うちにネコを入れてしまった!11 メインクーンの毛色の変化
うちのメインクーンはメインクーンとしてはスタンダードな毛色であるブラウンで、さらにクラシックタビーという左右の胴体にアメリカンショートヘアで日本でも認知されるようになった渦巻紋のあるキジトラ猫です。 これは日本の猫にはなかった縞模様だったはずなのですが、一時のアメリカンショートヘアブームで遺伝子が交雑してしまい、いまやノラネコでこの縞模様を持つ猫なんぞ珍しくもなくなりました。今や日本猫としてのはっきりした特長を持つサバトラ白や白黒の牛模様で尻尾の短いボブテイルの猫なんざほぼ絶滅品種です。
黒や白などのソリッドカラーの猫は生まれたときから毛色が変わることが無いと思いますが、うちのはブリーダーさんから我が家にやってきてから一月くらい、ちょうど生後3ヶ月齢のベビーコートが生え変わって短毛種のように変身したときに毛色が変わり始めました。
もともと明るい茶色が顔周りから背中にかけて分布していて、この明るい茶色のメインクーンを見かけなかったために、一種の一目ぼれして導入した猫だったのですが、だんだん顔周りの茶色の毛先がだんだんシルバーっぽいベージュに変化してしまい、いまでは赤ちゃん猫時代の茶色でふさふさした印象がまったくなくなり、くすんだベージュに濃い茶色の縞模様の猫という感じです。見かけが変化したといって別に愛情が薄れるわけではありませんがソリッドカラー以外の猫は毛色が子供のときと大人のときにはがらりと変化することはあらかじめ理解しておいたほうがよさそうです。
ところが生後6ヶ月を過ぎてまた毛色が変化してきたようで、背中の明るい茶色が戻ってきて心なしか顔周りの毛にも微妙に茶色が戻ってきたような感じがします。抜けた毛を観察すると一本の毛が層に分かれて毛が伸びると毛先の色が別な色に変化してゆくようで、最終的には元の明るい茶色に戻るのかもしれません。まあ、これは今後の楽しみではありますが、ひげもうちに来た当初は真っ白だったのですが、だんだんと一本の毛の一部がブラウンに変化していき、今は白いひげと根元茶色真ん中白先端また茶色のまだらなひげが混在しているという感じです。また尻尾の毛も当初は濃いブラウンに微妙に明るいベージュが縞になっている状態だったのですが、4ヶ月目くらいからだんだんと尻尾がのびて毛がふさふさになるにしたがって尻尾の上面が濃い茶色、裏面が明るいベージュの縞模様というように変化してきました。
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