うちにネコを入れてしまった!14 ネコアレルギー
実は当方、子供のときからアレルギー持ちで、子供のときは青魚を食べれば必ず蕁麻疹が出てしまい、小学校3年の時には全身の蕁麻疹で入院してしまうほどでした。また北海道には杉花粉症がありませんが、6月の末になると道端に蔓延るイネ科の牧草花粉アレルギーによって7月の終わりまで目のかゆみ、慢性的な鼻づまり、くしゃみにに襲われます。さらに9月にも花粉症のおかわりがきて、霜が降りるころになってやっと落ち着くということを繰り返しています。逆に東京にいたときには2月末から5月くらいまでの杉花粉シーズンを乗り切ればあとは平気でした。食物アレルギーは子供のときから比べると劇的に改善を遂げたのですが、これは冷蔵したまま輸送する技術が発達して魚を獲ってから流通するまでの温度管理がしっかりしたことにより流通過程で魚にヒスタミンが溜まらなくなったことが大きいのではないかと思っています。ところが唯一ホヤだけは食べると5回に1回ほどいまだに蕁麻疹が出て病院のお世話になってしまうのですが、それだけ獲ってからの温度管理がシビアなのでしょう。ホヤ好きなのですが、スーパーで殻つきを買って食べるのを一切やめてしまいました。また、皮膚の刺激アレルギーというのかどうかはわかりませんが、腕にかばんをぶら下げたりすると取っ手の刺激で接触部分がみみず腫れになってしまったり、ある種の合成洗剤による刺激で常に主婦性湿疹という手荒れでステロイド軟こうと保湿剤が欠かせません。
昔、皮膚科で血液検査してもらい、アレルギーの因子を調べてもらったことがあるのですが、アレルギー体質としてはかなりなものだとお墨付きをもらってしまったこともあるのです。
普通だったらこんなアレルギー体質だったら猫とか犬は絶対にNGだろうと思うのですが、不思議なことに一つ屋根の下で猫3匹と同居していたときもまったく平気した。犬は外飼いの犬と子供のときから接触がありましたが、こちらも平気だったので犬も平気なようです。そのため、今回猫を家に入れるにあたって、年齢的に体質が変わっていたら困ると思いましたが、やはりまるっきり平気でした。
しかし、世の中には犬アレルギー猫アレルギーを錦の御旗にして自分の飼い犬飼い猫を他人に里子に出してしまう人が大変増えてしまったように感じます。中には「昨日、ペットショップで買ったばかりですが、家族の一人がアレルギーになってしまい、至急新しい飼い主を探します」などという身勝手な人まで出てくる始末です。「生まれた子供がアレルギー持ちでやむを得ず新たな飼い主を探します」や「結婚相手がアレルギー持ちで一緒に暮らせなくなりました」などはまだ汲むべき事情が少しはありますが、「飼ったはいいが家族がアレルギーになったからいらなくなった」は理由になりません。また不要になったペットは最近の保健所では引き取らないところが多くなり、家族のアレルギーを理由にした「飼育放棄」が激増してきたのではないかと思います。それならなぜ買ったのか、引き取ったのかと問い詰めたいところでが、引き取り手がなければ、車で遠いところに運んで放逐してしまうのでしょうか?
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