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October 25, 2018

技研 No.206 8" 検定試験初級用計算尺

 山梨の甲府に存在したプラスチック製計算尺を主にOEM生産していた技研工業のNo.206 検定試験初級用計算尺です。多くの技研計算尺同様にこちらも未使用のデッドストックで出て来たものです。
 8インチサイズの√10切断の計算尺で2乗尺3乗尺を備える取立てて特徴に無い学生用計算尺ですが、何をして検定試験初級用としたのか、その意図がよくわかりません。内容的にはNo.45にK尺が加わったHEMMIのNo.45Kに変わりません。
 構造的にはバックプレートにアルミの板を芯にしたプラスチックの3層構造を持つプラスチック製計算尺で、いまだに狂いも無く滑尺もスムースに動きます。このアルミのバックプレートが加わり、滑尺さばきを自由に調製出来るのでスピード勝負の計算尺検定に向いているということなのでしょうか。
 説明書の商品リストの価格は昭和38年1月現在とありましたので、その前後の製造ということになります。というよりも技研が自社の名前で計算尺を販売したのは昭和37年から昭和40年頃迄に限られるので当然ですが。
 面白いのはC尺とCF尺の1と10を表す目盛の1に逆ベース型の囲みが付いていることで、これはほかに見た事がないような。位取りを間違えないようにしろというコーションの意味合いなのでしょうか?ケースは黒の擬革紙の貼り箱です。
206
206_2

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