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November 19, 2018

OPAL 8X30MM 7.5°Zタイプ双眼鏡(オパル光学)

Dvc00304 オパル光学の8X30 7.5°CFタイプの双眼鏡です。オパル光学という会社は製造業者コードがJ-B248とかなりの末番で、おそらくは昭和40年近辺の創業ではないかと思われます。何となくマークがターゲットのようなマークなのでもしかしたらジェームズ・ボンドの流行った昭和40年頃というのもあながち外れていないかもしれません。
 このオパル光学のOPALブランドの双眼鏡は国内向けの商標らしく輸出にOPALブランドで出回った様子は無いようです。はたして輸出用としてどういうOEM製品があったのか知りたいところです。製品は8X30,7X50,10X50,16X50,ズームの10-30X50くらいしかないようで、しかもズームは大塚光学のOEM製品のようです。これらを見てもオパル光学独自の特徴のある製品は見あたらず、技術的にどうのこうの評価するべき会社ではなかったような印象です。
 送料が安かったので同じ北海道内から入手したOPAL 8x30mm 7.5°のZタイプ双眼鏡でしたが、若干プリズムにカビはあるものの全般的には酷使された様子も無くわりにきれいな個体でした。分解前に遠くの送電線鉄塔を覗いてみましたが視軸もあっており、一旦分解してもエキセンリングの調整だけで視軸は合わせられそうです。
Dvc00305


 中の状態は鏡体内部の反射防止が甘く、簡易的な塗りで済ませてあるために内部反射がコントラストに影響しそうで、プリズムは対物、接眼側ともにノンコーティング。レンズは対物接眼ともに割と薄めのシアンコーティングでした。オーバーホール後に実際に覗いてみた感じではコントラストも解像力もやや物足りません。特に像面のピントが合いそうでいてかっちり合わないような感じで、なにか光軸自体が合っていないのではないかと疑ってしまうような個体でした。まあいろいろ輸出用8x30mm 7.5°のスタンダードな双眼鏡はいままでいろいろ試しましたが、見え方に関しては並以下というような評価で、特に線がやや太く見えてしまうような傾向を感じました。大手のニコンや準大手の岡谷ビスタに比べるのは酷ですが、日吉光学や大塚光学にも遥かに及ばず格下の双眼鏡だと感じてしまいます。まあ輸出用の板橋双眼鏡としても正直やや物足りなさを感じます。

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