません。
しかし、話は変わりますが、今日の状況から見るとサイクルのピークが近づくのにもかかわらずまったく伝播コンディションが上がらない状況から、今年は半年ほどで爆発的にコンディションが急上昇する可能性も出てきたような気がします。
もしかしたら昨日の鳥島沖マグニチュード7.0の地震の影響で電離層の電子密度が急に濃くなっていたとすれば、一時的な現象だということも考えられますが、地震と電離層電子密度上昇の関係というのはいまだに似非科学の域を出ないので、なんともいえません。これから起こる大地震の予兆だとしたら手放しでは喜べませんが。
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