うちにネコを入れてしまった!5
猫の名前はかねてからそう名づけようと決めていたベルク・カッツェ(山猫)を考えていました。ブラウンの縞猫なので、山猫らしい風情はあるのですが、しかしそれではあのガッチャマンの敵役のイメージが強すぎるので、ミドルネームをいれてベルク・フリードリッヒ・カッツェで通称ベルクとしました。本当は飼い主でも忘れてしまいそうな長い名前、たとえば寿限無とかピカソのフルネームとかそういうのにあこがれるのですが、飼い主が忘れてしまっても間抜けでミドルネームひとつ入れるのにとどめてしまいました。普段はベルクとしか呼ばないので何の意味もありません。
猫を飼うにあたって、これからいろいろとイタズラをしてくれるでしょうから、そうならないうちに考えられる予防策はいろいろしておいたつもりです。家具で爪を研がないようにダンボールの爪研ぎ器を置いておくようなものですが、性格がビビリというだけあって自分の知らない物に手を出そうという気はまったくなく、2階と1階リビングから他の部屋に出て行くという気もまったくなかったようです。また、生後2ヶ月少々で、まだ体重も1kg弱というような手のひらに納まるような幼猫ですからまだ家具の上に上がって物を落としまくるという悪さも出来ません。しかし早晩高い所によじ登って物を落としまくり、被害をこうむることは目に見えているので、猫タワーを導入するしかなさそうです。
昼間は1階で、夜は2階につれて行くということにしたのですが、第1日目の明け方にトイレに行くために1階におりて戻ったあとに子猫が跡形もなく消え去ってしまいました。表立ったところはすべてもぐりこまないように100円ショップのネットや新聞紙で塞いであったのですが、このありさまです。なにせまだ名前を呼んでも返事をするわけではなく、まだ腹が減ったといって表に出てくる年齢でもありません。ふと思い出してベッドのマットレスを剥がしてベッドの敷板を開けてみると、ベッドの隙間から中にもぐりこんだ子猫が見つかりました。キャリーケースに入れて部屋を出ればよかったのですが、こんなところにもぐりこむとは思いもよらず油断していました。翌日ホームセンターに走ってベッドと壁の間に発泡スチロールで作られたブロックを挟み込んでベッドの下にもぐりこめなくしたの言うまでもありません。(続く)
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