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February 08, 2017

スプリアス規制後までの無線局延命作戦その2

 JARDに申請した移動局の変更申請でしたが、デジタルモードの付加装置付きのTS-690SATの他に下駄代わりの軽自動車に載せる貰い物の144/430の20Wモービル機をはじめ、あとはジャンクで購入して修理調整してものになったハンディー機の数々をまとめて10台になりました。

 変更申請書は付加装置の部分に関してはけっこう厄介なところがあり、最初は手書きで申請書を起こしていたのですが、結局はフリーウエアの「局免印刷」のお世話になりました。このフリーウエアはデジタルモードの申請もほぼそのままのデフォルトで構わないのですが、1.9MHzのデジタルモード、特にJT65などは占有帯域幅が適合するためにボーレートなどの説明書きに特記事項を加えないと申請がおりないようです。そのためネットの情報をもとに特記事項を加える予定でしたが、これが今ひとつ理解出来なかったため、JARDから問い合わせが来てあとから修正することを前提に局免印刷デフォルトの内容で提出してしまいました。
 5000円を最初に振り込んでその領収書を添付した保証申請書と変更申請書の束を簡易書留で送付したのが平成28年の6/12。ひと月程経っても何ら申請内容に対する問い合わせがないため、内容が間違っていないかどうかの問い合わせをメールで送ったらこの返事が届いたのがそれから二週間後でした。やはり「このままでは1.9MHz帯のデジタルモードが通りませんのでこの部分を削除すればすぐに書類を総合通信局に回します」ということだったので、即日ネットで調べたモードとボーレートを特記事項に加えることで申請が通るはずだから、何なら事項書を印刷し直して送りますとの回答メールを送ったらこれがまた返事がなかなか来ず、2週間後に返事の催促をして返事というか「調べて8/12までに回答する」という返事が8/6日に来ました。

 さすがはスプリアス認定保証の準備でサンプリング調査に手間がかかって多忙なのだろうとあきらめモードでしたが、メールのやり取りに往復2週間というのも大変な話です。このままでは移動局の免許の期限が10/15と迫ってきてますので、先に「保証認定と変更申請を出願中」という備考を付けて一足先に移動局の再免許申請の方を総合通信局の方に電子申請で提出してしまいました。

 8/12になっても何ら回答がメールで届かなかったJARDでしたが、8/15にいきなり「8/12付けで保証認定が降りて書類を総合通信局に送付した」なる郵便物が届きました。結局約束だった回答は8/12にありませんでした。まあこれで一件落着のはずですが、せめてひと月ぐらいで保証認定が降りると思っていた物がまるまる2ヶ月掛かるというのは付加装置を申請したということもありますが今ま提出した保証認定になかった長さでした。

 その後月末に総合通信局のほうから電話があり、再免許申請分の免許があがって来ているけど、変更申請のほうも受理されているので、どうするかとのこと。それで二度手間にならないよう変更申請の局免があがったらそちらの方を送付してくれるようにお願いしました。

 そしてデジタルモードが加わった新たな局免が9/9付けで交付となり新たに10台の無線機が許可を受け、移動局の無線機の台数が合計17台になりました。結局は保証認定の書面を提出して総通局から新たな局免を受け取るまでまるまる3ヶ月掛かった計算になります。スプリアス実態調査の真っ最中ということもありそこに人手を取られたためか、タイミングが悪かったとしか言いようがありません。

 これでHFを含む移動局免許が平成33年10月まで有効になり、その期限までは使用出来る事になったわけですが、問題は固定局のほうです。
真空管しかない固定局をどうするか?その問題はしばらくは先送りしてしまいました。
(続く)

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