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October 20, 2018

CPU-26A/P 米軍航法計算盤(フライトコンピュータ)

Cpu26p 主に固定翼機で比較的に小型の単座複座の米軍機で使用されたCPU-28A/Pという形式の付いた航法計算盤です。形体と内容は第二次大戦中に開発されたE6Bという航法計算盤の改良版ですが、狭い機体の中でも使用できるように小型化されているのが特徴です。ちなみにE6B系統の円盤部分の直径が5インチなのに対してCPU-26A/Pの円盤部分の直径は3,1/4インチほどしかありません。計算尺にしていうと10インチ尺に対する5インチポケット尺という位置づけでしょうか。s
 おそらくはクラムシェル式に蓋が開いて物が収納できるニークリップボードに合わせたサイズなのだと想像しています。また黒いプラスチックのアイレットが設けられていますが、機体の機動でGが掛かってどこかに飛んでいかないように、また胸のポケットからすぐ取り出せるように首からランヤードでも掛けていたのでしょうか?軍用ゆえに簡単なブラスチック製というわけではなく総金属製の航法計算盤です。 
Cpu26p_2
 使われた期間も長く、数も多かったためか製造メーカーは何社かあるようで、この個体はFELSENTHAL INSTRUMENTS Co.という会社が米軍に納めたものであり、MIL.SPEC.No.MIL-C-27216AとCONTRACT No.AF36(600)-16489 FEDERAL STD.No.FSN6605-064-6911、ならびにちゃんと官有物を表すU.S.PROPERTYの刻印が打たれています。メーカーによってビニール製のシースの形状色合いが微妙に異なっているようです。
 E6Bで出来る事はすべて網羅していると思われます。AIRスピードの表示によって固定翼機用と回転翼機用があるらしいのですが、詳しくはないので同種の回転翼機用の形式名はわかりません。
 これは以前大阪の軍装品屋から入手したもので、おそらくは中古のフライトジャケットのポケットあたりから出てきた余禄だと思われます。昔、学生時代のアルバイトで払い下げ品の仕分けしていた経験があるので、こういう衣料品関係からガムやキャンデーはもちろんのことポケットナイフやライターなどの小物が出てくることは何度かありました。PORNO雑誌の頁を切ったものなんていうのもありましたね(笑)

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