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May 26, 2013

瓦斯流量流速計算盤(尺)

130526_125956  もうはるか昔の話ですが、住んでいた千歳烏山周辺が都市ガスの6Bから13A液化天然ガス切換工事の時期とかさなり、1年しか使っていないすべてのガス器具(とはいってもコンロとガスストーブのみ)に追加部品を取り付けて13A対応にするため、東京ガスの調査員がやってきて器具の型番を記録し、忘れたころに真鍮を削りだしただけの部品が届けられ、切換当日に再度係員がやってきて器具に部品を取り付け、不完全燃焼等で発生する一酸化炭素などの点検後にやっと天然ガス化対応工事が終わるというプロセスで、そのたびに何時に現れるかわからない係員を待つために会社を半日くらい休まなくてはいかず、わずらわしい思いをしたことがあります。というわけで、東京ガスには何年もお世話になっていながらこの五芒星にGのマークはすっかり忘れさっていました。なんでも1985年に今のように変わったらしいのですが、北海道炭鉱汽船をはじめ、鉱工業関連の会社は災害避けという意味から五芒星を使った社章が多かったのでしょうか?特に安倍晴明ブームとは関係ないようです(笑)
 なぜか福岡から入手した「瓦斯流量流速計算盤」はコンサイスっぽいつくりで、ケースはまるっきりコンサイスです。おそらく東京ガスの発案でコンサイスに特注した円形計算尺だと思っていましたが、材質はなんと厚紙にゲージを印刷した紙を貼り付けてビニールをラミネートした紙製計算尺でした。説明書がないので詳しくは解説できませんが、流体力学がらみのダクト計算尺同様に圧力とパイプ断面積と流速の関係は計算機をたたくよりはこういう計算尺のほうが圧倒的に簡単のようです。表面と裏面の両面構造で、基本的には直径どれくらいで長さがこれだけのパイプにどれだけの圧力を掛ければ流速がどうなるかの相関関係を見る計算尺で、まあ、プログラム電卓にプログラムを組んでしまえば簡単なことですが、各ファクターをキー入力なしに変えて一発で数値が出てくるのは道理でアナログの計算尺のほうが便利なわけです。こういう計算尺を何に使ったと問われれば、現場ではなくおそらくガスの配管設計などに補助的に使用されたのでしょうか。いったいどれくらいの数を作ったのかわかりませんが、いままで我々の眼に触れなかった事実と東京ガスの特注ということもあり、おそらく1000点弱くらいのロットで作られたのかもしれません。表面の尺は流量が一時間当たり1立米のごく少量から果ては50万立米というパイプライン並の流量まで、パイプ径は1インチから40インチまで、管延長は1mから10万mまで、流速が秒速0mから50mまで、圧力が1mmから20000mm/Hgの相関関係で数値を導き出すようになっており、それぞれ低圧と高圧別々の尺を有しています。裏側は圧力単位がkg/平方センチメートルですが、こちらはどういう使い方をするのかちょっとわかりません。表面との関連で使う尺なのでしょうか。
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