IC-551再度のご奉公
昨年11月のJARDスプリアス確認保証の認定漏れしていた6mモノバンド機のIC-551(10W)が4月の追加認定されました。
当局の運用スタイルとしては6mは独立したアンテナから独立したリグがつながっているのが理想的でどうもHFと50MHzが合体したリグが使いづらく、ましてHFと50MHzのアンテナを切り替えるのにいちいちリグの後部まで腕を伸ばしてスイッチを切り替えなくてはいけないような機種はダメです。
昨年シーズン、IC-551が認定漏れしたことと、移動局のメインをTS-690Sにしたことで早々にIC-551を撤去してしまったのですが、デジタルモードの付加装置を追加したTS-690Sその他まとめて10台の保証認定をJARDに提出するもののJARDで保証認定まで2ヶ月掛かり、さらに総合通信局から免許状が届くの1ヶ月の合計3ヶ月を要し、結局免許状が届いたのが9月の半ばでした。
そのため、昨シーズンは何かいつまでも懸案事項が解決しないことに嫌気がさしてHFも6mも交信数ゼロ。ニューイヤーパーティーからニューイヤーパーティーまでの間の交信数がたったの2局のみというそういう情けないアクティビティーだったのです。
しかし、4月の保証可能機種にIC-551が追加されたことにより平成34年11月30日を超えても確認保証さえ受ければ使い続けられる目処がたち、今年の6月になってIC-551を元に戻して2エレのHB9CVのアンテナと再接続しました。
今シーズンの初交信は6月5日の午前中。2年ほど前からどうも夕方よりも午前中にオープンすることが多くなった6mですが今シーズンは午前中にリグの前に座る機械があれば極力6mをワッチするようにしています。スキャッターによる近接Eスポというほどの距離ではありませんが、今シーズンすでに7エリアの宮城岩沼市と山形市に繋がっており、どこまで北のほうまで繋がって距離を縮められるかという6mやり始めのときのようなわくわく感がいまさらながらよみがえりました。
ところで快調に使用していたIC-551でしたが、以前とくらべて表示が出て音が出るのにタイムラグがあり、そのうち周波数が勝手に初期値に戻る、SSBの復調がおかしくなってスイッチを入れなおすととたんに沈黙してしまいました。内蔵のスイッチング電源がついにいかれたようです。ファイナルを飛ばしたときもそうでしたが一番6mが開くシーズンに限って何らかのトラブル巻き込まれます。でもスイッチング電源だけのトラブルなら外部の電源から13.8Vを供給すれば使えるはずです。実はIC-551を入手した直後にIC-551用の純正DCコードを入手しており、そのありかもすぐに判明したために外部電源を繋いですぐに復活しました。
内蔵スイッチング電源はコンデンサーチェックするためにすでに外してあり、これが無いだけでけっこう放熱には有利かもしれません。
ただ、内蔵電源だとコードを繋いでいる限りはメモリーが維持されて事前に使用した周波数がキープされているのですが、外部からの電源供給だと外部の安定化電源のスイッチを切ると周波数が50.1000に戻ってしまうのが超わずらわしいのですが、これは慣れの問題でしょうか?
ちなみに4月の保証可能機器の追加リストによるとTS-520V、TS-820V、TS-820Xの真空管ファイナルの10W機3機種があらたにスプリアス保証可能リスト入りしました。3機種とも持っていないので関係ありませんが(笑)
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