« 130円で入手!PC-8801mk II MRの現役復帰への道 | Main | スタンダードC520のコンデンサー交換修理 »

December 09, 2012

旧型ハンディ機の修理

Handy_105128  ハンディのトランシーバというと携帯電話の技術的発展のフィードバックにより回路部品の集積化や電源のリチウム電池の小型化などにより、90年代半ばまでのハンディ機と比べると圧倒的に小型化して高性能となりましたが、その携帯電話の普及により電話代わりに仲間内での交信という用途が途絶し、もはや日中のV/Uバンドではトラック同士のお声がけ専用通信のような状態になりました。まさに携帯電話の普及が回路の高集積化の実現と需要の衰退という諸刃の剣になったようなものです。部品が集積化した今出来のハンディ機はたとえ壊れたとしてもアマチュアが修理に手を出すことは出来なくなりましたが、携帯電話の技術的発展以前のハンディ機ならば、かろうじてアマチュアが手をつけても修理調整が可能な回路設計のものが多く、実際にアマチュアのハンディ機修理例などはググればいくらでも出てきます。また90年代初期までのハンディ機は「私をスキーに連れてって」よろしくスキー場などのレジャーにおける仲間内連絡のマストアイテムで、昔のニフティーFSAKE仲間でもこのために講習で4アマを取ったという隠れ元YLがけっこういたものでした。このころがアマチュア無線局の開局数としてもピークだったようで、これらの需要層が携帯電話に移行して廃局してからアマチュア局も減少の一途をたどり、それに従いこの年代のハンディ機はオークション上に常に一定の数が出回っています。当方も開局当初は技適機種のハンディ機一台で局免を取得し、上級免許を取るまで一年の間ひたすら144/430 F3 10Wという局免に甘んじていた期間があり、「初交信は14メガ」を目標に、一年半後に1アマを取得して初交信は14メガを達成したのはいいとして、結局ハンディ機は最初の局免取得手段にしか過ぎず、その後も殆ど交信には使用していませんでした。しかし本業が獣医のHさんという登山家が各地の山の頂上からJ型アンテナを5Wのハンディ機に繋いでかなりの遠距離交信しているのを実際に何回も交信して、ハンディ機の用途も捨てたものではないと再認識したきっかけになりました。
 先日、元JARL支部長からどれも電源が入らなかったり動作がおかしいという無線機の修理調整(TW-4000 2台、IC-02N、C460)を頼まれて、内蔵電池交換から電池パックのニッカド交換、一部のコンデンサー交換と周波数計によるFずれ調整などにより取り合えず全部モノになったのにスイッチが入って、最近は古パソコンの修理再生と平行してジャンクの古ハンディ機の修理調整を何台か始めました。何台か修理完了させましたので、追って修理の経過を発表していきたいと思います。


| |

« 130円で入手!PC-8801mk II MRの現役復帰への道 | Main | スタンダードC520のコンデンサー交換修理 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 旧型ハンディ機の修理:

« 130円で入手!PC-8801mk II MRの現役復帰への道 | Main | スタンダードC520のコンデンサー交換修理 »